え、エグい…(でもそれが素敵。)
結局、忙しさにかまけて東京モーターショーに行き損ねました。
とは言え、おそらく日産GT-Rは銀座の日産ギャラリーでゆっくり観れるだろうし
まいっか。なんて思っていたのですが…
不覚にも、今年のフランクフルトショーでランボの新型が発表されていたことを
先日まで知らずに居ました。
その名は、ランボルギーニ・レヴェントン。
歴史に名を残す闘牛の名を冠したこのクルマは、僅かに20人しかオーナーになれない逸品。
6.5リッター・V12エンジンは、自然吸気にも関わらず、実に650馬力を叩き出します。
インパネはTFT化され、駆動系の電子制御も大幅に進化。その鎧たるデザインは言わずもがな。
イタリアン・エキゾティック・カーの「戦闘機化」は遂にここまで来てしまいました。
リアも物凄いことになってます。
ただ、ランボファンとして少々残念なポイントが2つあります。
一つ目は、完全な新型車種ではないこと。
解る人が見れば、このクルマがムルシエラゴLP640ベースである事は一目で明らかです。
そして二つ目は、フェラーリのデザインとの接近です。
絶対的にカッコ良ければそれはそれでOKなのですが、どうもフロントまわりの処理が
フェラーリっぽい。やっぱガンディーニからドンカーヴォルケになったのがまずかった?
いやいや、それ以前にアウディの傘下に入ったのがまずかったか…?
しかし、ランボにはあくまでもフェラーリの対抗軸として、
オリジナリティとエグさを追求して欲しいのです。
セレブリティブランド・フェラーリに対抗する過激おバカブランド・ランボルギーニ。
それこそが僕がランボを愛する理由なのですから。(表現は酷いけど)
ちなみにこのクルマ、お値段は100万ユーロ(約1億6,200万円・予価)。
流石に「欲しい!」とは思えんなぁ…。
やっぱり僕は、予定通りガヤルドを買うことにします。8年後に。(バカ)