一度は行きたいバーゼルワールド。
さて、明日の朝までに日経トレンディの原稿を入れなければいけないのに
全くモチーフが浮かばず、現実逃避ついでに更新。
以下は超ヲタな話題の上に、メンドくさいので基礎的な説明を省くので、
ヲタでない方はスルー推奨です(苦笑)
4月3日から10日まで、スイスはバーゼル市で、世界最大級の時計・宝飾品見本市
「バーゼルワールド」が開催されています。
世界中のあらゆるメゾンが、その年の新作・意欲作を発表するバーゼル。
時計ファンにはとても気になるイベントですなぁ。
現在、読売新聞のサイトで現地の写真レポートが毎日更新されています。
これ、画像の転載が出来ないので(ケチだなぁ。)、ざっと見た上での感想などを。
【トレンドは超未来&クラシック回帰?】
IWCがいっぺんに6本の名作をリメイクしたり、ブライトリング(スーパーオーシャン・
ヘリテイジ)やブランパン(フィフティ・ファゾムス)、ロンジン(レジェンドダイバー)等
復刻やリメイクが相次いだ昨年からのトレンドは益々拡大化しているようです。
主流は60年代のようですが、パテック・フィリップは40?50年代あたりの薫りがするし、
オメガは70年代モノも見かけますね。各社各様の栄光の時代のデザインを上手に使ってます。
ここ数年のデカ厚ブームが収束するに当たり、行き過ぎたケースの大型化を止める理由として
クラシックへの回帰を打ち出すのは悪くないと思います。
個人的には、今後は36?39ミリ位のサイズを集めたいなと思っております。(まだ買うんかい)
一方、ゼニスやユリス・ナルダンあたりは超未来的デザインのアイテムも出しています。
タグ・ホイヤーもそのラインと見ていいのかな?
あと、クラシックの雄・ブレゲが結構遊んだデザインのレディースモデルを出したことに
ちょっと驚き。ブレゲは飽くまでコンサバティブでいいと思うんだけど…。
それと、クエルボ・イ・ソブリノスも必要以上に新しいデザインを追及するのはどうかと。
復活ブランド(正確には同ブランドは時計店が起点ですが)な上に、復活後の歴史も
浅いので、ブランド認知が進むまではデザイントレンドを変化させるべきではないと思います。
併せて考えると、今後売れ筋になるブランドも見えてくるような気がしますね。
全くの個人的予測ですが、H・モーザーやエベラールあたりが人気になって、
逆にロジェ・デュブイとかウブロ、ベル&ロスあたりは一時の勢いはなくなるかな、とか。
判らないのはパネライ。トレンドからは外れていくはずですが、人気あるからなー。
【スポーツラインが元気ですね。】
オリンピックと関係があるかは不明ですが、スポーツラインが元気。
日本ではロレックスのシードゥエラーが話題になっていますが、その他にも各社
ダイバーズ系を中心に色々出してきています。
ちょっと気になったのがブルガリ。今年はブルガリスポーツのハイジュエリーモデルを
出しているようですが、新作出ない&レディスメインが2年連続ですか?
折角ダニエル・ロートを傘下に入れたんだし、もっとおニューなブツを出せばいいのに。
そう云えばシャネルのJ12に、物凄いハイジュエリーモデルが出てますね。
700個以上のダイヤモンドで包んで、お値段8,000万円オーバー。
中国のお金持ちとかが買うのかな。
【トゥールビヨンブームは未だ収束せず?】
このサイトにもバーゼル速報が載っていたのでチェックしましたが、
パネライ、パテック・フィリップ、ランゲ&ゾーネなどがトゥールビヨンモデルの
新作を発表しているようですね。特にパテックは凄いコンプリケーションを出した模様。
トゥールビヨンのブームは未だ収束せずと云った感じですね。
それだけ需要があるんだからタイシタモンダ。
ちなみに上記のサイトで、ゼニスも三針+スモールセコンドのモデルを発見。
これなら好きになれるかも。リメイクブームはいよいよ本物ですね。
ちなみにリシャール・ミルはトゥールビヨンの懐中時計を発表。
クラシック路線突入か?と思ったら、やっぱりリシャール・ミル風味バリバリでした。
個人的には、ミッドセンチュリーの三針・スモセコのヴィンテージなどを
eBayなどで探していたので、そんな印象のモデル(特に手巻き希望。)が沢山出てくれると
嬉しいですね。ただ、YG/WG/RGなどばかりがラインナップされると手が出ないので
SSかGPのモデルが充実するのを祈るばかりです(笑)
さ、原稿に戻ろう。気が重い…。