« 2012年06月 | メイン | 2012年08月 »

2012年07月24日

●Atomネットブックの再活用法

2008年頃に大ブレイクしたネットブック。持っている方も多いのではないでしょうか?
Web閲覧に特化したモバイルノートPCですが、Windows XPが走るということで
実際にはこれをビジネスに使用したという方も少なくないと思います。

このネットブックには、インテルのAtomという低電力消費型のプロセッサが積まれていたのですが
これが感動的に遅く、カタログスペック上の動作周波数(クロック数)がなんの指標にもならないほど
もっさりとした動作でしたね。XPの仕様上、メモリも2GBまでしか積めませんし。
結局Core2duo以降のプロセッサが、処理速度と低電力消費を兼ね備えたこともあり
Atom搭載のネットブック市場は2009年以降に完全に失速してしまいました。

弊社の非常持ち出し用PCは、このネットブック。ASUSのEee PC S101です。
Atom N270(シングルコア/1.6GHz)を搭載したマシンで、一時はこれが外出時のメイン機でした。
しかしAtomの非力さに何度か発狂してしまって結局使わなくなり、
いまは予備役として実質的に引退しています。

ただ、先日の記事でご紹介したGoogle Remote Desktopを使っていて、あることに気付きました。
ブラウザ上で、他のPCのデスクトップ環境を再現できるこのサービス。
Windows XPのネットブックから、Windows7が走る事務所の母艦PCを操作することができるので
本来ネットブックでは出来ないような処理が(遠隔操作ですが)可能になるんですね。

特にネットブックでは厳しい画像処理や、Officeファイルの編集などは問題なく出来ました。
但し、Googleのリモートデスクトップでは音声は出力できません。
僕は現在、外出用にはiPadを使っており、これでも大抵の作業は充分にこなせるのですが
例えばドキュメント作成時にキーボードをしっかり使いたい…という時には有益な方法です。

0724.jpg
ただ残念ながら、僕が最も期待していた音声編集については
接続先のPCの音声を接続元のネットブックで聴けなかったので無理でした…。

このGoogle Remote Desktopは、現時点ではVista/7のPCなら接続元・接続先に設定出来ますが
Windows XP機だと接続元(他のPCを閲覧し操作する)にしかなれません。
一時的な接続は出来るようですが、Chromeへの常用登録は出来ないようです。
とは言え、外出先のネットブックから、自宅や会社のハイスペックなPCに繋げれば
それだけでネットブックの再活用が期待できそうです。
ストレージもクラウドを使えば関係ありませんし、元よりリモートデスクトップならば
接続先のPCに依存すれば良い訳ですからね。
タブレットじゃ不安だけど、Ultrabookはまだ見極めないと買えないな…と思っている方には
お手持ちのネットブックを(一見)ハイスペック化できるTipsとしていいのではないでしょうか。

この考え方は、まさにクラウドとシンクライアントの関係性そのものですね。
ソフトウェアとしては、クラウドストレージやリモートデスクトップのサービスが充実してきたので
後は「軽くて、母艦のデスクトップを高精細に表示できて、バッテリーが長持ちする」だけの
モバイル端末が出てくればいいなと思っています。
現在のUltrbookのような、ローカル側のCPUパワーなどは不要なので
GPUとメモリがある程度しっかりしていれば、
理想のモバイル・コンピューティングが可能になるのではと考えています。
Skydriveで、モバイルストレージにOfficeの編集機能を加えたMicrosoftあたりが
頑張ってくれないかなー、と期待しています。

2012年07月20日

●夏の一人旅がしたい。


0720.jpg
これは旅行の写真ではないのですが…20年以上前の夏の日の一枚。

暑い日が続いていますね。
…といっても、これを書いている7月20日の東京は寧ろ肌寒い一日だったのですが(笑)
昨日・一昨日は嫌になるほどの暑さでした。
そんな夏になると、一人旅がしたくなります。

学生時代から、「青春18きっぷ」を使って鈍行列車の旅をしたり
バイクでロングツーリングに出たり、或いは南の島でボーっとしたりと
夏はほぼ必ず、気ままに旅行していました。

ただ、年明けには第一子も誕生しますし
さすがに一人旅は簡単には出来なくなるでしょう。
そう考えるとこの夏がラストチャンスかも?…と、カレンダーを眺めながら考えております。

とは言え、会社を起ち上げて以降は週休1日で仕事をしていますし
8月は新番組の準備や、キャンペーンサイトの制作、VTR素材の制作などが既に決定していて、
なかなか時間は取れそうにありません。
一泊二日でいいから、どこか山の中か、海辺の街でブラブラしたいなぁ…。
旅は知らない街や自然を見つめるだけでなく、自分自身を見つめることが出来る貴重な機会ですよね。

で、きょう7月20日。
旅にまつわる一冊の本が、河出書房新社から発売されました。
途中下車 パニック障害になって。息子との旅と、再生の記録」と題されたこの本を上梓したのは
商品ジャーナリストの北村 森さんです。
順風満帆で、誰からも精力的な強い人…と思われていた北村さんが
パニック障害を患い、41歳で退職。
病気と戦い、無職の恐怖に苦しみ、仕事一辺倒であったが故に家族との向き合いにも戸惑い
それらを克服するために旅をして、考えて、自身と家族を見つめた記録です。

0720_2.jpg

北村さんと僕が初めてお会いしたのは、おそらくパニック障害を患う直前。
そして一番苦しんでいる最中に、一緒に番組を作っていました。
番組収録の時も、一緒に飲んでいた時も、そして退職を伝えられた時でさえ
北村さんが懊悩していることを、僕は微塵も感じ取ることが出来ませんでした。
僕自身32歳の時にうつ病を患い、一年半の間、地獄のような時間を過ごしていて
働くひとのこころの問題には敏感だったつもりでしたが
北村さんはついぞ誰に知られること無く、この本が世に出るまで隠し通しました。
そこに至った心境やその間の苦しみも、本書に詳しく描かれています。
あの頃の北村さんの表情や言葉を思い出し、
なんらの力になれなかったと、苦しい気持ちで途中まで読んでいました。

しかし、息子さんとの各地への旅を通じて
行きつ戻りつしながらも、次第に自分と家族を取り戻していくその様は
同じ世代の男として、とても胸に迫るものでした。

30代中盤から40代にかけての時期は
これまでに培ったものを振り返り、これからの残された時間を初めて意識する頃だと思います。
一方で仕事や家庭など、様々な社会に関わるひとりとして
若い頃のように身軽に動くことが出来ないことに気付き、息苦しさを覚える頃だと思います。
そんな、朱夏の終わりが見えてきた僕らと
そんな男たちと暮らす女性たちに、ぜひ読んで頂きたいと思います。

この本は、北村さんの貴重な体験の記録ではありますが
一方で、非常に魅力的な旅の描写に溢れています。
立山、京都、由布院、沖縄などの旅が、瑞々しく描かれています。
その点でもお勧めです。

この本を読んだら、きっと旅に出たくなるでしょう。

あー、旅にでたいなぁ!
取り敢えず「いったん最後の一人旅」を、自分の眼とこころと記憶に焼き付けて
いつかその魅力を、子どもに伝えながら、一緒に旅がしたいな…なんて思っています。

2012年07月18日

●「巨人・大鵬・卵焼き」は遠く。

ロンドン五輪まであと10日というのに、一向に盛り上がっていない気がする。
実際広告業界を観てみると、オリンピックイヤーであるにも関わらず
売上が劇的に向上している気配は無い。僕の前職は記者の特派を行わないそうだ。
民放連のラジオ統一企画も、オンエアには触れるものの印象に残るほどではない。

それは当然、景気の動向が最大の原因だと思うが
メディアによるスポーツコンテンツの拡大が直接的には影響しているのかなと考えた。

かつては巨人戦を中心としたプロ野球と高校野球、そして大相撲が絶対的な王道だったのが
バブル期以降、メディアの俎上に乗るスポーツコンテンツは一気に拡大した。
サッカー、格闘技、モータースポーツ、バレーボール、卓球、陸上競技、スケートなどなど。
僕が業務で参加した世界水泳選手権なども華々しかった。
あらゆる競技で(メディア的な視点での)コンテンツ開発が進み、目にする機会が増えた。
僕らは野球や相撲以外にも、ドラマティックで熱い興奮があることを知ったと思う。
沢山のヒーロー・ヒロインが発掘され、人気を集めた。
いま41歳の僕が10歳だった80年ごろは、
フェンシングや体操、卓球やハンマー投げの選手がTVCFで活躍するなんて夢にも思わなかっただろう。

ただ結果として、そのコンテンツ開発は
一般の興味の拡散・細分化を招き、或いは各競技の一番面白いものをザッピングするような
そんな観戦態様を定着させたような気がする。
それは90年代後半からのネット文化の発展と非常に似ている。
スポーツコンテンツは、Push型ではなくPull型の特性を示すようになったと云えないだろうか。

とは言えプロスポーツは、「ほどほどの露出」では広告媒体として機能できないし
(プロ野球に限らず、日本のプロスポーツは企業の広告費への依存度が高めだ)
その主軸となるべき興行だけで利益を上げ、成長を持続することはできない。
プロ野球独立リーグやプロバスケリーグの選手たちは、実際には競技だけで食べることは出来ないし
格闘技は再びマニアのものとなり、F1は地上波で観ることが出来なくなった。
接触者の総数と、その可処分時間/コストは劇的には増えないのだから
コンテンツが増えるぶん、それぞれに集まる人やカネは少なくなっていく。
まして世界各地で日本人選手が活躍すれば、海外の競技までコンテンダーになっていく。

この傾向は、まさにメディアの状況と歩調を合わせたもので、
景気の拡大や技術の進歩によって、メディア市場でのプレイヤーが増加したことが大きいだろう。
4マスなどという言葉は既に死語になり、電波も紙もネットも、大小様々なメディア企業がひしめいている。
「キラーコンテンツ」がそれぞれの命運を握っているが故に
スポーツだけではなく、音楽や芸能、芸術などの各領域で「乱獲」が行われ
素人同然(…というか、まんま素人が活躍することも多い)の「一次発信者」までが
駆り出される場面が増えている。これじゃ本末転倒だ。

一方、その総数や可処分コストに限界があるのは
メディア事業を成立させるもう一方の要素である広告主でも同じことで
「ロングテール」などという言葉とともに、各メディアの収益性は希薄化している。
まして消費動向が長く低迷すれば、広告主も漫然とコストは懸けられない。

この、消費者側と広告主側の数的な限界を軽視したことが
昨今のメディア不況の一番の原因ではないか。
Webのようなプラットフォーム(或いはそれで一定以上代替できてしまう多くのメディア)では
スケールメリットが活かしにくいし
コンテンツの一次発信者が、直接消費者にコンタクトすることも容易になった。
相対的に既存メディアのプレゼンスは低下し続けている。

このような状況で、苦境に喘ぐメディアがどう戦うかというのは
それぞれの冷静な自己分析と対策が為されないと見えてこないと思う。
ただそれは、やはりコンテンツの精度向上と、それに伴うメディアのプレゼンス向上が
主となるべきで、「新しいメディアを更に増やそう」という方向では無いと思う。
これ以上コンテンツと広告費の希薄化を進めて、本当に収益は上がるんだろうか。
莫大な資本投下に対するリターンは得られるのだろうか。
ブルーオーシャンという言葉は、こと国内のメディア事業においては存在しないのではないか。

それ故に、今日(7月17日)の日経夕刊1面を飾った
デジタルラジオ 2014年度に …設備投資、最大1000億円」という見出しは
この世界で20年近く働いてきた一人として、不安を覚えてしまう。

個人的には、メディア市場にはレッドオーシャンしか広がっていないことを確認し
そこでラジオが勝ち抜くために、コンテンツの質的向上を図った上で
類似するメディアを駆逐していくのが一番の早道ではないかと考えている。
「やっぱりラジオだよね」と、消費者にも広告主にも思わせて
他メディアへの流出を最小限に抑え、新規顧客の流入を図るべきなのではないか。
Pull型の時代に、選ばれるメディアを目指さずして
取り敢えず「的」をふたつに増やそうという考えは危険だと感じる。

2012年07月13日

●最近よく聴いているのは

怒髪天の「歩きつづけるかぎり」です。


公式アカウントでPVが公開されています。

少々疲れていたり、気分がヘコみ気味の時に聴くと元気が出ます。
特に好きなのが

青い春は過ぎて あぁ 消えちまった
誰もいなくなった そして独りぼっち

キツい道のりだと あぁ 覚悟してた
馬鹿は百も承知 だけどこんな夜は

というくだりと、

未だ夢は覚めず 胸焦がすならば
旅に終わりは無い 歩き続ける限り

未だ夢は覚めず 胸焦がしやがる
旅に終わりは無い 歩き続ける限り
歩き続ける限り 歩き続ける限り

という言葉たち。

ともすれば「こんなもんかなー…」なんて
易きに流れそうになってしまうのですが
自分の中の夢ってなんだ?
自分の中の夢は覚めてしまったのか?…と自問すると
そんなことは無いんですよね。

朝、支度をしている時に
鏡に映った白髪に年齢を感じたりしている場合じゃ無い訳です。
誰かの、幸せそうな近況に触れて
拗ねた呪詛を腹の中でぐるぐる回している場合じゃ無い訳です。

もっと、もっと
もっと!もっと!!
自分を焚きつけて、旅を続けなければ。

ショボクレたり、世間を斜めに観るような父親にはなれません。
前を向いて、視線を高くもって、真っ直ぐ歩き続けよう!

2012年07月09日

●作業環境を向上する。


0709_1.jpg
ブラウザの中にデスクトップ環境があります。
画像をクリックすると拡大します。

さてこれまで、外出先からモバイルデバイス…スマホやタブレットで
会社や自宅のPCを遠隔起動・操作する手段について書いてきました。(記事1 / 記事2
この中でご紹介したSplashtop Remoteが先日メジャーアップデートし、
iPadのRetina液晶に対応したり、母艦のモニター解像度をネイティブのまま使えるようになりました。
こちらシステムが一部変わり、Gmailとアクセスコードによる接続認証から
Splashtop Accountという独自認証になりました。これが現時点ではエラーが頻発します。
自社サーバで接続管理をすることで安全性を高めようとしたのかもしれませんが
サーバスペックが現実のトラフィックに追いついていないのかもしれません。
暫く粘っていると接続できますが、ちょっとこの改悪は残念です。

0709_3.jpg
Retina液晶のiPadから接続すると、
1,600×900の母艦デスクトップが余裕で表示できます。

その上で、今回導入したのは「Chrome Remote Desktop (beta)」。
Google Chromeのアドオンで、Chrome Web Storeで配布されています。
これはChrome経由でPC同士を結び、リモート接続を出来るようにするもの。
冒頭の写真は、僕の母艦PCから、社内の別のPCのデスクトップを呼び出したものです。
写真ではChrome内で表示させていますが、接続先のデスクトップを最大化することも可能です。
使い方やセッティングは、こちらのサイトさんをご参照ください。

デバイス間の相互接続を進めて何の意味があるの?…と思う方もいるかもしれませんが
例えば弊社の場合、スタッフが作業中に手順が判らなくなった場合
自分のPCや外出先のタブレットからスタッフのPCにアクセスして作業手法を教えたりだとか
データの受け渡しをより効率化することが出来るようになるんですね。
また、社内のPCの一斉メインテナンスの際などにも
自分のPCやタブレットから、各PCの管理をすることが出来るという点でも効率的です。

ちなみにSplashtopもGoogle Remote Desktopも、接続先のPCの電源が予め入っていないと
使用できません。これについては、iOSアプリのRemoteBootを使用しています。
特にWake-On-LANの設定をPC側に施しておけば、外出先からも起動が簡単です。
社内でも、iPhoneを各PCのリモコン替わりに使えます。

0709_2.jpg
接続台数が5台未満なら、無料版で十分です。

場所やデバイスを問わず、母艦PCと同様の作業が出来るようになることで
何処にいてもストレスなく仕事が出来るというのは、僕のようなワーキングスタイルでは
非常に助かります。
また、Dropboxなどのクラウドを活用することで、例えば外出先で書類を忘れた!という時も
RemoteBootで母艦を起動→母艦からDropboxにデータをアップし→手元のタブレットにDL…という風に
作業を継続することができます。
ちなみにクラウド活用のTipsについては、今週オンエアされた「週刊 日経トレンディ」の
第250回をお聴きください。(リンク先からお聴き頂けます)

このように作業を効率化し、生産性を高めることで
その分ゆとりのある生活を送る…というのが理想なのですが
空いた時間に別の仕事を入れなきゃいけないのは、若干寂しいですね(^_^;)

2012年07月08日

●あと6ヶ月!

0708.jpg

世の中は、上野のパンダの赤ちゃんが話題ですが
個人的には当然、自分のところの子どもが重大関心事です。
予定日までおよそ半年となり、写真を見ると
ずいぶん人間らしい感じになってきたなァなどと驚いたり喜んだりしています。

上記の写真が撮られた検診の時、妻が画面を眺めていたら
両手を上に挙げて「バンザイ」の姿勢をしたそうです。
物凄く、ものすごく観たかった…。

街を歩けば、すれ違う赤ちゃんに目が行ってしまいますし
子どもに関するニュースは、良い話題であれ悪い話題であれ
以前とは違う観点で読んでいます。

また、先日は七夕でしたが
平河天満宮(千代田区)や出雲大社東京分祠(港区)などに立ち寄った際に
数十年ぶりに短冊などを書いたりました。東京メトロ大手町駅なんかでも(笑)

07082.jpg

今までと違う感覚を楽しむ一方で、
これから父親として、どう子どもを慈しみ、育て、護るか
そういうことも考えています。
僕や妻が育った頃とは随分社会の環境も変わりました。
良い変化もありますし、厳しくなっている部分もあります。
それらを子どもの視点に立って、しっかり考えなければいけないなと。

子どもは親を選べませんから
我が家に来てくれたことを幸せだと思って貰えるように
頑張らなきゃいけませんね。

2012年07月03日

●バックアップは大事!

さて先日、Yahoo!系のファーストサーバというホスティング業者が
更新プログラムのミスから、6,000件近い顧客のWebデータを消失させてしまい
大問題になっています。(参考記事はこちらで)
顧客の中には小林製薬や海遊館、日本新聞協会、109シネマズなどもあり
被害者(社)によっては、顧客データを全て失い、業務が立ち行かなくなるところもあるとか。
本当に恐ろしい話です。

大企業の場合は下記の記述は適切ではないのですが
弊社のような小さい事務所や、個人の場合はやはりDropboxなどのクラウドサービスが
対策として有効であると思われます。勿論、これで万全という訳ではないんですけどね。

Dropboxの場合、データをクラウドに保管するだけでなく
アカウントと紐付けたアプリをインストールしたPCにも同じデータを保管します。
外出先で、他人のPCからブラウザ経由で自分のストレージにアクセスできることも便利ですが
このように複数のPCにデータを保管できるというのも重要だと思います。

例えば弊社の場合、業務系と財務系のデータをDropboxに保存した上で

・会社のデスクトップ×3台
・会社の非常持ち出し用ノートPC×1台
・自宅のノートPC×1台
・モバイル用ノートPC×1台

…の、計6台のPCで同期しています。同期はPCを起ち上げればDropboxがやってくれるので簡単。
これで、極端なことを言えば5台のPCがダメになっても、1台あればローカル的には大丈夫ですし
勿論、クラウド上にもデータが残るというようにしています。

更に、これは手動での定期的なメインテナンスが必要なのですが
Dropbox内の重要データと、既に更新の可能性が無くなったデータを
MicrosoftのSkydriveと、GoogleのGoogle Driveにコピーしてバックアップしています。
こちらは勝手に同期してくれませんので、常に最新のデータが有る訳ではないのですが
クラウド側にもバックアップがあった方が良かろうと思い、この体制にしています。
ちなみにSkydriveとGoogle Driveに関しては、ローカルデータは会社のメイン機にのみ置いて、
残りはブラウザでアクセスするか、非常時にアプリをインストールしようと考えています。

更に、DropboxはiOSやAndroidのスマホ・タブレットにもアプリを供給していますので
僕はiPhoneとiPadの双方にインストールし、こちらは基本的に閲覧用として使用しています。
これらモバイルデバイス用のDropboxアプリは、任意のファイルをローカルに保存できるので
極めて重要なデータと、当日使用するファイルは保存した上で、
オフラインの場合でも使用できるようにしています。

仕事の安全な運営と、イザという時のBCP対策として、
皆さんにもDropboxをお勧めします。

ちなみに来週月曜日、7月9日配信開始の「週刊 日経トレンディ」では
この各クラウドサービスの比較や、効果的な利用法についてお話していますので
ぜひお聴きください。