UMPCを導入。

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中央が今回導入した富士通のFMV LOOX U/G90G。
左はSONY VAIO VGN-G2で、右がEeePC 4G-X。

さて、独立して以降必要不可欠になったモバイルノートPC。
スマートフォンやタブレットでは、僕のワークスタイルにはマッチしないので
2008年の2月にネットブックの嚆矢であったEeePC 4G-Xを購入
以来、EeePC 900X→EeePC S101とネットブック3台を使った後、
2010年の1月にはCULVにチェンジ。Core2 Duoを搭載したVAIO VGN-G2に乗り換えました。
ネットブックは軽量でバッテリーもよく持つのですが、如何せんAtomではパフォーマンスが
厳しかったのです。音声編集も難しいですし。
ところが、一年VAIOを持ち歩いてみて気付いたのは「出先ではあまり編集はしない」ということ…。
それよりも最近ではPCとACアダプタ、大量のドキュメントをTUMIに詰め込むとその重量は6kgを越え
40過ぎの肉体にはちょっとしんどかったのです。
そこで今回、富士通のUMPCであるFMV LOOX-U/G90を購入しました。初のWindows7のマシンです。
Atom Z520(1.33GHz)に2GBのメモリを積んで、重さはなんと495g。
VAIOは1.1kg弱、これまで最軽量だったEeePC 4G-Xが約920gでしたから、一気に半分の重量です。
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たばこと較べると、その小ささが分かりますね。

VHSのビデオテープほどしかない大きさで、キーピッチこそ慣れれば大丈夫なレベルですが
1,280×800pixelの解像度で5インチしかないディスプレイは、文字が極小を越えてもうアリンコレベル。
普段TwitterクライアントとしてHootsuiteを3カラムで使っていますが、LOOXでは難しいですね。
Windows7+Atomの組み合わせは、正直ノーマルでは全く使えません。重過ぎ・遅過ぎて発狂します。
XPで鍛えたチューニング技術で徹底的に軽量化、ムダプログラムを排除してようやく使えるレベルです。
しかも富士通やNECなどのマシンを購入すると、だいだいメーカー製の要らんアプリや
アンチウイルスの試用版などの余計なアプリが山ほどついてきて、それも苛立ちますね…。
ちなみにこのLOOXは昨年の春モデル。電源投入と同時にWin7SP1を始めとした
各種アップデートが始まったのですが、自分でオフィススイートなどをインストールできるようになるまで
実に4時間ほどかかりました。ええ加減にせえよ。
バッテリーの持ちは普通に使って2時間程度。まあそんなもんでしょうね。
外出時の使用に割り切れば、耐えられるレベルだと思います。
外でのネット接続はイーモバイルがメインですが、WiMAXが付いているので1日契約も活用できそうです。
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USBジャックはフロントパネルに2箇所。

これによって、VAIOを自宅でのメインマシンとして、LOOXを移動中・外出先で
EeePC 4G-Xをバックアップ機にという配分がほぼ固まりました。LOOXは割り切って使うマシンですね。
(会社ではデスクトップを使っています)
過去の900Xは部下が、S101はカミさんが使っています。
出張時にはVAIOを持ち歩かなければいけないでしょうが、日常の外出中・収録先などでは
Webの閲覧とメール。オフィススイートも修正レベルでしか使いませんから、これで何とかなりそうです。
ワークスタイルに合わせたPC選びって、なかなか難しいですね。
たった3年で5台も乗り継いで、やっとここまで来たかという感じです。