わかりにくい写真ですが、雰囲気だけ。
さて今朝のエントリーとは前後するのですが、
昨夜は南青山のBody & SoulでTOKUのライブを楽しんできました。
昨年最後のエントリーに埋めた動画のBGMを歌っているジャズシンガーです。
現在のJ-Jazzシーンで、おそらく最もポピュラーな存在と言える彼の最大の売りは
何と言っても彼自身のヴォイスであるかと思います。
ちょっと鼻に掛かった甘い声は、暖かく、かつクール。
女性からの人気はさることながら、男性が聴いても甘い気分に浸ることが出来ます。
この日は彼のヴォイスに併せて、これまた甘いI.W.ハーパーで酔いました。
また、このクラブは非常に音が良いことも気に入りました。ああもう凄く良い気分。
“again” いい曲だったなぁ。
1stセットの終演後、初めてご挨拶をさせて頂きましたが
声の雰囲気そのままに、落ち着いた物腰が大変魅力的でした。
(ところが、ライブ中のMCは非常に面白いのですよ。)
いつか一緒に番組をしましょう、とお願いして握手したその掌は、意外な程大きかったです。
ちなみに彼のもうひとつの顔であるフリューゲルホーンも、彼のヴォイスのように甘いのです。
2ndセットのアンコールで、彼の友人であるアトランタ在住の日本人シンガー
Maya Hatchがカウンターからステージに招かれてセッション。
彼女も、小柄な体躯に似合わぬ芯の強いヴォイスで、とても魅力的でした。
しかも、近隣のBlue Note Tokyoで来日公演2日目を終えたばかりのロイ・ハーグローブ氏と
彼のツアーメンバーが続々と来店。TOKUのステージにフラっと上がり、演奏します。
お客も、そしてTOKU自身も驚く大セッション。
なんと2ndセットは1時間弱だったのに、アンコール&セッションが1時間半(笑)
この夜Body & Soulに集まった40人強のお客はとてもラッキーでしたね!
終演後、今度はロイ・ハーグローブ一座と片言の英語でお喋り。
あなた達の音に出遭えて幸せな夜だったよ、と伝えたら、にっこり笑ってくれました。
次回は3月29日に、TOKUは小沼ようすけ氏を迎えてBody & Soulに帰ってきます。
南青山の隠れ家で繰り広げられる、恋より甘い夜。みなさんもいかがですか?
すっかり酔っ払って歩く深夜の六本木通りは、春の匂いがしました。
Body & Soul
6-13-9 Minami-Aoyama,Minato-ku,TOKYO
03-5466-3348 (5pm-)