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2011年06月28日

●ジョージへの道遠く。

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今日の東京はとても青空が綺麗でしたね。

さて、世の中ではホリエモンのヌードグラビアが話題ですが(リンクはしません)
彼の裸体を観ていたら、ダイエットを始める前の自分のボディラインに酷似しておりまして
改めて「もう二度とデブには戻るまい!」との決意を新たにしています。

昨年12月半ばから始めたダイエットは、明日で200日目を迎えるのですが
幸いなことに21kgから22kg減の状態を維持できています。
BMI値もほぼ22なので、これなら問題は無いかと。こんな体重、多分20年以上ぶりなのです。

ただ、体重を減らすという一点に目的を絞り込んだ為
体重の減少とともに筋肉の落ち方も著しいものがありました。
せっかく痩せても、情け無いボディラインがそのままなので、これではイカンと肉体改造を決意。
ここ二週間ほど、朝晩のトレーニングを続けています。
もともとウォーキングは結構頑張っていたので、腰から下の筋肉量は然程落ちていません。
よって、目下徹底的に上半身を苛めております。
最近は、会社に誰もいない残業時間などにも暇をみつけてトライしているのですが(笑)
ようやく大胸筋と腹筋の線はきちんと出てくるようになりました。
でもまだ腹筋は割れていないし、ウエスト周りには脂肪があるんですよねぇ。
自宅や会社で道具を使わずにできる、ウエスト痩せの運動はありませんでしょうか?

ちなみに僕は、俳優のジョージ・クルーニー氏にとても憧れていて
まだダイエットに取り掛かる前は、よく
「痩せたらちょっとはジョージに似てくるんじゃね?」と、随分アタマが沸いた思考を持っておりました。
体重を落としたあとに、やっと気付いたのですが
どうやら僕とジョージは、同じホモ・サピエンスであるにも関わらず
骨格から何から全く似ていないようです…。

2011年06月24日

●節電のモチベーション。

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昨日はこの位まで照明をガマンしてみました。
ブラインド越しに六本木を眺めたら綺麗でした。

今日はとても暑かったですね。
埼玉県の熊谷では、14時過ぎに39.8度を記録して、6月の観測史上最高値を更新。
同時に東京電力の供給余力も一時10%を割り込むなど、梅雨も明けないのにかなり厳しい状況です。
ここ青山も大変な暑さで、ちょっと銀行に…と近所に出掛けただけで汗が流れるほどでした。

巷間節電が叫ばれ、どこに行ってもその話題が溢れていますが
ちょっと心配なのが、お年寄りや小さいお子さん、ご病気の方がいるご家庭。
節電の為に体調を崩しては、元も子もありません。
そういったお宅では、きちんと冷房などを使ってくださいね。

ですので、今夏の節電は
必要としている人々に電力を譲る…という感覚で励みたいなと考えています。
僕らが、「ここはカットしてもいいよな」と思う電力を譲ることで
冷房が必要な方、充分な電力が必要な施設や機関・住宅に余力が回って欲しいと願っています。
自分の祖父母や両親、子どもを想うように、知らない誰かを考えて節電していく積りです。

株式会社SEVENでは、本日はいま使っているパソコンと電話以外の電源はすべてOFF。
普段はラジオを聴いていますが、これもradikoでPCに統合。
日没も遅いので、照明も小さいものを、ギリギリまで待ってから付けようと思います。
また、ありがたいことに弊社は風がとてもよく通るので、空調も当分は不要。
室内の気温は18時現在で31度ありますが、
弊社スタッフは屋外イベントの経験が多く、暑さには耐性がありますし、
デスクワーク時は会社に置いているハーフパンツに履き替えていますので快適です。
TUBEなんぞを聴きながら仕事をしています。

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弊社流クールビズ。もちろん往訪・来客時は着替えますよ!

(少なくとも東電管内では)節電を強く意識しないといけないのは、午後から日没が中心。
夜間や深夜などの、比較的供給余力に余裕がある時は、無茶な節電には余り意味はないようですので
程々で頑張って参りましょうね。

2011年06月22日

●出会いはムズカシイ。

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今日の時計はeposの3241RBM。
そろそろメタルブレスの時計の季節ですね。

さて、ここ最近手巻の綺麗な時計が欲しいので、暇さえあれば探しております。
先日、ブランパンのとても美しい時計(しかも未使用品だった)をオクで見つけて
大蔵大臣の公的資金投入の認可を取り付けてまで挑んだのですが、アッパレ敗北。
ただ落札額と相場を考えると、もっと頑張れば良かったなぁと返す返すも残念です。

また別の日は、長崎のお店でオーデマ・ピゲのとても綺麗な時計を見つけて
メールで問い合わせをしたのですが、通販はしてくれないとの由。
「長崎にいらっしゃった時はぜひ覗いてみてください」…ってアホか!(笑)
これも無念でしたなぁ。

どっかの時計屋さんではありませんが、「宝物と出会う」というのは非常にムズカシイですね。

人との出会いもそうですが、すべての条件や環境が揃った状態で
ドンピシャの邂逅が果たせれば、これほど幸せなことはないのですが
当然興味や予算、時期などがそれぞれに変化しますから、
ヨッシャヨッシャ…と鷹揚に気に入った時計を買っていくことも出来ません。
ああ、toto当たんねぇかな(笑)

ということで、目下ブランパン、オーデマ・ピゲ、ジャガー・ルクルト、ヴァシュロン・コンスタンタン辺りを
パトロールしています。もちろん、日々のブレゲ探しも怠ってはおりませんが…。
全国の時計屋さん、いい情報があったらぜひ当方までお知らせ下さい。
でも予算はありません(笑)

2011年06月21日

●蚊取り線香を置いてみた。

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流石に蚊取り豚までは用意しませんでした。

さて、節電に励まねばならない今夏。
幸いなことにこの梅雨は、雨が少ない割に気温が低めなのでまだ凌げていますが
少しずつ準備を進めています。
今年のコンセプトは「昭和の夏」。
まあコンセプトを建てるほど大袈裟なものじゃありませんが。

先日も書きましたが、持ち歩き用に扇子を購いまして
また会社用に、さきほど蚊取り線香を買ってきました。
あの匂いが好きなので、早速点けております。
そうすると随分気分が出てきますので、今度は葦簾と風鈴でも買ってくるべいか、などと考えています。

僕らが子供の頃は、こんな凌ぎ方が当たり前で
クーラーなんて風呂上りくらいにしか使わせて貰えなかったのですが
いつしか年中エアコンを使うようになり、
70年代の省エネだ節約だなんて言葉は忘れてしまい
結果、ヒートアイランド現象で更に街は暑くなる。
地球温暖化だとかそういうものもあるのかもしれませんが、人為的な原因も多いのではないでしょうか。

夏の夜、扇風機の弱い風で、蚊取り線香の煙を撒きながら
蚊帳の中、開け放った窓を覆う天の川を見ながら眠りに就く…なんて生活が
却って愛しく、遠く手の届かないものになってしまったような気がします。

節電の原因を思えば、遣る瀬無さでつい後ろ向きな気分になりそうですが
ちょっとでも昔の夏を振り返り、その知恵を再び活かせるような日々になればいいなと思っています。

2011年06月19日

●イメージってなんだろね。

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このブログでAKBネタを扱うとは自分でも意外(笑)

さて、巷で話題の「江口愛実」騒動。
江崎グリコの「アイスの実」の広告に、突然現れたAKB48の新メンバー・江口愛実という女の子が
実は既存メンバーのパーツを集めたCGだったということで、それに批判が集まっているとか居ないとか。
この記事を読んで、Twitterに「(CGだからって)怒るという感覚が理解出来ない」と書いたところ
TwitterやFacebookに色々なご意見を頂き、大変興味深く拝読しました。

で、その中である方が仰っていたのが

「アイドルに限らず、信じていたり憧れだったりする人が嘘だったり裏切られたりされたと解ったとき
平常心で居られることのほうが難しいです。」

…という内容。

これに対して僕は
「自分の抱いていた印象との齟齬が怒りに変わる、というのは確かに僕もありますが…
リアルの人間関係限定で。」とお返事しました。
ただその後、ちょっと待てよ、と自分の考えにブレーキをかけたのです。
リアルだろうがTV越しであろうが、「(自分が抱いていた)イメージと違う!」っていうのは
やっぱり「印象の受け手」の勝手かなぁ、と。
で、そこからイメージ(この場合は印象という意味で)について考えてみました。
そうすると、どんどん自分の中の考えが展開していったのです。

イメージというのは「送り手」「受け手」双方に存在します。
こんな風に見られたい、こんな印象を与えたい、と思う自己演出が送り手のイメージで
そのイメージを基に、送り手の存在を自分の中で一定の位置に置くのが受け手のイメージ。
ただそれは、往々にして齟齬が生じやすい。
何故ならイメージとは、送り手・受け手ともに自身の物差しで設計し、出力しているものだから。
で、その物差しとは決して絶対不変の尺度ではないんですよね。

例えば僕は、初対面の人だけでなく、あらゆる人に対して自己演出をかけて出力しています。
でもそれは、相対する人によって少しずつファインチューニングされています。
それによって、それぞれと良好な人間関係を築きたいと願っている訳です。
それは相手も多かれ少なかれ、同じなのかなと思います。
円滑な人間関係を望む人にとって、それは悪意ではなく、単なる「手法」なのでしょう。

ただその演出したイメージに、文法的な破綻が生じると、相手を失望させてしまう。
これに対して「勝手にイメージを作りあげたのはあんたでしょ」とはやはり言い辛いですよね。
だったらその振り幅を持たせてイメージを出力すべきだったのだろうから。

AKBの件について、とても参考になった意見に

「まあハナっから『会いに行けるアイドル』っていうコンセプトで火をつけておきながら、
会えないアイドルを作るのは裏切り行為でしょう。アイドルに対する距離感のなさを
最初から商売にしていたわけだから。」

…というものがあって、確かになァ、なんて思ったのです。
ベースとなるコンセプトが破綻すると、不信や怒りを買ってしまう。
イメージ戦略の一番の危険性って、その「コンセプトのブレ」にあるんでしょうね。
例えそれが嘘であったとしても、コンセプトが破綻しない間は、イメージは共有できると思うのです。

僕はある点について、人間不信が強い傾向があるので
人によっては「これこれこう云うことだけはしないでくれろ」と強くお願いすることがあります。
そしてそれが為されてしまうと、もう相手との信頼関係を維持できなくなる。
これは相手のイメージに信頼は置けないけれど、それでもイメージを維持する(したい)ために
保険をかけているのでしょう。
僕も結構歳ですから(笑)相手のあるイメージに全幅の信頼を置くほどナイーブではないものの
(ちょっと云い方が悪いですね。「イメージにも振り幅を持たせられる」の方が正しいでしょうか。)
それが破綻することを受容するのはまだ難しいということなのではないかと考えています。

人間関係にコンセプトなんているかぁ?…と感じる方も多いと思いますが
多分僕らは、必ず相手に対してなんらかのコンセプトに基づいて自己演出していると思います。
そのブレが少ない人ほど、強い人(或いは他者からの評価を気にしない人)なのではないかと。
で、ブレ幅が多い人は、「内在する自我」よりも
「他者のイメージを集積する自我」が強いのではないでしょうか。

ただ、後者は文法的破綻のリスクが大きいと考えます。
簡単に言うと、「ボロが出る」ということですね。
人間関係というのは年を経るごとに拡大していきますから、
ブレ幅が大きいとイメージの収束を維持するのが難しくなりますよね。
事実、美しい言葉で素晴らしい内容を話す人が、実体はそうでもなかった…なんてことも
経験的にありました。
大いなる自省を込めて、このイメージという面妖な存在をもう少し考えてみたいと思います。

2011年06月13日

●鳥頭と老眼。

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手巻ウィーク続行中。
今日は、祖父の形見のウォルサムです。カラトラバ風のデザイン。

さて、ダイエットに成功して以来(依然20kg減を維持しておりますよ!)
「若くなったよねー」なんて言われて喜んでいるのですが
実際には「これって老化!?」と思うような事象が増えております。

ひとつは物忘れ。
今朝は出かける直前に「会社にジャケットを一着置いておこう。」と思っていたのに
ほんの一瞬別のことをしている間にど忘れ。結局ポロシャツだけで出社してしまいました。
また土曜日は、出かける前に「あかぎれの指に薬を塗らなきゃ」と思っていたのに
これも煙草一本を喫う間に忘れておりました。幾ら何でも鳥頭すぎるだろ。

もうひとつは老眼疑惑。
最近、電車の中で携帯の画面や本を読むときに、かなり距離を取らないといけないのです。
もともと裸眼視力が1.5から2.0と非常に良いので、老眼は早めに来るよ、なんて脅されていたのですが
まさか40歳で…ねぇ?(誰に聞いてんだ)

例え中年肥満から脱却しようと、若作りの格好をしようと
肉体は確実に老い衰えるのだなと恐怖しております。
あ!最近クラシック風味の時計を好むのも、老化現象のひとつなのか!?
いつか髭に白髪が混じるのではと戦戦兢兢としております。
髪は最早白髪が勝ち気味になってますからね…。

ちなみにクラシック風味の時計と云えば、目下気になっているのは
フレンチ・マニファクチュールとなったペキネのリュー・ロワイヤル。
フランスは、1970年代にLIPが機械式時計の製造から撤退して以降、
マニファクチュールがなかったそうです。

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左の黒ダイヤルモデルがイイなぁ、と。

自社ムーブでデイデイト・パワーリザーブインジケーター・ムーンフェイズ。
これがSSケースなら70万円アンダーというのはなかなかですね。
設計はグルーベル・フォーシィ出身の人だそうで。
最初その安さから、もしかして別の中華思想の国生まれ?…なんて邪推したのですが
サルコジ大統領が「出生証明書」なるものを授与した位ですから本物なのでしょう。

問題は、マニファクチュールムーブメントの初期型って、トラブルが多いと聴くこと。
そして、メンテナンスコストの問題ですよね。よって様子見です。
とは言え、様子見していても評判が出てくるほど売れるのかという問題はありますが…。

2011年06月10日

●手巻ウィークと徒然思考。

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今日はオリエントのWV0021DT。
この時計のレビューはこちら

<あくまで書きたかったのは時計の話題。>

さて、今週は月曜日から金曜日までの5日間を全て手巻の時計で過ごしましたよ。

月曜日:オメガ デ・ビル
火曜日:ブレゲ クラシック Ref.3210BB
水曜日:ジラール・ペルゴ 二眼クロノグラフ
木曜日:ローマー コンピテンス・オリジナル
金曜日:オリエント WV0021DT

写真はこのサイトで随時アップしております。

最近、手巻の三針・カレンダーなしの時計が一番イイなぁと思っておりまして
先日もYahoo!オークションで、ブランパンを競り落とそうと思って失敗したりしていたのですが
カジュアルスタイルで仕事しているのに、クラシックなイメージの時計がトレンドのようです。
夏はどうなるのかなぁ。


<今日思ったことを徒然に。>

・朝、バタバタと準備しながらハッとしたのですが、最近「チビッ子」という表現、聴かなくないですか?

・夕方、某所で打ち合わせをしていた時に感じていたのですが
 厳しい言葉が飛び交っても、キツい内容の仕事でも、価値観が揃っていると楽しい。
 逆に、どんなに優しい言葉を並べられても、向き合う人と価値観がズレる仕事は辛い。
 ペライチの企画書に三日掛かったり、10ページの企画書が3時間で出来たりっていうのも
 その辺があるんだろうな、と一人で得心しておりました。

・で、その打ち合わせの帰りに上のことを考えていたら
 ふと「優しさ」という言葉について思考が脱線しました。
 女の子が例えば「あなたの優しいところが好き」って言ったりするとき
 彼女が指す優しさって、実は「自分に都合よく立ちまわってくれること」を意味してないか?…と。
 そんな人に「あなたは優しい」とか「あなたは強い」って言われても
 喜んじゃいけないよね、なんてどーでもいいことをぐだぐだ考えておりました。

・更にそこから思考が逸脱しまして
 「自分の中で信じるものが増えると、相手に合わせる優しさは減ってくかも」と考えていました。
 価値観だったり、人生観だったり、宗教観だったり、そんなものが明確になってくると
 そこを曲げてまで人に迎合することを是としなくなるんだろうなぁ、と。

これらの思考は、電車の中や打ち合わせ中にパラパラと淡く考えていた程度なので、
時間のある時にもう少し深めてみたいなと思いました。ですので備忘として記述しました。
(チビッ子はどーでもいいですw)

ではでは、皆様も佳い週末をお迎え下さいませ!

2011年06月08日

●僕のセンス、どう?(駄洒落)

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この夏は、これで乗り切れ!

今日はお昼から汐留の某メガエージェンシーで打ち合わせ。
で、帰りに新橋駅のコンコースで扇子を見かけました。
節電の夏ですから、僕も一本買っておこうと寄りましたところ
どうしても2本からは絞り込めず。
結局2本とも買って会社に戻りました。

北斎の「凱風快晴」と、四神が描かれたもの。
赤富士は華やかで、なんといっても天下の名峰が描かれていますから気分がイイ。
一方四神の方は、柄まで含めて真っ黒なのでシックでこれも良し。
どちらもお気に入りです。

ちょっとこじつけると
「日本のてっぺん」が描かれた赤富士は、アグレッシブに行くべき時に。
四方に気を配り、遺漏なく物事を進めなければならない時は四神を。
そんな風に、気分に応じて使い分けようかと考えています。

この、僕のせんす、どうですか?(←クドい。)

●成長の難しさ。

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ネクタイを締めて営業に出る日もあるのです。

さて、最近「会社ってどうやって成長させるの?」と頭を痛めています。
弊社は目下4期目。売上こそ毎年増えているものの、利益は黒字・赤字の繰り返し。
売上の絶対額が大きくないので、ひとつの案件の去就に大きく影響を受ける悪癖があります。
なるべく金額が大きくて、しかも契約期間が長い安定した案件を増やしていけばいいのですが
そのようなホームラン案件ばかり狙うと、足元の資金状況が不安定になっちゃうのです。

で、資金のための案件も、将来のための案件も、同時並行的に営業するのですが
営業を頑張れば頑張るほど、当然忙しくなります。
「足元案件」はすぐにおカネになるけど、金額が小さい分、数をこなさなきゃいけませんし
「ホームラン案件」は成約まで長い時間、粘り強く作業をしなければなりません。

特に資金状況に問題がある場合は、足元案件をたくさん獲らなきゃいけませんが
そうなると業務量が増えてスケジュールが埋まってしまう。
しかも中には、業務と経費だけが延々と先行して出て行くものなどもあったりして。

じゃあ人を増やそう…となると、これが簡単に誰かに振れるものではないのです。
スキルの高い人を雇うにはおカネがかかりますし、
おカネがかからない人には仕事を任せきることは出来ません。
結果自分を使い倒すしかないので、モーレツに仕事をこなして行かなければならないのです。
まあそりゃ当然なんですが…うーむ。

では、一時的にキャッシュリッチな状況を作って
社員を増やして研修したり、腰を据えた案件開拓をしようとすると
銀行融資などが選択肢に浮上してきます。
ところが金融機関は「会社のいまの状態」を凄く重視するんですね。
そうすると、「余り儲かっていない小さな会社」として評価されるので
なかなか思うように融通してもらえず。(まあその評価は正解なんだけど)

あーもうッ!出口がねーよっ!

幸いなことにこの1ヶ月ほど、新しい基軸の案件を提案して回っていたところ
徐々に反応が出始めています。これは是非大きな流れにしていきたい。
またお客様からありがたいお声掛けを頂いて、そのプロジェクトに参加するなどもしています。
どうやらこの夏は物凄く忙しくなりそうです。
本当にありがたいことなのですが、そうなると一日24時間では足りなくなる訳で…。
今後の営業と受注に関しては、かなり慎重にならなければいけないようです。

弊社が提供するサービスは、属人性の強いものが多いのが問題。
まあ、Project Boutiqueというコンセプトを掲げて営業しているんですから当たり前ですね。
暫くは腹を決めて、猛然と挑むしかないのだと思います。

2011年06月06日

●昏い水底から。

霧笛荘夜話

霧笛荘夜話
価格:580円(税込、送料別)

浅田次郎氏の著作には
どうにもならない境遇に喘ぎながら、それでも生き抜こうと足掻く人々がよく登場する。
そしてその周りに、まったく逆の天衣無縫なキャラクターを配することも多い。
「天切り松 闇がたり」の左文字楼の康太郎であったり(彼は彼で「廓の子」という懊悩があるが)
「聖夜の肖像」の久子の夫や、「霧笛荘夜話」の眉子の前夫であったりがそれだ。

育ちの良さと、そこから来る如才のなさに
主人公は息苦しさや切なさを感じ、傷つく。
その天真爛漫さは、時として主人公の心や人生を破壊する一因になったりもする。

この「育ちの良い如才なさ」は
育ちの悪い人間にとっては居心地が悪く、相手はその善意故にそれに気づかない。
或いは、誰が見ても「良く出来たもの」が
実は受け容れる側にとって
苦渋に満ちた判断を問われていることに気づかない。
育ちの良い「当たり前ですよね」や「仕方がないですね」は、
相反するものにとって身を切られるようなものであることさえある。

昏い水底から見上げる太陽は
眩しいことは判るのに、揺らめく波で常に歪んで見える。

その水底に棲み続けるのか
或いは陸に這い上がるのか
一足飛びに空を翔けるのか
それは本人の意志に拠るものだけではないことは
水底の視線を意識してから知ったこと。

その上で、どうやって世間様と折り合いをつけて生きるのか。
不惑を迎えても、なかなか答えは出ない。

ただ、誰彼構わず自分の棲処に引き摺り込むような
そういう生き方はしたくない、と思う。

多分それは、自分に約束できる
唯ひとつの矜持なのだろう。