時計趣味者のアーカイブ

ALBA AQGK418

時計蒐集が趣味になって長い。
中学生の頃から始まったそれは、CASIOのデータバンクやPERAといった
デジタル時計から始まり、G-SHOCK(これは然程ハマらなかった)や
Swatch、アナデジ、アニエス・ベーなどのライセンスウォッチを経由して機械式時計に至る。

機械式時計もスイス製からドイツやロシアなどに対象が拡大していき
最後に国産に還り、最近はスプリングドライブだとかソーラー発電とか
ちょっと毛色の違うものを集めている。

振り返ると、私の時計趣味は
・多機能だったり、ユニークな機能が搭載されている系統
・デザインが綺麗な系統
のふたつに大別できると思う。

先日、博多駅の地下街入り口に掲げてあった看板を見て
ハッと立ちすくんだ(というのは言い過ぎか)
その看板に写っていたALBA AQGK418
私が高校生の頃にお気に入りだった時計に非常に似ていたからだ。

おそらくモデルは違うだろうけれど、系譜としては同一線上。
父が愛用していたクレドールに少し似ていて、
その大人っぽさに惹かれて購入したものだ。
普段遣いしていた時計だから、なにか特別なエピソードがある訳ではないが、最後は革ベルトが汗臭くなって処分したのは覚えている(笑)

齢五十を数え、こういった「時計趣味者のアーカイブ」を
また集めてみようか……などと考えている。
10年前に探していた、人生はじめての腕時計はその数年後に入手した。
このALBAのほかにも、いくつか入手したい時計がある。