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2012年10月03日

●真面目だけじゃダメ。

20121003.jpg
経営責任がのしかかっているの図。

今日、ある大手企業グループの総帥からお手紙を頂戴しました。
一代でグループを育て、最近では社会貢献活動などにも積極的な方です。
お手紙には、先日ご一緒させて頂いたお仕事についての丁重な御礼と
今後自分が何を目指し、何処に進むかについての決意が認めてありました。

この手紙を拝読しながら、大きなショックを受けました。

僕は、日々真面目に仕事をしていると自負していました。
意欲的に業務に臨み、将来の展望を持ち、頑張っているつもりでした。
でも実際には、決定的に努力も、決意も、気配りも足りないのです。

氏は、巨大な企業集団を率い、更に社会貢献活動を行い
教育や政治にも積極的に関与しています。その忙しさたるや凄まじいものがあるでしょう。
しかし、僅か1時間、スタジオと副調整室で短い言葉を交わした相手にも
直ちに礼状を送る気配り。
当然それは、企業のシステムに組み込まれていて、本人の負担は最小限になっているでしょうが
そのシステムを構築する発想とその適用範囲、
そして何より、末尾に記された自署に凄みを感じました。
この方は、創業からの30年弱、どれほどの仕事を乗り越えたのだろうと
背筋が寒くなるほどの衝撃を受けました。

24時間/7日間/1ヶ月/1年という、誰にも等しく与えられた時間をどう使うか。
何を自分に課し、どのように評価し、如何に未来をデザインするか。
そこには、一点の妥協も許されないのだろうと思います。

しかも手紙には、ここから25年間の氏の目標が明記されています。
これはつまり、自身の不退転の決意を顕しているんですね。
有言実行で、ご自身にプレッシャーをかけているのでしょう。

それに較べて、自分の仕事を振り返ると…
お前は本当に会社を発展させたいと思っているのか、と自問しています。
真面目に頑張りました。だから会社よ大きくなって下さい…などという他力本願に陥っている。
それを強く自覚しています。

この手紙を拝受する数時間前に、P/L表を見ながら
「前年比で、既に個人のパフォーマンスは140%くらいだな…」などと喜んでいた自分。

そんなところで満足していいのか?
それがお前の目指す未来なのか?
会社を、誰かに大きくしてもらおうなんて考えているのか?

自分の志の小ささと、怠け癖を嫌というほど思い知らされました。

幸いなことに、誕生日の一ヶ月前にこの経験が出来たので
42歳になる前にきちんとこのことについて思考し、
新しい一年の道について決意を固めていきたいと思います。
本当にありがたいお手紙を頂戴しました。
この感謝を忘れず、前に進む力に変えていきます。