時計趣味者のアーカイブ
時計蒐集が趣味になって長い。
中学生の頃から始まったそれは、CASIOのデータバンクやPERAといった
デジタル時計から始まり、G-SHOCK(これは然程ハマらなかった)や
Swatch、アナデジ、アニエス・ベーなどのライセンスウォッチを経由して機械式時計に至る。
機械式時計もスイス製からドイツやロシアなどに対象が拡大していき
最後に国産に還り、最近はスプリングドライブだとかソーラー発電とか
ちょっと毛色の違うものを集めている。
振り返ると、私の時計趣味は
・多機能だったり、ユニークな機能が搭載されている系統
・デザインが綺麗な系統
のふたつに大別できると思う。
先日、博多駅の地下街入り口に掲げてあった看板を見て
ハッと立ちすくんだ(というのは言い過ぎか)
その看板に写っていたALBA AQGK418は
私が高校生の頃にお気に入りだった時計に非常に似ていたからだ。
おそらくモデルは違うだろうけれど、系譜としては同一線上。
父が愛用していたクレドールに少し似ていて、
その大人っぽさに惹かれて購入したものだ。
普段遣いしていた時計だから、なにか特別なエピソードがある訳ではないが、最後は革ベルトが汗臭くなって処分したのは覚えている(笑)
齢五十を数え、こういった「時計趣味者のアーカイブ」を
また集めてみようか……などと考えている。
10年前に探していた、人生はじめての腕時計はその数年後に入手した。
このALBAのほかにも、いくつか入手したい時計がある。
70年目の民放ラジオ。
日本の民間放送の雄、中部日本放送がこんなツイートを上げていた。
来年の9月に、日本の民間放送と民間放送ラジオは70歳になるのか。
CBCに遅れること2年4ヶ月後に放送を開始した九州朝日放送は、
今度の元日に放送開始67年を迎える……と。
1993年に僕が九州朝日放送に入社したとき
創立40周年の記念写真帳(卒業アルバムみたいなの)が出たんだよな。
僕がいま、ラジオ人として28年目だから、当たり前ではあるんだけれど
ずいぶん長い時間が経ったのだなと思う。
民放ラジオの歴史の約4割に関与してきた年月には
産業構造の激変、社会構造の激変が結構な量あったし
九州朝日放送、TOKYO FM、CROSS FMと
3つの放送局で働けたことも含めれば
振り返るとそれなりに面白いことも書けそうだけれど
今はまだ、その時ではないと思う。
まだまだ前を向いて進まなければならない。
2020年は、ラジオ人として忘れられない年になると思う。
全ての民放ラジオ局が、経験したことのない苦境にあえいでいる。
発想にも体力にも精神力にも衰えが見え始めたなかで
出口が見えない日々を過ごすのは正直言ってただただ辛いけれど
頑張って未来を切り拓かねば、と思う。
民放ラジオはまだまだ70年目。末端の俺は、28年目。
老け込むようなトシじゃないですね。
ひとり焼肉。
天神西通りに「ひとりで行ける焼肉ファストフード」とうたう店があることは随分前から知っていた。
僕は「いきなりステーキ」があまり好きではなかったので
その隣りにあるこの「焼肉ライク」は系列店だろう、と敬遠していたのだけれど、きょう、不意に、どーしても焼肉が食べたくなったので行ってみた。
確かにカウンターは一人席になっていて、タッチパネルで注文するスタイル。「一蘭」ほどのブロイラー感(あれもキライだ)はなく、接客も良かったので安心。
赤身肉のセットを頼んでみた。
あれま。美味しいじゃないの。
これはもうちょっと早くに足を踏み入れるべきだったなー、と調べてみたら、この「焼肉ライク」は、「牛角」(レインズインターナショナル)の創業者が立ち上げたチェーンとのこと。レインズはもう法人としては3代目だもんね。
2018年8月に東京・新橋に1号店が開店して以降、首都圏から九州まで
店舗網を拡大しているようだ。
実際、Web記事になるくらい「いきなりステーキ」と競合するんだけど
だからって隣に出店するのはスゲぇなあ……と若干引いてしまう。
けれど、お肉を食べたいと思っているお客を捕まえて、かつ競合から
客を奪うには、これ以上の方法はないもんね。
コンビニエンスストアの出店も、なかなかえげつないと聞く。
福岡に帰ってくるまでは、焼き肉といえば自宅近所の
プレミアムカルビというお店がお気に入りだったのだけれど
(ここは「美味い食べ放題」が「ほどほどの価格」なのが良い)
こちらではまだそんなにお店を回れていないので
気軽に食べられる焼肉屋さんを開拓してみよう。
ちなみにステーキだと、福岡なら「肉が一番」がオススメ。
美味しいお肉を安く食べられます。
春吉での単身赴任中に見つけて、いまや一家のお気に入りです。
トリスハイボールが99円なのも素晴らしい(笑)
てなわけで、もう随分長いこと放置していたブログを
1,728日ぶりに更新しました。
もうすぐ50歳、知命の齢になるので
FacebookとかTwitter以外に「書く場所」を作ろうかと。
以前ほど熱心に更新はできないかもしれませんが
のんびりやってみます。
青山進出7周年。
7年前のきょう、2009年2月13日に
株式会社SEVENは初めての事務所を北青山2丁目に構えました。
外苑前交差点から神宮球場に向かう、スタジアム通り沿い。
わずか3畳しかないSOHOオフィスでしたが
初めて自分で構えた事務所ということで、とても嬉しかったのを
昨日のことのように思い出します。
その年の11月には、南青山2丁目の現事務所に移転。
大好きな青山の街で、きょうも営業しています。
あと数週間で、弊社は第8期を終えて第9期へ突入。
その直後には創立8周年を迎えます。
青山進出当時の目論見は大きくハズれ、なかなか足腰が強くなりませんが
いつか大きく飛躍できるように
音声コンテンツ領域のトップランナーになれるように
これからも頑張ります!
※現在、私のブログは株式会社SEVENのサイトに移転しております。
お時間ありましたら、どうぞご覧ください。
radiko、越境聴取に対応。
KBCも、TOKYO FMも全国で聴ける!
4月1日から、IPサイマルラジオサービス・radikoが
全国60のラジオ局の放送を、全国で配信します。
エリアフリーサービスは有料で、月額378円です。
これまでは、一部の有料アプリで
FMラジオ局の越境聴取が出来ていましたが、
このradikoのエリアフリーサービスには、AMラジオも参加しています。
僕がラジオマンとしてのキャリアをスタートさせたKBC九州朝日放送や
現在弊社・株式会社SEVENが「Aloha Weekend」を制作しているLOVE FMも
全国でお楽しみ頂けます。
インターネットのおかげで、ラジオはもっともっと面白くなります。
この技術の進化は、眼を見張るものがありますね。
このニュースで、ふと昔のことを思い出しました。
KBC時代、プロ野球の実況音声を携帯電話にサイマルで送る企画を手がけました。
球場からのQテイクでCMバンクを専用のものに自動で切り替えるなど、技術的に大変でした。
権利処理はかなり簡素で、球団への放送権料の付帯としてかなり安く仕切ってもらいました。
(コンテンツの価値が飛躍的に高まった今では、あの条件では絶対ムリだろうな。)
あの時は、営業・編成・技術・スポーツ部がガッチリ手を組んで、
大ヒット企画を産めたと自負しています。
僕がKBCを未だに愛してやまないのは、あのチームワークがあったからこそ。
利用者の平均利用時間を算出し、実況アナは60秒に1度得点経過を入れてくれました。
技術さんは専用機材の開発、回線の交渉などを鮮やかにクリアしてくれました。
あの時、クライアントの通話料収入は、KBCへの支払いを超えるほどだったのです。
iモード前夜。ホークス初優勝の年の忘れられない仕事です。
この件に限らず、KBCの先輩方や同僚は、若かった僕の思いつきを
それぞれの専門領域で具現化してくれました。
上司は危険な企画でも「やってみろ!」と背中を押してくれましたし、
失敗した時は一緒に謝罪に行ってくれて「お前は反省しても萎縮はするな」と励ましてくれました。
本当に素晴らしい局なんです。
いま時々、お客様に「なぜラジオにこだわるの?」と聞かれます。
それは僕がKBCラジオ出身だからですよ。
当時の上司・先輩・同期・後輩のおかげで、ラジオを一生の仕事と決めるくらい楽しめたからですよ…と
心のなかで思っています。
そんなKBCが、4月から全国で聴けます。
どうぞradikoへ!
※ちなみに僕が出演している「週刊 日経トレンディ」は
今でも、これからも、radikoで無料で聴けますよ。
毎週月曜日・16:45から。ラジオNIKKEI第1放送です!
夏の終わりに
えーっと、こんな感じ?
8月最後の週末、仕事を終えて帰宅したら
「もしもの種」から郵便が届いていました。
残念ながら、種は芽を出さずに枯れたようです。
力及ばず。
まあ、この方面に関しては焦らず次の機会を待ちましょう。
さあ、また現実に戻るんだ!(笑)
業務連絡。
当ブログにご来訪賜りありがとうございます。
昨夜より、尋常ならざる数のコメントスパムが来襲しておりますので
一時的にコメント欄を一部閉鎖致しております。
ご理解のほど、何卒宜しくお願い致します。
この記事は
公開終了致しました。
6月に入りました。
泣いても笑っても、あと一ヶ月。ただ頑張るのみ。