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2012年01月20日

●From Russia with ...sound?

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やはり43mmは大きすぎる。しかもこの時計、ラグが長いんです…。

さて、今度こそ?2012年最初の時計です。
今回購入したのは、ロシアのアビアートル(AVIATOR)の2612/1421637です。
ロシアンウォッチも初めてですが、何と言っても今回はアラームウォッチです。
鳴らすとこんな感じ。


セミのような音。

正直、これで起床するのは無理ですが
例えば「1時間後にあのお客さんに電話しよう…」などと考えている時はとても便利です。
アラーム用インデックスは15分刻みですが、セット後に2時位置の竜頭を押し込んだ瞬間に
ズレてしまうので、○時ぴったりに鳴らしたい!という用途には向いていません。
この辺は、ロシア的感性と捉えればいいのでしょうか?(笑)

このアラーム付きムーブメントは、ポレオット(パリョート)のCal.2612。
どうやらアドルフ・シールド(AS)のCal.1475のコピーのようです。
ポレオットの前身であるモスクワ第一時計工場は、スイスのエボーシュ・ヴィーナスから
Venus175の製造ラインを譲り受けて、Poljot3017を作るなどしていますので
このCal.2612もそのような経緯で誕生したのかもしれませんね。
とても興味深いのですが、この辺は読み始めると切りがないのでまだあまり調べていません。

質感は正直に申し上げて、予想よりは良かったけれど、凄くいいとも思いません。
普通の中華時計と同じくらいのクオリティではないかと思います。(針はペラペラですが…)

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4時位置の赤い矢印がアラーム用の針。
中央のディスクごと回転する構造になっています。文字盤はキリル文字。

悪くないな、と思ったのは竜頭。2時位置のアラーム用と、4時位置の時計用それぞれには
きちんと識別用にイラストが刻まれています。

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但しこの図柄が必要なのは最初だけ。

現在ポレオットから派生しているメゾンは2社あって、こちらはVOLMAX社の製品。
アビアートルの他に、ブーランやシュトゥルマンスキーなどを作っています。
最近のロシアンウォッチだと、モスクワ第二時計工場の系譜を汲む、
ボストーク・ヨーロッパなどがありますね。こちらはリトアニアのコリツ社が作っています。

で、このVOLMAXの時計は、ウクライナのキエフと香港で作っているとか…。
確かにケースとかベルト、尾錠などを見ると、どう考えても中華の薫りがするんですよね。
おそらく、(一部の)ムーブメントだけが旧ポレオットのもので、
実際のアッセンブルは殆ど中国(香港と言っていますが、実際には深圳とか…想像ですが)で
やっているのかなぁ、なんて想像しています。

日差など、時計の性能そのものはまだチェック中。
また機会があればご報告しますね。

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アラームウォッチなので、裏蓋は音を大きくする構造になっているようです。
限定500本とかで、シリアルが刻まれていますが
アビアートルの時計って、全部限定○○本!って売り文句になっているような…(^_^;)

コメント

私も詳しくはないのですが,ソ連のP3017はV175ではなくV150(サイズが少し異なるだけですが)が原型ではないかとの説があります。
そして175は中華の304(現行ST-19)になったのでは無いかとの事です。
真実は判りませんが。

>まー提督閣下

ご無沙汰しています!ご教授ありがとうございます。
どうやらモスクワ第一時計工場は、50年代と70年代に
スイスから生産ラインを譲受した…ようなのですが、
その辺の記述を読んでいると、アタマが混乱するほどです(^_^;)

以前のまー提督の中華茄子に関する記事も拝読しました。
このへんは、時間がある時にゆっくり調べてみたいですね。

V150は13リーニュ(29mm)でV175は14リーニュ(31mm)ですが,P3017はその中間の13.5リーニュ(30mm)なんですよね。
この辺りが判断の分かれるところなのですが,Ranfftのサイトに拠ればV150のような感じですね。
http://www.ranfft.de/cgi-bin/bidfun-db.cgi?10&ranfft&0&2uswk&Poljot_3017

そして中華手表Wikiに拠ると,V175が現在のST-19らしき事が書かれています。

私もいろいろ調べましたが,真実はタイムマシーンが無いと解りませんね(笑)

>まー提督閣下

ムーブの径でも、明確なことは判らないんですね。
これは難しいですね…。
ホントにタイムマシーンが必要ですが、実際に乗って行くと、
間違いなくKGBに捕まりますねぇ(^_^;)

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