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2012年05月11日

●クラウドストレージを比較する。

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使いこなすと本当に便利。

さて、このブログやツイッターで
散々Dropboxが便利だ!と喧伝しています。
この手のクラウドサービスは、複数の端末(PCやスマホ、タブレット)の間で
データを同期できるので、職場や自宅、外出先などの場所に関係なく
シームレスに作業を行うことが出来ます。
またファイルの共有が簡単にできるので、「宅ふぁいる便」などを使う必要もありません。

で、先日。
業務の関係でDropbox for teamsという有料サービスに自分のアカウントを参加させ、
その後管理者さんから再度その状態を解除して頂いたところ
元のアカウントがサックリ削除されてしまい、大いに慌てました。

Teamsの管理者さんからサポートにメールして頂いたところ
予想通り、アカウントは削除されてもバックアップはされていたので
3日後、無事に元通りになりました。しかし最初はメチャクチャ焦りましたよ…。
これ、皆さんもご注意下さい。

その間、代替措置として
最近サービスインしたGoogle DriveSkydriveも使ってみたのですが
なんとなく一長一短が見えてきました。
今回はそれをテキトーかつ簡単にまとめます。

<Dropbox>
○紹介ボーナスなどで、容量を増やせる(僕は現在11GB弱あります)
○PC/スマホ/タブレットそれぞれのアプリが非常に使いやすい。
 特にモバイル端末は、アプリそのものにロックが掛けられるというのが大事。
○ファイルアップ時のエラーが無い。
×初期容量が2GBと少ない。
×有料プランが帯に短し襷に長し。
×SkydriveよりデータのDLが遅い時がある。

<Skydrive>
○スマホ/タブレットのアプリのUIがいい。
○データのDLが速い。
○有料プランが安い。
○Windows Live Mailなどを使っていると、ブラウザ上での連携が便利。
×ファイルの転送エラーが多い。多過ぎる!
×スマホ/タブレットのアプリにロックがかけられない。
×MSのサービスなのにXP対応のアプリがないとかアホか!

<Google Drive>
○データ転送が速い。エラーもない。
○有料プランが16TBなど、上限が極めて高い。
×ブラウザでファイルを扱うと、Google Docsで開いてしまう。
×iOSにDrive単体のアプリがない。

また、やはりDropboxは先行している分ユーザーが多いので
共有フォルダを使う場合は非常に便利です。
Google DriveやSkydriveは、まだユーザーが少ないんですよね。

で、僕の私見ではやはりDropboxに一日の長がある感じです。
SkydriveはPCのブラウザ上でOfficeドキュメントの編集が出来たりしてこれは便利。
GoogleはDocsやGmailを使っていると便利ですが、その連携が邪魔な時があります。
その辺の「自社サービスとの紐付け」は、選択が可能な方がいいと思うんですけどね。
まあ各社ともユーザーの囲い込みがしたい訳ですから、無理なんでしょうが…。

Mac/iPhone/iPadユーザーにはiCloudがありますし
(僕の場合、iCloudはメールとiPhone/iPadの同期に使っています)
Facebookもクラウドサービスを始めるようですが、ビジネスにはDropboxでしょうね。
残りの2つは、仕事用ではないファイルの収容と、Dropboxのバックアップに使っています。

僕はPCがWindowsで、スマホとタブレットはiOS。
Googleのサービスもたくさん使っていますが、Webサービスの全てを依存している訳ではない。
そうなると、クラウドストレージになんらかの党派性があると却って不便なんですね。
そういう人、多いのではないでしょうか?

クラウドストレージサービスは、使い始めてデータの蓄積が進むと
おいそれと乗り換えることが出来なくなりがちだと考えます。
その意味で、Dropboxの築いた先行者利益は大きいのではないでしょうか。

ちなみにビジネスで考えると、クラウドストレージサービスは
BCP(事業継続計画)の点からも非常に大切です。
先の震災での教訓を踏まえ、弊社では業務/財務データはクラウドで管理しています。

参考:Google Drive 対 Dropbox、SkyDrive、iCloud 詳細比較チャート(engadget日本版)
※こちらはスペックシートでの比較です。検討の際に便利ですよ。