バーゼルの新作について。

Breguet-Type-XXII-3880-ST.jpg
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さて、三回連続のブレゲネタですよ。
バーゼルワールドが始まりまして、ぼちぼち速報が始まっていますね。
以前は読売新聞の速報サイトが一番見やすくて良かったのですが、今年は無い模様。
メディア不況の影響がこんなとこに…って感じでしょうか。
で、一昨日のエントリーでご紹介したブレゲの新作なのですが
僕が見ていたのはどうやら間違いなくマリーンだったようで
(ブレゲ針のスポーツモデルって時点で気付きますよね、普通…。スミマセン)
実際に「Type XXII」として噂になっているのは、上の写真のモデルです。
海外のサイトでも速報されていました。
未確認情報ではケース径が44ミリもあるらしく、写真を見るとラトラパンテ機能が
特徴のようですが…12時位置のレトログラードの小窓は何を表示しているのでしょう?
60まで数字が刻んであるので、60分計でしょうね。
9時位置に30分積算計で…3時位置が…これ、24時間表示用のインダイアルですね。
6時位置が12時間計。んん?GMT付きってこと? で、スモセコはなし?
センター針の赤い方が、秒針としても機能するんですかね…。
なんだか良くわかりません。メカのことはどっかの速報記事を待つことにします。
で、画像を見つめた上でのぶっちゃけた感想を言ってしまうと
エレガントじゃない…。
もともとType XX系は軍用時計の系譜なのに、XXIからスポーツ・ラグジュアリーの色彩が
強くなりすぎて、XXIIでその方向が行き過ぎてしまったような気がします。
クラシックのエレガンスと、Type XXのエレガンスは当然方向は違いますが、
アエロナバルのデザインには、古い航空時計としてのエレガンスがあると思うのですよ。
それがXXI以降、コンセプトのブレによってブレゲ流の色気が無くなってしまったように思います。
今更44ミリ径の時計を出す意味も判らないし、色遣いとかもなんか…ねぇ。
正直、ブレゲが毎年新作を出す必要はないんじゃないか、と個人的には思いますね。
まあ、新作が出れば購入意欲を喚起できるという企業的な意味合いがあるのでしょうが。
ちなみに、個人的には今年のバーゼルの当たりはグラスヒュッテ・オリジナル。
このページに紹介されているどの新作も、非常に素敵!
特に一番上の、パノのSSモデルにドキドキしちゃいます(←なんで? 笑)
そういえば、ジュネーブサロンのジャガー・ルクルトも魅力的でしたね。
デュオメトロのムーンフェイズが付いたのとか。
他のブランドもここから新作がチェックできるので、じっくり見てみたいと思います。
写真が大きくて、凄く綺麗ですよ!
【追記】グランドセイコー、海外デビューするんですね。うけるかなぁ?