さて、今日は久し振りに時計の話題。
今日も今日とて楽天市場を彷徨いながら、中華系の時計を見ておりましたら
あれっ?となる一品を見つけました。それがこれ。
JH Collection…しかしその実態はっ!
JH Collectionなるブランド。このブランド自体は中華時計マニアの僕でも
殆ど知らない(楽天ではよく見かける)のですが、問題はこのシルエット。
次の写真をご覧いただきたいのです。
ん…? なにかおかしなものを感じませんか?
さあ、どうでしょう?
若干不鮮明ですが、まったく同じシルエットで、違うブランドであることが判りますか?
そう。これは某B社の時計のニセモノです。ニセモノなのに上の時計と同一のシルエット。
では、今度はB社の本物を見てみましょう。
大変美しいシルエットとなっております。
いかがでしょうか?
つまり、まずブルガリ・エルゴンという時計がありまして、そのニセモノが中国で
造られまして(真ん中の写真です)、更にそのエルゴンのニセモノをベースに
JH Collectionなるブランドの本物が出来ているようなんですね。
うおー、やっぱ中華魔界時計は…。
因みに僕はエルゴンの本物を所有し、且つ真ん中のニセモノの実物を見たことがありますが
全く似ても似つかない商品でした。まあ写真を見れば判るんだけどさ…。
元ネタを知らずにJHなんとかを買うと、ちょっと辛いかもしれませんが
魔界時計のシャレを追及したい方はどうぞ。
で、この記事を書くに当たってこのJH Collectionの他の時計を見てみたら
アカン…どれも見たことあるようなモンばっかりや…。