コストパフォーマンスが高いのは間違いなし。
さて、5月29日のエントリーでご紹介したオリエント時計の60周年記念モデル・WV0021DT。
本日寝坊をして慌てている所に到着いたしました。
普段は宅配便さんが来るような時間には自宅には居ませんから、ラッキーでした。
このWV0021DT。発売前から某掲示板などでは結構話題になっておりまして
世界限定1,500本。うち国内デリバリー分が300本(YG/SSそれぞれ)ということもあり
早々に予約完売するWebショップが多かったのです。
特にAmazonで予約した方の中には「予約分の商品を確保できなかったのでゴメンね。」と
一方的に逆キャンセルを喰らった方も多く、僕も商品が届くまでは大変不安でした。
で、実際の時計ですが…。
非常にクラシカルな意匠のこのモデル。アンティークな雰囲気さえ漂っているので
スーツではなく、カジュアルスタイルにも使えそうです。39ミリと結構大きいですしね。
手首周り18センチの僕の腕でこんな感じです。
ボックスクリスタルの風防に、先曲げ処理が施されたドーフィン針。旧ロゴが刻まれた竜頭。
どれも良い感じでまとめられています。
12時位置のパワーリザーブインジケータとカレンダーは賛否が分かれる部分ですが、
僕はセンター秒針ならばこれで良かったのではないかと考えています。
スモールセコンドならどっちも要りませんでしたが。
ちゃんと針先が曲げてあるのがニクい。長さが残念。
また実際に扱ってみて嬉しかったのが、巻き上げ時の感触。
ETA28XX系など、自動巻きのムーブを巻く時のような心許ない感じではなく
キリキリと小気味良い音を上げて巻き上がって行きます。これはかなりヒット。
ただ定価47,250円、実売3万円台の時計ですから限界はあります。
例えば型押しカーフのベルトは決して質感が高いとは言えませんし、
カレンダーの書体や窓周辺の処理なども価格相応というのが正直な感想。
また、インデックスに届いていない分針にはかなり残念な気分になります。
とは言え、普段使いの時計として考えれば、非常にコストパフォーマンスが高く
かつとても気持ちのいいデザインです。着けている時の満足感はかなり高いですね。
裏蓋には限定の証(…たって、1,500本って限定と言っていいのかね。)である
シリアルナンバーが刻印されています。
国内向けのシリアルは1001番から1300番らしいのですが、僕のは1077番。
別にぞろ目でもキリ番でもありませんが、自分の会社の名前から考えれば大当たり。
とても嬉しくて、にやにやしてしまいます(笑)
この後数日使用して、日差なども見てみたいですね。楽しみです!
1111番を引き当てた人とか、嬉しいでしょうね。
※そう言えば一般的には、黄色人種にはYGの時計は似合わない、と云いますが
この時計をしていると、そうかなぁ?と思うのですが、皆さんはどうお考えになりますか?