ヘアライン仕上げの小傷取りって難しそうで。
さて、本日はFM Salusで番組収録4本。長かった…。
併せて、Hawaii101FMの春改編に伴うSalusとの協力体制についての打合せ。
お休みの日も、色々慌しく動いております。
今日打ち合わせたSalusとの新しい企画を現実に出来ると楽しいんだけどなぁ。
で、今日は久し振りにロンジン・オポジション(L3.623.4.78.6)を着けました。
僕が買った最初の機械式腕時計です。
ロンジンが安売りブランドに身を窶していた頃の一品で、
残念ながらプラスチッキーな文字盤(実際の素材は判りませんが)と、
高級感の感じられない針が大変残念な気分になります。
全体のデザインは決して嫌いではないのですが。
ただ、この時計にもいい所は勿論あります。
まずムーブ。ロンジンでは「L619.2」と称するETA2892A2ベースのそれは
ローターや地盤に丁寧なペルラージュが施してあり、結構美しいです。
精度的には日差+3秒程度で非常に優秀。安心して使えます。
L619.2は、ウィームスシリーズ(復刻版)など幅広く使われています。
またブレスの仕上げはカッチリとして隙が無く、観音開きのバックルを閉じると
ラグからラグまで一周するコマの連なりが非常にいい感じです。
またケースも薄く、38ミリ程度の径と併せて嫌味なく使えます。
決して質感の高さや所有感を満足させるサムシングはありませんが
長く使える良い時計だと思います。
もう7年位使っているので結構小傷があるのですが、磨き方が判らずそのまま。
ちょっと可愛そうなので、今度手入れしてあげましょう。