« 日本テレビに行って来たよ。 | メイン | 男子三日会わざれば刮目して待つべし。 »

2007年05月23日

●最高にカッコいい男。

hotei.jpg

さて、本日は広尾にて打ち合わせ。
前年度のLOCK ON ROCK Auditionでグランプリを獲得し、今年メジャーデビューする
大阪の二人組・ELECTRIC MAMAを、プロデュースして下さる布袋寅泰さんに引き合わせる
イベントがあったので、布袋さんの所属事務所・IRc2に連れて行ったのです。

仙台坂近くの閑静な住宅地の中に所在するIRc2に、ちょっと早く着いてしまったので
軒先で少し待っていたら…

「よう!久し振り?。」

と言いながら、布袋さんがなんと自転車で登場!
「いやー、自宅が近いから自転車で来たんだけど、暑いね今日!」と仰いながら現れた布袋さんは
肩にライカを下げ、ジャージに赤いフレームのメガネ、という至ってフランクな出で立ち。
「まーどうぞどうぞ。」と進められてオフィスに入りました。
普段はベントレー・コンチネンタルの後席から、葉巻+サングラスで登場!というシーンがデフォなので
びっくり仰天しました。

打合せには布袋さんの他、IRc2のK社長・T取締役・Sマネージャと、彼らのデビューレーベルとなる
TOSHIBA EMIのH氏も参加し、デビュー盤の方向性について話し合いました。

打ち合わせやライブ・番組立ち会いの時にいつも感動するのですが、
布袋さんはとにかくオトナでカッコいい。
偉大なる実績と、素晴らしい作品を世に送り出し続ける大人物の驕りが一切なく、
誰に対しても常にフランクでフラットなのです。

まずELECTRIC MAMAだけでなく、僕らとも握手であいさつして下さり、
打合せは真剣でありながらもユーモアを交えることを忘れず、皆をリラックスさせ、
まだ音楽家としてペーペーのELECTRIC MAMAの意見に真摯に耳を傾け、
彼らの意向を尊重しつつ、プロデューサーとしてのクリエイティブプランを提案する。
それらが何一つ押し付けがましくなく、自然な所作として顕れるのです。
そのおかげでELECTRIC MAMAの二人は、緊張しながらも、自分たちの音楽へのこだわりや
これからの活動に向けての意志などを臆せず話すことが出来たのです。

あくまで傾向値でしかないのですが、何か大きなことを成し遂げた人って
若干の尊大さを持つことって仕方がない部分があるじゃないですか。
強烈な哲学やこだわりがあるからこそ成功するし、それ故にその哲学が強く前面に出るっていう。
ところが、布袋さんは徹底的に「対話と提案」のコミュニケーションなんですよ。

勿論、布袋さんには布袋さんなりの哲学や自負があり、時として他者と衝突することもあるでしょう。
ただ、若い二人の考えを充分に引き出し、彼らのクリエイティビティを刺激する形で
自身のプロデュースを行う、という姿勢は、全くもって理想のプロデューサー像を具現していました。

エアフレイムの取締役に就任して、いま僕が非常に難しいな、と思っているのが
組織の上長として、どのようにスタッフと組織をいい形で前進させていくか、ということ。
スタッフのいい所を引き出し、モチベーションを引き出しつつ、自身の目標や組織の思想を
狙った所に向けていくというのは非常に困難なことです。
それを肩ひじ張らずに出来ている布袋さんは、僕にとって最高にカッコいい男であり、
理想の人間像です。

また、布袋さんのデビューの頃から二人三脚で走り続け、おそらく布袋さんの
現在の人格を構成する主要因となったであろうK社長や、それを支えてきたIRc2の皆さんにも
純粋な敬意を持って居ます。

打合せが終わり、それでは引き上げますか、と席を立ったら
「今日はありがとう!」と再び握手を求めて笑顔になる布袋さん。カッコ良過ぎました…。
この人と一緒に仕事が出来ている幸せを噛みしめつつ、いつまでも仕事していけるだけの
信頼を勝ち取るため、日々努力しよう!と思いました。頑張るぞ!

SOUL SESSIONS
SOUL SESSIONS
posted with amazlet on 07.05.23
布袋寅泰 土屋アンナ RIP SLYME DAVID SANBORN 井上陽水 町田康 Char
東芝EMI (2006/12/06)
売り上げランキング: 39209

現時点での布袋さんの最新アルバムです。超COOL!です。
個人的には「タンタルスの誤読」と、僕が初めて布袋さんの作品に名前をクレジットして頂いた
「Stereocaster」がイチオシです。
ちなみに、このアルバムにも名前をクレジットして頂いております。超感激(涙)