一本だけのヴィンテージ

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紳士すぎて着けるタイミングが無い。

一本だけですが、ヴィンテージを持っています。
流石にアンティークとは呼べないシロモノで、60年代から70年代くらいのウォルサム。
手巻き三針(センターセコンド)・23石・耐震装置付きの「DE LUXE」です。
15年前に亡くなった祖父の形見として譲り受けたものです。
この時計、おそらくそんなに立派なものではないでしょうが
ドルフィンハンド、ラウンドした文字盤にドット式のミニッツマーカー、針先は曲げ加工と
クラシックのお手本のような作りになっています。勿論プラスチック風防です。
譲り受けた時は機械式時計に興味は無く、ホッタラカシだったのですが
存在を思い出して引っ張り出してみたところ、萌えポイント満載!
まるで、パテック・フィリップのRef.1578のようです。結構似ているんですよ。
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1963年のRef.1578。似てるでしょ?

パテックは買えずとも、正統派クラシックだ!と現在お手入れ中。
ODS時計工具店アモールサンエーパールを購入し、シコシコ磨いています。
この時代の時計にしては珍しく、竜頭を除いたケース径が38ミリ近くあります。
アメリカ製の時計だからかなあ、などと推測しておりますが、この大きさなら今も使いやすい。
ただ、流石にジーンズには似合わないので、スーツを着た時に付けようと思っています。
これを一週間くらい毎日着けていたら
いつの間にかカラトラバとかにならないかなぁ。無理か(笑)