37歳になっちゃいました。

本日、37歳になりました。
押しも押されもせぬ、立派な中年です(笑)
ippeichanの定義では「37歳からが中年」だそうですが、僕は約2年前にTFMで
「俺たち若手はさあ…」と職場仲間に発言した瞬間、周りのメンバーが一様に戸惑い、
「スミマセン、Takさんはもう若手じゃないと思うんですけど…」と云われた時に
自分が中年であることを自覚しておりました(哀しい)。
何はともあれ、この一年も充実した幸せなものにしたいと意気込んでおります。
誕生日が休日なのは久しぶり(昨年は「ポッキーの日」のイベントで終日仕事)だったので
一日グダグダしていたのですが、何かひとつ位アクションを起こしたいと思い、
昨日お話した「TEST DRIVE UNLIMITED」を、PSPと一緒に買っちゃいました。
37歳になって最初にしたことがゲームを買ったこと。大丈夫か、俺?(多分ダメ)

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これでハワイ病を克服したい。

先日、101FMのDJ Yokoさんにメールで聴いたら、もうハワイはシーズン的に
泳げなくなっているようなので、残念ながら本物のハワイは来年の夏にお預け。
このゲームでオアフ島内をウロウロしたいなと思っています。楽しみだなぁ。
(どうでもいいけど、ハワイ便の燃油サーチャージは高いままなんだろうねぇ。)
その代わり、並行して検討していたモーリス・ラクロアは断念しました。
ま、今年だけで20本近く時計買ってるからもういいよなぁ(気付くのが遅すぎ)。
あ、ちなみにmixiのプロフィール用の写真も変更してみました。
こんな感じです。
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PLAYBOYの表紙を飾るサーファー・Tak(37歳・バカ)

中年になっても、頭のヨワい感じは抜けきれておりませんが…。
みなさん、どうぞ今後も宜しくお付き合い下さい。

週末の雑記。

今日は寒い一日でしたなぁ。
明日のグランベリー・ミュージック・ブリーズ(弊社担当イベントです。)は
無事に開催されるのでしょうか? 担当のKくんは天気予報が気になってるだろうなぁ。
んで、昨日はまたリビングで寝込んでしまい、ちょっと喉が痛いような…。
みなさん、体調管理には気をつけましょう。
・大入袋。
昨日の取締役会で発表されたPLで、我がコンテンツアライアンス部が
発足以来初の社内トップシェア(42%!)獲得&通期黒字を達成したことを知りました。
余りにも嬉しかったので、緊急部会を開催してみんなで乾杯&大入袋を配布。
みんなが居てくれたからの結果です。本当にありがとうございました。
ただ、社全体としては依然厳しい経営環境ですし、販売管理費の高さによる
赤字体質は変わっていません。解決すべき問題は山のようにあります。
我が部の通期黒字も、キャッシュアウトのタイミングによる一時的なものである
可能性が高く、全く気を抜ける状態ではありません。今後も必死で頑張りましょう!
・今日の番組収録。
本日は朝からFM Salusで「Salus Beat Press」の番組収録。
布袋寅泰さんの新譜「AMBIVALENT」の紹介を中心に
僕おすすめの布袋さんの楽曲をラインナップしたのですが、
1回の放送では全然尺が足りず、結局2本録りに急遽変更。来週分まで収録しました。
これでちょっと余裕が出来たかな。
気がつけばこの番組も放送30回を越えていました。長く続けられればいいなぁ。
ところでN編成部長、いまSalusは終夜放送じゃないですよね。
月に1回、最終金曜日とかに終夜放送、やってみませんか?(こっそりご提案。)
・映画「椿山課長の七日間」を見た。
原作と違いすぎました。あまりに内容が薄い!安直なお涙頂戴に走りすぎ!
武田のカッコよさを全く描ききれて居ない!それぞれの登場人物の深みが足りない!
まあ、2時間程度では表現しようもないのでしょうが。
「鉄道員(ぽっぽや)」の時も、「地下鉄(メトロ)に乗って」の時も思いましたが、
浅田次郎さんの作品を映画化するのは無理なんじゃないのかなぁ…。
原作をもう一回読み直して、感動を新たにしたいと思います。

椿山課長の七日間 (朝日文庫)
浅田 次郎
朝日新聞社 (2005/09/15)
売り上げランキング: 997

・PSPが欲しい。
以前エントリーした、「TEST DRIVE UNLIMITED」がどうしてもやってみたいのです。
どうやらPSPでもこのソフトが発売されているようなので、これで検討中。
XBOXとか買っても、絶対他のゲームとかしないだろうからねぇ。
僕はゲームには全然興味がないのですが、「ハワイを好きな車で走る」というのが最高。
いくら小遣いが少なくても買えんことはないのですが、これを買っちゃうと新しい時計が
買えなくなっちゃうしなぁ…などと思案中。
もう時計はいい加減にしろよ!と色んな人につっこまれそうですが(笑)
ハワイに行けないストレスを、これで解消したいなー。
そんなこんなでもう土曜日も22時。
もうすぐ37歳の誕生日です。

本日も徒然に雑記+ご提案。

さて、本日も徒然なるままに書く訳です。
最後に友人のみなさまにご提案もあったりします。
・20% timeの成果や如何に。
昨日のエントリーに書いた、我が「20% time」の成果を企画書にまとめ、
まず3社の社長・役員に送信。各社の出方を見て戦線を拡大するか否か…という感じ。
まずは「この企画はカネになる」という実績が欲しいなぁ。
・凄い人を見た。
弊社が入居する某ビルの2階には、某大手損保の本社分室があります。
トイレは共用なので、時折その会社の方々と一緒になるのですが、
今日、両手を後頭部で組んで、手放しでションベンをしている御仁が。
図解すると、こんな感じでした。

hg.jpg
彼に何があったのか。

よっぽどイイことがあったか、逆によっぽど辛いことがあったか
よっぽどハードゲイかのいずれかでしょう。
凄く驚きました。
・キャリアプランを語った。
夕方、某所で某氏と密会。
今、新しいキャリアプランを描く為のアクションが最終段階にあるらしい。
超多忙でありながら、彼がきちんと未来を見据えた行動が取れていたことに感心。
結果がどうであれ、お互いに納得のいく人生を送りたいよね。頑張りましょう。
因みに、彼に「45歳で引退し、その後はハワイでニートになるんだ」と
従来からのキャリアプランを語ると、いつも「絶対にムリ。」と断言される。
曰く、僕は性格的に働かずにはいられないタイプらしい。それは違うな!
僕は誰にも負けないほどナマケモノなのです。ニート属性が極めて高い。
早くラクしたいから、いま仕方なく頑張っているだけなのです。
・ところでみんなで別荘買わない?
まあ別荘って云ってもリゾートマンションなんだけどさ。
この物件なら高速のICも近いし、富士山も山中湖も近いし。
5人で買えば一人30万。管理費は月額2,000円台。
苗場とかだと1物件が総額50万円以下とかであるんだけどね…寒いし。
特に社長さん系は会社の福利厚生施設として経費計上できる(と思う)しさっ!
共同出資者募集中です。
今日はそんな感じで終了。
明日も頑張ろうっと。

本日はただの雑記。

メーデー
メーデー

posted with amazlet on 07.11.06
BUMP OF CHICKEN 藤原基央
トイズファクトリー (2007/10/24)
売り上げランキング: 1748

昨日、慌しい移動の最中にレコードショップに立寄りCDを購入。
SCHOOL OF LOCK!で聴いたBUMP OF CHICKENの「メーデー」です。
疾走感(ドライブ感ではなく疾走感なんだよなぁ。)と、藤原基央一流の詩の世界。
「君に嫌われた君」とか、「沈黙を聴かれた」とか…一体どんな風にこの言葉を紡いだんだろう?
人の孤独と、その孤独に潜む、他者への救いを求める叫びを
国際救難信号「メーデー」というモチーフで表現するセンスの良さに脱帽。
ただ聴いているだけで、力が湧いてくるような気がします。
特にティーンから20代前半くらいのリスナーには、堪らないカタルシスがあるだろうなぁ。
闇の中を抜けて、光に溢れた出口を駆け抜けるような気分…というか。
まるで16歳の頃、ACCEPTの「FAST AS A SHARK」を聴いた時のような気分になりました。
まぁバンプの音楽性は全然違うんだけどね(笑)
んで、今日は比較的落ち着いて仕事を進めることが出来たので、
たまには普段の仕事を離れて、”純粋に自分のための仕事”を企画しようとプロットを設計。
Googleの「20% time(Wiki内記事の「社風」を参照)」と同じ試みですね。
結果、一つの事業モデルを簡単に作ったので、これを企画書化して提案することに。
ま、あんまり儲かる話ではないので、あくまで週末の個人プロジェクトということで。
そういえば、FMふぇすてぃばる(検索避けの為ひらがなで記述)のサイトが
オープン1ヶ月で150,000PVを超える勢いで進行中。ちょっとホッとしました。
とは言えまだ2ヶ月近く続くプロジェクト。しっかり頑張らなくては。
よろしければ皆さんもご参加下さい。
今日はホントにただの日記でした。

怒涛の週末&ALWAYS

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ホントにいい映画でした。オススメします。

ようやく週末が終わりました…。
土曜日は朝8時に起床し、FM ふぇすてぃばるのサイトオープンの為の最終チェックを行い、
その後恵比寿のオフィスに移動。事務局待機のスタッフ・Kくんと打合せ、
慌しく渋谷スペイン坂スタジオに向かいました。
んで、15時からえふえむ FESTIVALのオンエアに立ち会いながら、オフィシャルサイトの
オンエアレポートのリアルタイム更新を行いながら、各種システムをチェック。
今回もサーバが落ちそうになるほどアクセスが集中しました。
取りあえず番組は無事成功。サイトもなんとか持ちこたえてくれました。
あ、ゲストの新垣結衣ちゃんが大変可愛かったです。
慌しい特番の合間を縫って、FM Salusの番組データが101FMから送られてくるのを
チェックしたり、同時進行で渋谷のスタジオで収録が行われている例の3局ネット特番の
状況を確認したり、スペイン坂でも複数の仕事を走らせておりました。
Pでありながら、3局特番の収録を任せきりに出来たのは、ディレクター・Mさんのおかげ。
本当にありがとうございました。
夜はスペイン坂で一緒だったMくんと寄り道をしながら久しぶりにゆっくり話し、
帰宅後は深夜までフェスサイトのフォロー。最後は寝落ちしちゃいました。
しかし夜が明けても大忙し。
週刊 日経トレンディ」の収録が月曜に迫っているので、台本2本を書き上げたり、
ちょこまかちょこまかと降ってくる仕事や業務連絡に忙殺されておりました。
ようやく20時過ぎに目処を付け、港北の109シネマズへ急行。
ずっと楽しみにしていた「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見に行ったのです。
これだけはどんなに忙しくても、早く観に行きたかったのです。
レイトショーだったので、帰ってきたのは24時を回っておりました。
衝撃のオープニング(観てない人のためにあえて伏せます。)から、じーんとする
エンディングまで、146分間、フルに楽しむことが出来ました。いい映画だなぁ。
普通、この手の「感動作」が好評で続編を作ると、観客の期待に過度に応えようとして
泣かせよう泣かせようの演出になりがちですが、それを敢えて抑え目にして
じんわりとした感動と幸福感を提供してくれたのがとっても好印象でした。
昭和34年の東京を再現する大型セットやVFXはより磨きがかけられて、
特に羽田空港のシーンには驚かされました。こりゃ凄ぇや。
ただ、空襲で妻子を失った宅間先生(三浦友和)が、タロを媒介に美加と仲良くなれる
可能性があっただけに、最後に美加が福岡に行ってしまうのは少々寂しくもありました。
まだ「明日は必ずいい日」という希望が持てた、昭和の日本。
戦争の傷跡や、それによって生まれた数々の不幸があったにせよ、
人々が明日の幸福を信じ、つつましくも明るく過ごせたこの時代に
ラジオマンとして生きることが出来れば・・・とちょっと羨ましくも思ったり。
とは言え、いつの時代にあっても、幸せな生活を創り出すのは自分の意志。
時代のせいにせず、一所懸命頑張らなければ、何も手にすることはできませんよね。
いよいよ今度の日曜には37歳。
自分の中で決めている引退の年齢まで、あと8年となってしまいました。
多少無謀な目標ではありますが、その為に今の忙しさに立ち向かって行こうと思います。
頑張ろう!
※検索避けの為、一部文言を修正しました(1105)

東京の夜空をお散歩。

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写真じゃ絶対に解らない!一度乗ってみて!

今夜は、ヘリコプターに乗って東京の上空をお散歩してきました。
現在僕がプロデュースさせて頂いている特別番組「Tokyo Temptation Neo」の取材で、
番組スポンサー・エクセル航空さんのヘリクルーズに参加したのです。
<ちょこっと番宣>
エクセル航空presents Tokyo Temptation Neo
出演:夏目真紀子
11月11日(日)19:00-19:30 fm fukuoka ※弊社制作番組、遂に福岡上陸です!
11月11日(日)20:00-20:55 fm osaka
11月25日(日)19:30-20:00 AIR-G’
※東京のちょっと変わった観光スポット、出来立ての新名所などをご案内します!
すっかり日も暮れた18時30分。我々取材チームの前に現れたのは
6人乗りのジェットヘリ。ヘリポートに爆音と共に舞い降りるその姿がカッチョいいっ!
何故か僕はパイロットさんの横(クルマで云えば助手席)に乗り込みます。特権?
出発準備が完了し、地上スタッフが手を振る中、まるで重力から解き放たれたかのように
本当に滑るようにヘリは舞い上がりました。(これだけで鼻血が出そうだった。)
東京ディズニーシーの真横にある浦安へリポートから、時速210キロで高度2,000フィートへ。
目の前には、本当に…言葉にならないほど美しい東京の夜景が拡がります。
後ろでパーソナリティが収録していなかったら、僕は絶叫してしまっていたでしょう。
大袈裟でもなんでもなく、本当に世界で一番美しい宝石箱を開けたような、そんな美しさ!
いやー、携帯でビデオ撮って皆さんにご覧に入れたかった…(勿論携帯の電源はOFFです)
葛西⇒お台場⇒汐留⇒六本木⇒渋谷⇒新宿と西進するのですが、
眼下のビル群のなんと美しいこと!
パイロットの田邊さんが仰っていた、「パイロット仲間の評価では、東京上空の夜景が
世界で一番綺麗だとのことです。」という言葉は、間違いではないようです。
サンシャイン60展望台の約3倍の高さから見下ろすと、だだっ広い関東平野が
いつまでも光の絨毯のように拡がっていく様は、本当に凄い。
NYや香港と違い、夜景が終わらない・・・という感じがするのだそうです。
新宿で折り返すと、今度は水道橋⇒秋葉原⇒浅草と下町上空を通過。
仲見世の通りが浅草寺まで続く光の帯や、隅田川を渡る幾つもの橋。
地上は人込みだったり渋滞だったりするのでしょうが、その光でさえ美しい。
俗世の悩みも吹き飛ぶ、夢のような20分間でした。
この遊覧飛行、やはりカップルやご夫婦の記念日などでの需要が多いようですが、
そんな記念でなくても、絶対に一度は乗るべきです。
夜、羽田に着陸する飛行機からも東京の夜景は見ることが出来ますが、
グラスエリアが圧倒的に広く、純粋に東京上空をルートとするヘリからの眺めは格別です。
しかも、そんなに高くないのが更に嬉しい。
ヘリの遊覧飛行は、「出発時刻」・「滞空時間」で値段が決まりますが、
一番安いコースで4,000円(1名)、一番高くて18,000円です。意外なお値段でしょ?
余りにも楽しかったので、今度はプライベートで乗りに行こうと思います。
あ、ちなみに楽天市場でもチケットを販売していました。
本当にオススメです!!!!

ちょい悪オヤジにオススメの店。

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食事が終わったら、地下のお部屋でコーヒー。気持ちよすぎる。

本日は家人を連れて恵比寿へ。
久しぶりにお気に入りの店・ROSETTAに行ったのです。
先日、お店からお得意様限定メニューの案内を貰い、居ても立ってもいられず…。
このお店、イタリアンをベースとしたフュージョン系のレストラン。
ワインも非常に充実しています。
オードブルからデザートまで、それはそれは美味しいものばかり食べさせてくれます。
<本日のディナー>
・オードブルの盛り合わせ
 神戸牛の握り寿司(このお店の名物!)、蛸のおろし和え、海ぶどうとシラスの和え物
 豚の頭部を使ったテリーヌ、あと明太の…なんだっけ?
・フォアグラと松茸の土瓶蒸し
 スープが余りにも芳醇で、シャンパンの酔いすら醒めるほど。フォアグラも松茸も絶品!
・三陸海の幸とシチリア産カラスミのスパゲティ
 カラスミとアサリ、巨大なホタテ、伊勢海老などを、ルッコラや水菜と一緒に頂きます。
・黒毛和牛フィレ肉と京野菜のロースト
 肉が驚くほど柔らかく仕上げてあり美味!京野菜は特に赤カブが最高の食感でした。
・デザートの盛り合わせとカフェ
 地下の別室でゆったりとソファに座って頂けます。気持ちよくて寝そうになります。
 (前回来た時は本当に寝た。)
…これでひとり7,000円位です。安い!(チャージは別途掛かりますが。)
我が家の経済ではそう頻々と行けるお店ではありませんが、本当に幸せな気分になります。
全体的に味が濃い目で、アグレッシブな印象があるのはシェフがお若いのでしょうか?
オードブルからメインディッシュまで、力強いメニューが続きます。
いやー、本当に美味しかった。ここは本当にお勧めのお店です。
また、ギャルソンやソムリエールの接客は、丁寧でありながらもフレンドリーで
しかもとにかく良く気がついてくれます。とても気持ちよい時間が過ごせます。
(僕は都立大のラ・バラッカが好きなのですが、家人によれば接客が最悪との事。)
恵比寿ガーデンプレイスに近いものの、住宅街の中にあるのでちょっと分かり難いですが
旬の味わいを、美味しいワインと共に楽しみたい方には、最高のお店のひとつでしょう!
【RESTAURANT & WINE BAR ROSETTA】
渋谷区恵比寿南1-21-20 EN恵比寿ビル1F 03-5721-6277
ディナー 月?土 17:30?24:00 (L.O.22:00) 
     日・祝 17:30?23:00 (L.O.21:00) ※不定休
コース 5,500円? アラカルト 1,500円?
ワインはグラスで1,000円? ボトルで9,000円前後
僕ぐらいの酒量で、ディナー+ワインで12,000円位です。(チャージ・サービス料込み)

朝だぁ。

徹夜で原稿を仕上げ、スタッフが目覚める前にメール送信。
気が付いたらもう朝でした。
久しぶりにお風呂を沸かして、湯船でゆっくりストレッチ。肩凝ってんなー。
風呂上りにレモンジュースを飲みながらWebでニュースをチェックし、
日産GT-Rが東京モーターショーのプレスデーに公開されたのを知る。
あ…招待状貰ってたのに行くヒマなかった…。

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ちなみにこれが日産GT-Rね。
量産車で480psですよ。すげー。

ここ数日の怒涛の忙しさと、それを上回るストレスフルなトピックを振り返りながら
今日のスケジュール表を確認。うわー、今日もギチギチだぁ。
こりゃ再来週くらいまでは地獄だな。
その一方で、明後日収録する自分の番組の企画が全く手付かずであることに気付く。
ぎゃー、今度はスケジュール無いから2本録りなのにー。
そう云えばあのアーティストが11月にアルバム出すから、コメント貰って特集しよう…。
もう一本はバカラックでもかけるか。
タバコとコーヒーで濁った口の中を、歯磨きしてすっきりさせたら出かけよう。
今日も穏やかないい天気。
ま、色々あるけど、なんとかなんだろ…。
そんな風に思わせてくれる
秋の朝の力に感謝。

アメ横に行ってきたよ。

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アメ横の入り口。(上野側)

さて、本日も仕事山盛りなのですが現実逃避して上野へ。
上京以来行ってみたかった「アメヤ横丁」に向かったのです。
年末のニュース中継で必ず紹介されるこの商店街に、予てより憧れがありました。
上野駅側からアメ横に入ると、いやもう凄い人。年末はどうなっちゃうんだ?
乾物屋や服屋(しかも下町系の)、魚屋や時計屋、香水屋(?)、バッグ屋などが多かったです。
乾物屋や魚屋では、見事な河岸声のおじさんたちが啖呵売。
例えば、おつまみの豆や乾き物の袋(1個500円と書いてある)を2個・3個・4個…と積み上げて
「これで1,000円!…じゃ、もいっちょっ!…もいっちょっ!…これで1,000円だ!」と
どんどん袋を増やしていく。もう値札全然意味なし。
冷静に考えれば、6つ(値札で3,000円分)積み上げたところで一旦袋をバラしたりしてるので
ちゃあんと6つで利益が出るようになってるんだろうけど、その雰囲気が面白い訳で。
その他にも、「残念ながら本日で完全閉店の為、バッグ全品3,150円で大放出!」
(多分毎日「完全閉店」って言ってるよ。)なバッグ屋さん(何故「鞄屋」じゃないか解る?)
「もうお仕舞ぇだから1,000円。中トロも大トロも全部1,000円だぁ!」という魚屋さん。
この威勢のいい声とごった返す人込み。日本人も中国人も黒人も白人もなんでもいる感じ。
都心なのに、まるでアジアのマーケットに踏み込んだような楽しさがあります。
御徒町の終点まで、疲れる間もなく歩き回りました。ガード下も含めると結構広いんだけど。
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ここのケバブはホントに旨かった。

途中でケバブ屋で買い食いしたり(ここの店員、中東系なのかラテン系なのかわからんが、
なかなか日本語も達者で面白い。僕は「アニキ」で家人は「お嬢様」だとさ<笑>)、
インチキな時計屋(全部コピー時計のブランド部分だけ書き換えてある。しかも出来が粗悪)
で、元のブランドが何かを当てたり、楽しく過ごしました。
んで、晩飯代わりにあるお店で海鮮丼を食べたのですが、値段は安いが味もそれなり。
道端にカウンターが並べられ、そこで丼をがっつく「雰囲気」はあるのだけれど・・・。
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まぐろが凍ったままだった。あはは。

ちなみに、アメ横でスイス時計を買う人が多いと聴くので、僕も何軒か廻ってみましたが、
例えばモーリス・ラクロア(いま結構欲しいのよ。)を見ると、並行輸入品なのに
逆に正規代理店品より高かったりする。ディスプレイは激安風味なんだけどね(笑)
結局、どの商品も「安いものは安いなり」だし「高いものはそれなり」。
決して「良いものが安い街」じゃないんですねー。
じゃあ、なんで人々はアメ横を目指すのか。
それは多分、アメ横は買い物の楽しさやカタルシスを得られるからなのでは?と考えました。
最近は、ネットで最安値を検索してカードで決済&宅配便で受け取り…だったり、
全国どこにでもあるショッピングモールでこれまたどこにでもあるような商品を
どこでも同じ価格で買ったり。別段買い物って面白いものじゃ無くなってるんですよね。
でも、ここでは啖呵売に乗せられたり、値段交渉でより安く商品を買ったりすることができる。
これって、「あー、買い物って面白い!」と思える大事なエッセンスですよね。
消費をしなければ生活が出来ないのであれば、その消費をも楽しみたい。
そんな消費者の気持ちと、それに応えるお店の意気が詰まったのが、このアメ横なのでしょう。
僕もそれに乗っかって、定価8,000円の本マグロの大トロのサクを1,000円で買いました。
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どの魚屋も大トロ1,000円って言ってる。

絶対本マグロじゃないし、絶対大トロじゃないんだけど、おっちゃんの啖呵に
敬意を表して購入。刺身が旨くなかったら、まぐろカツにでもして食べればいいし。
あー、面白かった。
あと、上野はやっぱり東北の匂いがするよね。西側の街にはない空気を感じました。
その空気もとっても素敵。
願わくばヘンな再開発なんぞされずに、このままの猥雑さが残って欲しいと思います。

上司として。部下として。

いま会社で残業をしていて、下記のニュースを偶然発見し、暗澹たる気持ちになった。
東京地裁「パワハラ自殺」初の労災認定…上司の暴言が原因 (読売新聞)
(以下引用)
 製薬会社の営業担当社員だった男性(当時35歳)がうつ病になって自殺したのは、直属の上司の
暴言が原因だったとして、男性の妻が国を相手取り、労災と認めるよう求めた訴訟の判決が15日、
東京地裁であった。
 渡辺弘裁判長は「男性は、上司の言動により過度の心理的負担を受けて精神障害を発症し、
自殺に及んだ」と述べて、男性の自殺を労災と認定し、国に遺族補償給付の不支給処分を取り消す
よう命じた。
 原告代理人によると、上司の暴言やいじめなどのパワーハラスメント(職権による人権侵害)と自殺の
因果関係を認め、労災を認定した司法判断は初めて。
 判決によると、男性は1997年から、東京都内に本社のある製薬会社の静岡営業所で営業担当と
して勤務していたが、2002年4月に赴任してきた係長から、「存在が目障りだ。お願いだから消えて
くれ」「お前は会社を食いものにしている、給料泥棒」「お前は対人恐怖症やろ」などの暴言を受けた。
男性は02年12月?03年1月、適応障害やうつ病を発症し、取引先とのトラブルが続いた後の03年
3月に自殺した。
(引用以上)
なんという悲しいニュースだろうか。
しかしこのニュースを読んで、「今や日本中の会社がこうなのだろうか。」とも思った。
僕が知っているある会社は、パワーハラスメントが常態化した組織だった。
上位下達というレベルではなく、本当のパワハラ。
聴くに堪えない暴言や、矛盾に満ちた業務命令。散々仕事を押し付けておいての残業カット命令。
あらゆる業務上の相談を忌避された挙句に、現場が下した判断には「誰の権限でやってんだ?」…
中間管理職は、まるで自分が上位管理職からそうされていることの復讐のように、
現場スタッフに表面化しない形でパワーハラスメントを加えていた。
またある会社は、以前は組織の柔軟性と風通しの良さが評判の会社だったが
経営が交代した途端、その社風がスポイルされていったらしい。
抑圧と犯人探し、讒言とゴマスリが蔓延し、相互不信が広がっていった…と聴いた。
その会社の「古き良き時代」を知っている僕からすれば、想像を絶する話だ。
「社員の生産性」という言葉が、どうもねじ曲がっているような気がする。
この国はいつもそうだが、「リストラ(事業の再構築)」が何故か首切り・人員削減と同義になったり、
「実力主義・成果主義」が賃金切り下げや社員の待遇悪化のエクスキューズになったり。
「グローバリズム」が、同一労働への賃金切り下げの正当化に使われたり。
常に経営改善の言葉は、社員の待遇や幸福を圧迫する方向で使われるのだ。
生産性の向上というのは、社員を奴隷のように絞りあげ、追い詰めていくことではない筈だ。
このようなニュースに出てくる会社や、社員を酷使する悪評のある会社。
僕らの話題の中に出てくる「酷い会社」に共通しているのは、経営が責任を負わないこと。
売上不振や株価下落、業態縮小の際に、経営が社員にその原因と結果を押しつけること。
「勝ち組と負け組」という言葉は、「無責任で逃げ切れるか、全てを背負わされるか」という意味に
転嫁されているような気がするのだ。
会社の指針を打ち出し、経営戦略を練るのは経営の仕事。
経営戦略が現場で戦術に落とし込まれ、実行に移されたそれを管理すのは経営の仕事。
結果が出ないとき、まず最初に検証と対策を行うのは経営の仕事。
最終的にその経営戦略が失敗し、経営状況が逼迫したときに責任を負うのは経営の仕事。
そんな決意もなく、まるで利権をテイクオーバーしたかのように無責任に経営に臨む役員が
この国には多すぎるような気がする。
サラリーマン組織とは、業務とそれに伴う責任を細分化し、個々人の負荷を減らすことで
成立するものだと思う。その分個々人の報酬も細分化されたものになる。
これを束ねることで、大規模な業務の展開を可能とし、最終的に会社の所有者(株主)の
利益を拡大していくビジネスモデルだと思う。
その場合、組織全体の責任の集約点は、所有者から執行を委託された経営になる筈だ。
権限は与えず、責任だけを丸投げ。
そんな経営がいる会社は、今後成長しないし、最終的には破綻するだろう。
しかし、会社が破たんするか、その前に社員の人生が破たんするかは分からない。
どうか皆さん、会社の…否、経営の餌食にだけはならないように気をつけて下さい。
経営に搾取され、精神的にも肉体的にも追い詰められるくらいなら
その会社にはいない方がいいです。
本当に追い詰められ、あなたが駄目になってしまうその時、その会社は簡単にあなたを見放すでしょう。
人間は、生きるために働くのであって、働くために生まれて来た訳ではないのです。
どうか、幸せになるために仕事をして下さい。
経営者の皆さん、自身の幸福と同じくらい、スタッフの幸福を追求しましょう。
スタッフが幸せに仕事ができる会社なら、自ずと生産性も高い状態で確保できるはずですから…。
自戒の念も込めて、本日はこのニュースについてエントリーしました。