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2012年02月29日

●Terminal.tk オープン!

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完全手作りです(^_^;)

さて、本日2月29日を以って、株式会社SEVENは第4期を終えました。
厳しい一年となりましたが、後半多少なりとも盛り返すことが出来ましたのは
偏に皆様のご厚情に依るものです。
お世話になったお客様・パートナーの皆様、本当にありがとうございました。

そして、明日から第5期に突入するに当たり
弊社初のWebサービス「Terminal.tk」のベータ版をオープン致しました。(正式には明日スタートです。)
このサイトは、Webサイト用の著作権フリー画像素材や日本語教材、電子書籍など
日本発のコンテンツを海外ユーザーに向けて販売するものです。
まだ販売コンテンツは少ししかありませんが、今後逐次追加していきます。

そこで!この「Terminal.tk」でコンテンツを販売してみたい、という
パートナー様を募集致します。
初期費用は一切不要、ダウンロード販売が可能な商材でしたら
幅広くコンテンツを求めています。
著作権フリー画像、著作権フリー音素材、日本語教材、イラスト、写真集など
ぜひお気軽にご相談ください。
まだ開設したばかりのサイトですし、これから認知の獲得と販売促進を図らなければなりませんが
(明日以降、ローンチキャンペーンを行う予定です)
いつかこのサイトが、コンテンツ販売のターミナルのような存在になるよう
ぜひご一緒させて下さいませ!

※募集フォーマットは、弊社サイトにてご案内致しております。

2012年02月27日

●年度末に考える。

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第一弾の「東京の風景」は、500pvを越えるも売上はゼロ。

さて、あと数日で株式会社SEVENの第4期が終わります。
年を経るごとに、一年間の体感時間が短くなっているのですが、今年度は格別でした。
決算書は経営者の通信簿のようなものですが、今期も不満の残る内容となりそうです。
たくさんのお客様のご厚意に感謝申し上げつつ、自身の不甲斐無さには猛省が必要です。

そこでここ数週間、必死に営業や企画の立案を進めています。
新しいお話しを頂く一方で、長く続いた案件が終了するなど、事態は楽観を許しませんが
今できることは、眼前の仕事を徹底的にやり抜くことだと考えています。

とは言え、今までと同じ事ばかりしていても業容は拡大しませんから
色々なことを考えています。
その中で、最近話題のGumroadを使ったWebサービスを考えています。
Gumroadとは何か、はこちらをお読み頂くとして、これまで販売物を制作することは出来ても
決済手段の確保に頭が痛かった弊社にとっては、とても期待できるサービスです。
現在は試験的にひとつだけ商材をアップロードし、色々検証しています。
これは「認知経路」と「着地点」、そして「商材」を巧く組み合わせれば、小規模ではあっても
少ない労力で売り上げを獲得できるのではないでしょうか。

弊社は番組制作や企画立案・SPなどの受託案件が多いのですが
このような労働集約型のビジネスモデルは、どうしても成長に限界があります。
とは云え、eコマースに進出するには充分な体制を確保できませんし、
初期投資と期待収益のバランスが著しく悪い場合、業績全体への悪影響が避けられません。

そこで新しいWebサービスを可能な限り活用し、トライアルする必要が出てきます。
実際、Twitterは弊社にとっては非常に有益なビジネスツールになっています。
(非常に興味深いのですが、ビジネス向きとされるFacebookよりも、Twitterの方が
実際の業務に貢献していることが多いです。主に調達関連ですが)

一応、サービスイメージと、その為のドメイン・サーバなどの材料はひと通り揃えたのですが
如何せん組み立てる時間がないのが目下の悩みです。
専門家さんにお願いすればいいのでしょうが、弊社は自社サイトも独りで作っていますので…(笑)

先日、大手広告代理店の電通が発表した「2011年 日本の広告費」によると
弊社の主戦場であるラジオ業界の売り上げは1,200億円台半ば。
僕がこの業界に入った93年は2,113億で、東京に出てきた02年が1,837億ですから
産業全体の長期低落傾向にはなかなか歯止めがかかりません。
これに対しては、弊社は市場の縮小を憂慮するよりも、
まずその中でどれだけシェアを拡大するかを考えなければいけないと思っていますし、
そこでいい仕事を積み上げて、眼前のクライアントに「ラジオってイイね!」と言って頂ける
努力をしなければならないと考えています。
しかし、コンテンツというこれからの主要産業の只中にいることも事実ですから
それをどう創り、どう売るか、という点についてもしっかり考えなければいけないと思います。

なかなかのんびり出来る時間が確保できませんが
ボヤボヤして尻に火がつかないように、日々頑張って参ります。
ですので、皆様お仕事のご用命は株式会社SEVENにどうぞ!(←営業)

2012年02月21日

●カンバン。

同じ世界でお仕事をさせて頂いているごるっちさんに、こんなものを頂きました。

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クリックで拡大します。

一気に名門感が出ましたね。
やはりカンバンは大事です。この辺無頓着でした。

これ、名刺に入れようかな…(笑)

ごるっちさん、ありがとうございました!

2012年02月13日

●新しい全体主義

この記事に違和感を感じたので、思ったことを。
まずリンク先の記事をご一読頂ければ。

田原総一朗氏らが基調対論 ツイッターでジャーナリズム「変わった」(毎日新聞)

僕はこの中にある佐々木俊尚氏の「社会を再結成、再構築する方向に向いている」という
ポジティブな印象に読み取れる分析に、強い違和感を抱いた。
個人的には、最近の「SNS上の社会」(ここは厳密に定義したい)には寧ろ
「ハニカム全体主義」とでも形容すべき、危険な構造が醸成されつつあると分析している。

ハニカム全体主義というのは僕が思いついた造語でしかないんだけれども
80年代、個人向け消費財が進化する過程で発生した、「個人のコクーン化」に、
90年代中盤から始まったIT革命以降の「個の発信」機能が付加されて、
ラウド・マイノリティという存在が看過できない存在になっていることを下敷きにしている。
まあ、何かが起きるとブンブンブンブンと蜂の巣をつついたように姦しくなる
昨今のWeb界隈のメタファーもありつつ…(笑)

Webの匿名性をコクーンの担保として、一方で酷く感情的な言動を個々が発信し、
同じ空気をSNS上で共有すると、それが巨大な感覚の集合体になり、
同調圧力を伴ってWeb社会上を闊歩する。これを蜂の巣構造(ハニカム)の全体主義と名付けてみる。
この傾向は、Webにおける個人レベルの情報発信が
Webサイト→Blog→SNS→Twitterなどのソーシャルメディア…と簡便になるに連れて
次第に強まっていると思う。
リテラシーが決して高くない人びとが参加しやすくなったことが影響しているのではないか。
まだWebがイノベイターやアーリーアダプターのものだった頃は、今のような付和雷同な動きは少なく
寧ろ何でもかんでも議論、議論だったような気がするのだ。
(まあ、それはそれでメンド臭かったりするんだけれども)

ハニカム全体主義は、個の閉鎖性を維持したまま、
意識の集合が巨大化するという、新しい社会性を帯びている。
それを再結成・再構築と指摘するのであれば、佐々木氏の分析は正しいと思うが
僕はそこにポジティブな印象を持つことができない。
感情と、それを集約した「空気」が、SNSのような限定された空間に充填されると
これまで以上に無責任な世論が形成されると思うからだ。
まして、なんとなくソーシャルメディア上での世論が実社会の世論と混同されがちな現在において
その危険性は非常に高いと考える。

僕が度々指摘している「空気のファシズム」は、このハニカム全体主義と同義。
思考が深まらず、感覚や気分だけが飽和して、実体社会に影響し過ぎるのは問題だと思う。
この点において、SNSの功罪は常に考えなければいけないのではないか。
事実、アラブの春を経たチュニジアやエジプトの混乱は
意志の中核や主体を持たない―つまりポスト体制の具体的な絵図を描けない
「烏合の衆革命」の脆弱さを浮き彫りにしていると思うのだ。
そこにあるのは民主主義ではなく、気分の全体主義だ。

この高度情報社会で大事なのは、溢れかえる情報の中で
考え、自分の分析を持ち、その上に自身の意見を構築すること。
SNSに溢れる「気分」を感じることを、考えたと勘違いしがちだがそれは違う。
最近「情報のキュレーター」なんて存在が持て囃されたりしているが
それすら疑ってかかってもいいと、個人的には思っている。

2012年02月10日

●微かに

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春の匂いがしたような気がした、青山通りの午後。

早春賦を口ずさみながら、六本木から歩いて会社に戻りました。
さあ、週末も忙しいぞ!

2012年02月07日

●永遠の師匠。

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僕の、一生の目標。

放送作家の河野虎太郎さんと、Facebookで話していて
僕の師である岸川均さんのことを思い出しました。
思い出しながらTwitterに書いたものを転載します。
話の脈絡がメチャクチャな乱文ですが、お許し下さい。

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かつて新人発掘の全国オーディションを手掛けた時、
布袋寅泰さんに総合プロデューサーへの就任をお願いに上がった。
一生懸命プレゼンして、今どき君みたいなラジオマンがいるんだね、と事務所の社長さんに言われた。
それは師匠の岸川さんの影響です、と答えた。

すると社長さんが驚かれた。
社長がBOOWYのマネージャーだった頃、岸川さんにとてもお世話になり、
よく愚痴を聴いて貰い、あの笑顔に力を貰ったんだと仰った。
あの頃岸川さんにお世話になった僕が、岸川さんの弟子である君の力になれるなら嬉しいと言われた。

その後、布袋さんと事務所の皆様に大変お世話になり、
氏のシングルとアルバムに名前までクレジットして頂いた。
「私たちの気持ちです」とマネージャーさんと専務さんにお言葉を頂いて、
広尾の事務所で人目も憚らず大泣きした。
僕は岸川さんが亡くなってからも、力を頂いていたのだと知ったから。

その後も東京で、様々な局面で、
「岸川均の弟子」というだけで大変良くして下さる方がたくさんいらっしゃった。
いったい岸川さんの人徳はどれだけ広く、暖かく、
音楽やラジオに携わる人びとを支えたのだろう。
駆け出しの頃に岸川さんの薫陶を受けたことは、僕の誇り。

岸川さんが亡くなった直後、
山下達郎さんがSUNDAY SONG BOOKを岸川さんに捧げる回になさった。
会社でOAを聴いてまた泣いた。
同録をKBC時代の上司に託し、奥様にお届けした。
奥様は岸川さんの携帯から、お礼の電話を下さった。
「岸川さんからの着信履歴」をずっと消せなかった。

阪神大震災が起きた年の秋、お客様から機会を頂き、
震災一年の日に神戸と福岡で、それぞれの出身のアーティストを集める
復興支援コンサートの企画を建てた。
その日のサンパレスは埋まっていた。
どうしてもやりたいんです、と岸川さんに伝えたら、
岸川さんは電話数本でサンパレスを空けてくれた。

当時の僕は24歳。
洟垂れ小僧の青臭い企画を真正面から受け止めて、
何も言わずに動いて下さったのが岸川さんだった。
企画は全く意外な事情で決まらなかったけれど、
あの日岸川さんが背中を押してくれたこの企画書は、17年経った今でも持っている。

岸川さん、僕は成長できていますか。
お会いしたいです。

2012年02月01日

●これはイイ時計!

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2時方向に見える赤いのが秒針です。
9時位置の赤いラインで合わせます。

さて、2月最初の時計。(また買ったんか!系のツッコミは禁止です 笑)
今回はオリエントの「カバンシリーズ」から、FERAP001B0です。
自動巻きで、ディスクが回転することで時間を表示する「機械式デジタル」と言われるタイプ。
シャウアーの「デジタル」などが有名ですね。あと、A.ランゲ&ゾーネのツァイトヴェルクとか。
かなり昔、当ブログではセイコーのMoving Design CollectionのDISCUSBURGERをご紹介しました。
これらの機械式デジタルの時計は非常に興味があったのですが、いかんせん高い。
シャウアーは110万、ランゲなんて567万!セイコーは10万弱くらいでしたっけ?
で、現実的な選択肢としては、このオリエントのカバンシリーズがあった訳ですが…。

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とにかくこれまでのモデルは納得いかんかった。

残念ながら、僕の趣味に合うデザインの時計は無かったのです。

ところが、先週末に久し振りに検索をかけたところ、どえらくクールなモデルが出ておりまして
早速購入しました。お値段10,000円ポッキリ(税抜・送料込)。オリエントらしい激安価格です。
ほぼ間違いなくムーブはオリエント・スリースターと同じ系列のものでしょう。
手巻きなし、ハックなし、デイト付きとなっています。

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ケースはブラックと云うよりガンメタに近い発色のPVDです。

この時計、3枚のディスクが回転していまして
一番外側がカレンダー(6時位置の窓で表示)
その内側に時針、最内に分針に相当するディスクが並んでいます。表示は9時位置で読み取り。
秒針だけが通常と同じ形になっています。
このディスクは内側に向かうほど高くなっており、ケース内で立体感を出しています。
ケースの中で奥行きを感じさせるデザインというと、リシャール・ミルなんかがそっち方向ですね。
フェイスの上部と下部は、黒いシースルーになっていて、これもなかなか洒落ています。

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裏蓋のデザインそのものはいいんだけど。

裏蓋はソリッドバック。ケースがPVDなのにこちらは普通のステンレスです。
その為、横から見ると物凄く安っぽく見えます。裏蓋のデザインもなかなか凝っていただけに
ここだけはかなり残念です。
竜頭には、オリエント伝統の向かい獅子が刻まれており、これも悪くない。
全体として、かなりクールな仕上がりになっています。これはイイぞ!

このモデルは、他に白・紺・金などのカラーバリエーションがありますが
いずれもかなりカッコいいです。但しちょっと前から発売されている豹柄モデルはアウト(笑)
海外専用モデルとなっていますが、オリエントの海外サイトにも記述はなし。
ググるとなぜかロシア語のサイトばかりが出てきます。ロシア向けなのかな?

オリエントというと、クラシックなモデル(60周年モデルのWV0021DTなど)はいいけれど
それ以外は然程グッと来るモデルは無かったのですが、これはかなり…いや、とっても気に入りました!
これから愛用しようと思います。