Torque

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本文とは無関係ですが、先週収録後にスタジオから撮った写真です。

1月に入ってから、直近の仕事と並行して
新年度(株式会社SEVENは3月からスタートです)に向けた準備を進めています。
今期の業績は非常に厳しいものになっていますが、
少なくともキャッシュフローについては一定の目処が立ったので
足元よりも、その先の動きを優先しようと考えています。
昨年来、現在の会社の問題点を洗い出した上で
それを克服するための新しいビジネススキームを色々考えています。
実際、幾つかの企画は既に頭の中にはあるのですが
それを文字にする作業が思うように捗りません。
その原因は、自分の中のトルクが不足しているからではないかと考えています。
20代後半の頃は、トルクは豊富にあるものの、それを真っ直ぐ前に進む原動力に出来ず
時としておかしな方向に取っ散らかってしまうこともありました。
30代に入ると、比較的トルクの制御が理解できるようになり、
経験や知識と組み合わせて、ある程度思い描いた方向に進むことが出来るようになりました。
それが、いまの僕の基礎になっている部分があります。
ところが40代に入って、今度はトルクが減っているのでは…?と
自分を疑う瞬間が増えています。これは良くない。
いくら頭の中に企画があっても、それを外に打ち出さなくては頭でっかちになるだけです。
職業人として、絶対に避けなければいけない状態です。
資金や規模で劣るベンチャーが、この景況にあって成長を果たすためには
即ち経営者のトルク―つまり、情熱が必要です。
先行者をキャッチアップし、スケールを越えて上昇するためには、絶対に必要です。
頭の中でゴチャゴチャ言い訳めいた言葉を並べるよりも
まず、走ること。
枯れるには早過ぎるし、そんな余裕はない。
それを自身に言い聞かせて、突き進まなければと思っています。