今月出張で、久し振りに大学の傍まで行きました。
懐かしかったなあ。
…というと、映画か小説のタイトルでしたか。
ここ数日、朝晩の東京は調子が狂うほど涼しいですが
今夏も本当に暑かったですね。
炎暑の中、必死に仕事をしていたらもう8月も終わり。
今月は一日も休みがありませんでした。商売繁盛で幸せと思うようにしています(笑)
で、ふと思い立って
ある曲を引っ張りだして聴いています。
20代の半ば、夏のドライブの時に、カーステレオで鳴らしていた曲です。
もうその時何をしたか、だとか
何を食べて、何を話したか、なんてものは思い出せません。
ただ、夏を迎えて華やいだ気分と、このメロディだけ。
それらが、遠い沖合できらめく波光のように、美しく見えます。
或いは大学最後の夏休み。大はしゃぎのキャンプの夜。
ペルセウス座流星群の流れ星を仰いだことなども思い出したり。
気がついたら、20代の記憶は遥か遠く
朱夏の只中で、夢の浮島のように
心のなかを漂っています。
いまの暮らしに不満がある訳ではないし、
ガッチリと会社や家庭を支える覚悟は持っていますが
一日だけ、あの日に還ったなら…なんてことを考えます。
もうトシなんですかねェ(笑)