日本の民間放送の雄、中部日本放送がこんなツイートを上げていた。
来年の9月に、日本の民間放送と民間放送ラジオは70歳になるのか。
CBCに遅れること2年4ヶ月後に放送を開始した九州朝日放送は、
今度の元日に放送開始67年を迎える……と。
1993年に僕が九州朝日放送に入社したとき
創立40周年の記念写真帳(卒業アルバムみたいなの)が出たんだよな。
僕がいま、ラジオ人として28年目だから、当たり前ではあるんだけれど
ずいぶん長い時間が経ったのだなと思う。
民放ラジオの歴史の約4割に関与してきた年月には
産業構造の激変、社会構造の激変が結構な量あったし
九州朝日放送、TOKYO FM、CROSS FMと
3つの放送局で働けたことも含めれば
振り返るとそれなりに面白いことも書けそうだけれど
今はまだ、その時ではないと思う。
まだまだ前を向いて進まなければならない。
2020年は、ラジオ人として忘れられない年になると思う。
全ての民放ラジオ局が、経験したことのない苦境にあえいでいる。
発想にも体力にも精神力にも衰えが見え始めたなかで
出口が見えない日々を過ごすのは正直言ってただただ辛いけれど
頑張って未来を切り拓かねば、と思う。
民放ラジオはまだまだ70年目。末端の俺は、28年目。
老け込むようなトシじゃないですね。