「派手なブレゲ」ならこれかなぁ。
さて、再びバーゼルで発表されたブレゲの新作の話題です。
(前回ご紹介したモーブッサンの時計、やはり気になる人が多いみたいですね。
これまでに無い多さで、検索キーワードが集中しています。)
今回ご紹介するのは、マリーンの新作。
アラームウオッチですね。12時位置の小窓でアラームのセット状態が判り、
10時位置にはアラーム用のパワーリザーブインジケーターが付いています。
ブレゲの始祖であるアブラアン・ルイ・ブレゲは、フランス海軍のマリン・クロノメーター
(航海用の精密時計。ジョン・ハリソンとか有名ですね)を作っていたそうで
その歴史への敬意を以って展開されているシリーズ、ということのようです。
フランス海軍航空隊の制式時計がベース、というアエロナバルのような背景よりは
若干抽象的なモチーフかな?と思わないでも無いのですが、それにしたってカッコいい。
ブレゲ針、ギョシェ、コインエッヂといったブレゲの文法を踏まえながら
昨今流行のスポーツ・ラグジュアリーのキラキラ感、良い意味での派手さがありますよね。
ウブロのビッグバンとかパネライの高いモデルより、こっちの方がワルくて好いような。
ブレゲならではの艶っぽさもありますし、仕上げの良さは期待できるでしょう。
TYPE XXIIをご紹介した時にもちょっと書いたのですが、
TYPE XXシリーズは、ラグジュアリー色を打ち出すには元々の方向性が違うように思います。
ですから、こちらはアエロナバルから続くアビエーション・ウォッチのストイックさを
楽しむラインとして、派手好きな方のためにはマリーンのラインを進化させる…という形で
いかがかな、と思うのです。
TYPE XXIIとマリーン。僕なら後者を選びたいですね。もちろん買えませんが(笑)
みなさんは、どちらがお好みですか?
※このブログでもマリーンを詳しく紹介しています(英語です)
【余談】そういえば、B-Barrelのぶー社長が随分前にブログで紹介されていた時計を
Yahoo!ショッピングのポイントがあったからという理由だけで買っちゃいました。
さて、どんな時計でしょう?(ズバリ当てても賞品はありません。笑)