この「なんちゃって感」が堪らない訳で。
さて、11日に衝動買いしてしまった時計が届きました。
SwatchのYAS403 “Heracles” です。SwatchはSTK403 “Lipstick” 以来なので約一年ぶり。
もう今年は時計買わない!と固く(?)誓っていたのに、なぜ敢えてその禁を侵したのか。
それは偏に、このヘラクレスのルックスにあります。ちゃんとした写真を見てみましょう。
ちなみに龍頭の素っ気無さは凄いレベルです(笑)
見ての通り、思いっきりブレゲのクラシック風味。
文字盤も(ギョシェ『っぽい』模様付き!)、インデックスも、ブレゲ針(青焼き『風』)も
「あー、Swatch位のコストなら、この辺の仕上げだよねぇ」的なブレゲへのオマージュ具合。
それを、敢えてSwatchがやってる、というのが凄くキッチュで楽しくないですか?
スウォッチ・グループ最高峰のメゾンのスタンダードを、最もベーシックなSwatchで
(まあFlik Flakとかもありますが)再現する、このパロディ感覚にヤラれてしまったのです。
そのブレゲ風味の顔を、Swatch IRONYシリーズの特徴であるベゼルで囲んでいる様子や、
クロコダイル『風』(実際には合成皮革!)のベルトなどもいい感じ。
これでもちゃんと自動巻きで、ETA2842(21石)が搭載され、裏スケになっています。
緩急針が付いていない、ディスポーザル・ムーブメントですね。
ETA2842については、以前Virtual Silverの記事でも書いています。
これ、実は某巨大掲示板のブレゲスレで存在を知り、急いで購入したのですが
11日の20時くらいには、楽天で4つのお店に在庫があったのに、先程確認したら
もう1軒にしか在庫が無い状態。みんな同じようにヤラれちゃったクチですかねぇ?
いい時計を見つけました。暫くはこれで遊びます!