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2012年06月01日

●最近時計高くないですか?

20120601.jpg
ちなみに今日の時計は
オメガのシーマスター・アクアテラです。

いや、新作はどちらかというと「Affordable(入手可能)」がここ数年のトレンドだと思うのですが
並行業者のサイトやヤフオクなどを観ていると、最近スイス製の時計が高い気がします。
最近チェックしているのがパテックとかブレゲ、ブランパン辺りなので
貴金属の高騰が連動しているのかなとも思いますが、
例えばステンレス製のブレゲ・アエロナバルなども以前に比べると高くなっている印象があります。

そこで、スイスフランと日本円の月足チャートを見てみたら

CHFJPY.jpg
この一年の価格変動が大きいですね。

リーマン・ショック以降は、基本的には1CHF=86円辺りを軸に推移しているようですが
昨年の中頃に96円くらいまで一気にスイスフランが高騰していますね。
おそらくこの辺で為替差損を喰らった並行業者さんなどが、警戒しているのかもしれません。
想定レートを、高騰時から変えていないとか。
ちなみにCHF/USDも同じような動き方でした。

一方、ユーロとスイスフランも見てみました。

EURCHF.jpg
いまやユーロも100円切ってますからね。

こちらは欧州の金融危機の影響をモロに受けているようで、一貫してユーロが下落していますね。
特に昨年の「不安の夏」にグッと下げています。
確か去年の9月ごろ、スイス国立銀行(中央銀行)が、1EUR=1.2CHFを防衛ラインとして
無制限介入を示唆しましたが、現在も同ラインで張り付いているようです。
こちらも将来的にユーロでスイス時計を仕入れようと思うと、簡単には値下げできませんよね。
ヨーロッパのバイヤーは、それなりに高い想定レートを維持しているでしょう。

最近世界経済に不安要因が発生すると、資産の逃避先として
スイスフランや円が買われる傾向がありますから、当分スイス時計は高いままかもしれません。
欧州危機の余波は、僕のような貧民時計ヲタにまで影響しているようです。