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2011年04月18日

●個人的震災対策メモ(会社編:その2)

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弊社のキャビネットや引き出し類は、現在ガムテで止めています。

さて、個人的な震災対策メモ。会社編のその2をお届けします。
今回も本論に入る前に、まずこの記事をお読み下さい。


アウターライズ地震 発生の懸念、小さな揺れで大津波も
毎日新聞 4月17日(日)20時16分配信より引用

 東日本大震災後、各地で地震活動が活発化する中、震源域東側の太平洋プレートの内部で、
大規模な「アウターライズ地震」の発生が懸念されている。
マグニチュード(M)9.0の巨大地震の影響で、太平洋プレートに大きな力がかかっているため。
過去には最初の大地震の2カ月後に発生した例もあり、
気象庁は「発生すれば大津波警報を出すようなケースも考えられる」と話している。

 アウターライズ地震は、陸のプレートの下に海側のプレートが沈み込む境界面で起きる
東日本大震災のような地震の発生後、境界面より外側の地域で発生する地震を指す。
プレート境界面の破壊後、海側のプレートの浅い部分に引き延ばそうとする力が働くため、
プレート内部で正断層型の地震が発生する。

本文の続きや図解はこちらをご覧下さい

<会社編:その2> ※自宅編と重なる部分は省略します。

・大きな地震の後、キャビネット類の開閉には充分注意を。
 →3/11の震災後、14日の月曜日に滅茶苦茶になった事務所を片付けたのですが
  一通り作業が終わった後、お茶を入れようとキッチンの戸棚を開けた瞬間に
  中でシェイクされた様々なものが一気に落下してきました。
  今回はお茶やらプラカップだったので怪我などはありませんでしたが、これが重量物だったら…。
  二次災害を避けるためにも、大きな地震の後は、キャビネット類の開閉には注意しましょう。

・自社の避難経路は事前に確認しておく。
 →弊社は14階建てビルの13階に所在するため、3/11の本震、それに続く大き目の余震の度に
  かなり揺れます。体感的には実際の震度に1を加えるような印象です。
 →また、決して新しい建物ではないので(昭和53年ごろ竣工)、長周期地震動に拠る
  躯体の損傷も懸念されます。ちなみに今回の長周期地震動は、比較的最近の建築物でも
  ダメージを与える可能性が懸念されています。
 →弊社は現在、社員の出社を基本的に避けていますが、それでもオフィスで作業する場合は
  鞄などの荷物一式は必ず玄関傍に置くように指示しています。
 →その上で、緊急地震速報を伴うレベルの地震が発生し次第、オフィス入口にドアストッパー
   (特に酷い時はスチール製の傘立て)を挟んで閉じ込め対策をしています。
 →また、弊社ビルには非常階段が東西2箇所ありますが、どちらも一度上り下りして
  経路を確認しています。

・会社ではラジオ+Google Chromeで緊急地震速報をキャッチ。
 →これは自宅編でも若干述べましたが、弊社にはTVが無いので、業務時間中は常にラジオを
  つけて緊急地震速報を受信できるようにしています。Google Chromeの緊急地震速報エクステンションも
  利用しています。
 →会社でのラジオ聴取にradikoを使用している方も多いと思いますが、radikoは実際のOAより
  それなりに遅延して配信されているので、緊急地震速報は全く役立ちません。
  (radiko用の音声には緊急地震速報を乗せない局もあるようです)
  くれぐれもご注意ください。
 →同様にワンセグなども、放送波のデコードなどによる遅延を考慮した方がいいです。
  その意味では、やはり地上波アナログラジオが最も信頼できると考えていいと思います。

・緊急事態時の集合場所を予め決めておく。
 →弊社は、3/11の本震発生時に社員全員がバラバラに行動していた為、安否確認だけでなく
  集合に非常に難儀しました。
 →僕はオフィスで震災遭遇後、裏の青山小学校の校庭に避難していたのですが、
  その間に他の社員が皆オフィスに一度ずつ(階段で)上がりました。
  全員がオフィス近辺を目指したのは良かったのですが、電話が使えない状況の中で
  行き違いが複数発生した訳です。
  これは余震のことを考えると、非常に危険であったと反省しています。
 →そこから考えると、非常事態が発生したときはどこに集合し、そこで安否確認を行う…と
  事前に取り決めておいたほうが良いと思います。

今回はこのような感じでしょうか。
次回は「避難編」と題して、避難時・帰宅困難時に気付いた点をお話します。