ムチャな時計。

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パッと見は普通の時計なのですが。

さて、久し振りに時計を買いました。実に約半年振り(←久し振りなのか?)
Upscaletime.comの日替わり超特価で、ジャケ・レマンGU218Cを買ったのです。
送料込みで260USDちょっと。最近の円安傾向をもってしても、
日本で買うより安く「スイス製の時計」が買える、とホクソエンデいたのですが…。
調べてみるとこの時計、ClaroのCL-888(18石/21,600vph)というムーブメントを使用しているとのこと。
もともとSwiss made movementと書いてあったので、セリタかなぁと思っていたのですが
聴いたことも無いエボーシュの登場で、俄然気になり調べてみました。
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Zodiacに載ったCL-888。ということはこのメゾンも…。

すると…
海外のフォーラムで、これがシーガルのST-16をベースにしたものであると判明しました。
つまりこの時計は、「スイスの法的にはSwiss madeを名乗れる時計」だったのです。
ムーブだけでなくケースなどの素材を見ても、中華な感じはプンプンなんですけどね…。
文字盤や針、ベゼルの質感はかなり残念な感じです(^^;)
300円の中華ムーブに、スイスで100円のローターを200円の工賃で着けちゃえばスイス製。
そのムーブを中華製のケースやブレス、風防などと一緒にスイスでアッセンブルしちゃえばスイス製。
どうなんでしょうねぇ、この商売…。
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ベルトはランドセルのようなコードバン(っぽい)素材。

まあ、もともとepos 3241RBMと併用できる「ガシガシ使う時計」として購入したので
これくらいお気楽でもいいんですけどね。革ベルトだろうが気にせず夏も使います。
ただこの時計、超巨大なんですよ。直径50ミリ。完全に手首からはみ出しております(笑)
どんな格好の時に使えばいいのやら…。
サイズはちゃんと確認して買わなきゃと反省しております。
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僕が持っている小さい時計、ブレゲ Ref.3210BB(32ミリ)との比較…。