一歩一歩、前へ。

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今日の東京は素晴らしいお天気!
僕の写真じゃ空の蒼さが巧く出ませんね…。

今日、株式会社SEVEN第4期の決算が終わりました。
3月1日のスタート直後に東日本大震災が発生し、
業務にも、人事面にも大きな影響が出た第一四半期。
そのダメージで大きく計画が狂い、営業と資金繰りに明け暮れた第二四半期。
この時期には倒産を覚悟する一方で、日経のFさんや電通のNさん・Mさん、
TFMのKさんなどが、続々と救いの手を差し伸べてくれました。
そして反撃の糸口を掴んで、経営の安定に手が届きかけた第三四半期。
しかしそれを、僕は自分の意識の低さで失ってしまいました。
折角頂いたチャンスを、みすみす自分で捻り潰す愚行に、心が折れました。
再び先が見えない不安を覚えたこの頃、TFMのSさんが助けて下さいました。
更に某局に出向されていたKさんにもお力添えを頂きました。
悩んでばかりの毎日でしたが、仕事に没頭することで自分を維持できていたと思います。
やっとキャッシュフローが安定し、仕事に集中出来るようになった第四四半期。
引き続きSさんやたくさんの方々の強力なご支援を頂きながら、第5期に向けた営業に奔走しました。
結果、売り上げは対前年比で半分近くにまで落ち込んだものの
最終的には、創立以来最高の黒字を出して終えることが出来ました。
税理士さんから報告を受けた時、思わず「そりゃなんかの間違いでしょう!」と言ってしまったほど
第4期は毎日、毎月を生き延びることに必死でした。
振り返ると、この一年は例年以上に
たくさんの方々のご厚情に支えられた一年でした。
皆さんのお力の上に、自分の日々が、SEVENの日々が成り立っていることを痛感しました。
みなさん、本当に本当にありがとうございました。
長くお仕事を頂いているラジオNIKKEIのOさん、Kさん、Hさんや
ホスピタブルのM社長、そしてパートナーの皆様、キャスト・スタッフの皆様。
本当に本当にありがとうございました。
僕は本当に幸せ者です。
先月からスタートした第5期も
突入と同時に恩人の訃報、創立以来のものも含めたレギュラー案件の脱落など
また厳しい立ち上がりとなりました。
第3期で出してしまった巨額の赤字も、まだまだたくさん残っています。
しかし一方で、またたくさんの方々から、様々な案件を頂戴しています。
そのありがたさに感謝し、ご厚情を忘れず、真面目に仕事に取り組んで
一歩一歩、前に進んで行きたいと思います。
株式会社SEVEN、第5期も一所懸命・一生懸命頑張ります。
今年度も、何卒宜しくお願い致します。
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桜の時期に、青山で撮った写真です。
こんな感じで、花ひらく一年になりますように!

時間を忘れる美しさ…

今日はおすすめ動画のご紹介です。

Mindrelic – Manhattan in motion from Mindrelic on Vimeo.

最大化(フルスクリーンモード)推奨です。


なんと美しい…。
まとまった休暇が取れたら、ニューヨークに行きたいなぁ!
でも、台湾にもシベリアにもトルコにも行きたい…。
ちなみに、この動画の東京版を作っても
かなり美しいものが出来るのではないかと思っています。
【おまけ】 この記事も大好き。全然方向性は違いますが。

革命的広告について

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いやもうとにかく驚きました。

今朝、衝撃的なCFをテレビで観ました。
ホンダの「フィット ハイブリッド 補助金・免税」篇 15秒CMです。
何はともあれ、まずは上記リンクからご覧下さい。
僕はこのCMに触れたとき、雷に打たれたような衝撃を受けました。
多分一般の方々からすると、「あー、高田純次がまたいい加減なCMしてるなw」という
感想をお持ちになると思うのですが、広告を生業としている人が観たら驚愕すると思います。
何が凄いって、「商品名をいい加減に伝える」という点。
僕は番組を作る一方で、広告コピーも書いているのですが
広告と番組の最大の違いは「制約の多さ」にあると考えています。
番組と較べて圧倒的に短い時間で強いインパクトを残し、
尚且つ繰り返しの露出に耐えなければならないという難しさ。
更にコンテンツそのものが主たる目的、訴求すべきものである番組に対して
広告は「商品を認知させたり、販売意欲を喚起すべき媒介」な訳です。
当然広告主の意向も非常に重要な要素になり、彼らが嫌う表現は当然できません。
番組とは基本的なアプローチが違うんですね。
そんなことを説明しなくても、「商品名をいい加減に伝える」という手法が
本来の広告のセオリーからは著しく逸脱したものであるという点はご理解頂けると思います。
高田純次氏のキャラクターだからこそ挑める演出であることは間違い有りませんが
これを思いついたクリエイティブ・ディレクター氏の感性には脱帽です。
20年広告の世界でご飯を食べてきて、商品名をちゃんと伝えないなんて
一瞬たりとも想像したことはありませんでした。本当にうらやまくやしい!(笑)
(蛇足ですが、「商品名を言わない」という演出はそんなに珍しいものではありません。)
この広告のインパクトは、寧ろ広告業界に向いたものですが
機能的に考えても、高田純次氏が中途半端に商品名を隠してしまった結果
画面上の車種名を目で追う視聴者は少なくないと思います。
能動的に商品名を探させるという点では、大胆ですがなるほど!という印象を持ちました。
この革命的広告。
残念ながら体現できるのは、日本国内では高田純次氏しか居ないと思われますし
もう他社は真似できないという、非常にレアな存在ではありますが
既成概念だとか、仕事上のお約束、「配慮」という名の自主規制などに自縄自縛されている
自分の仕事ぶりを大いに反省するきっかけとなりました。
いやー、まだまだ広告には色んな表現の余地があるんだなぁ。
まだまだ修行が足りませんね!
ちなみに、このCMの最後の
「ま、詳しい話はお店で。」という表現も、冷静に考えるとかなり雑な締め方ですよね(笑)
くっそー、悔しいなぁ(笑)

The Iron Lady

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特に政治家と経営者は観るべし。

さて、週末にやっと「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観に行きました。
英国史上初の女性首相であり、鉄の女と呼ばれたサッチャー元首相の物語です。
元より期待が高かったのですが、それを凌ぐ素晴らしい作品でした。
サッチャーは英国病に国家全体が蝕まれていた時期に首相に就任し、
フォークランド紛争や東欧の民主化、IRAとの対峙、欧州連合への参加など
現在に続く重要な事案に決断を繰り返してきた人です。
彼女はそれらに果敢に挑み、時に強権的とも取れる政策を執った訳ですが
そこには我々が想像できないほどの懊悩があったのです。
彼女が決断しなければ、何も前に進まない。
それが是であれ非であれ、彼女は常に決断の重圧と、
その結果による評価に耐えなければならなかった訳です。
規模こそ天地の開きがありますが、
僕も株式会社SEVENという法人の舵取りについて、最終決断をすべき立場です。
サラリーマンや取締役の頃は、重要な決断は必ず上長の裁可を仰いでいたものが
すべて自分で決めなければならない。これは途方もないプレッシャーがかかります。
まして社の存立を左右するような重要な事案は、決断の直前まで迷い、悩み
決断の後もその責を負わなければなりません。
自身の決断の結果は、ダイレクトに自身に返って来るのです。
彼女は決然とした政治家でしたが
当然その裏には、途轍もない苦しみがあった筈です。
その苦しみを、名優メリル・ストリープは卓越した演技で表現してくれました。
この作品の中には、珠玉の言葉が散りばめられているのですが
その中でも特に心に響いたものをふたつご紹介します。
正確なものではなく、記憶に頼ったものですが…。
「最近誰もが『どう感じるか』ばかり気にする。大切なのは考えることなのに。」
…これは最近の政治家と有権者に共通の病理だと思います。
国家百年の計どころか、目先の利益に走るポピュリズム。
その視座には、必要以上の「感覚」が入り込んでいると思うのです。
大切なのは考え、対策を講じ、実行し、それを検証すること。
それを、この作品ではこのような言葉で表しています。
「考えはやがて言葉になる。言葉は行動を生み、行動はやがて習慣になる。
 習慣はやがてあなたの人格になり、人格はあなたの運命になる。」

この言葉、本当に感動しました。
僕らは感性を大切にする余り、考える事を疎かにしているのではないか。
考えることこそが、前に進む為の必須条件なのではないか。
最近そう考えていただけに、我が意を得たり!と思ったのです。
考え、決断することは決して楽しいことばかりではありません。
時として、苦渋に満ちた決断を迫られる。否、寧ろその方が多いかもしれません。
決断には責任が伴います。
しかしその責任を負うてこそ、成果の如何に関わらず、結果に納得できるし
次の段階へ挑むことが出来ると思います。
考え、意志を持つこと。
その大切さを、改めて知らしめてくれたこの作品に
このタイミングで出逢ったことを、本当に幸せだと思います。
皆さんにもぜひお勧めしますよ!
あ、でもそれなりに予習しておいた方がいいかもです。
特に英国病と英国の二大政党制、フォークランド紛争は押さえておきましょう。
それから、経済番組を担当する立場として非常に興味深かったのは
彼女がユーロへの参加を拒んだこと。
それは結果として、彼女を政権から引きずり下ろす原因のひとつになったのですが
ポンド経済を守ったことで、現在の欧州危機に巻き込まれなかった。
これは結果論かもしれませんが、凄いことなのではないかと考えています。

ノマドワーキングへの挑戦 II

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ノマドワーキングは、100グラムの違いが結構重要です。

さて昨年11月に、「ノマドワーキングへの挑戦」と銘打って
AndroidタブレットであるICONIA Tab A500と、そのアプリであるSplashtop remoteを使った
タブレットによる母艦PCの遠隔操作についてお話ししました。
その後、会社のメインPCがeMachines(Pentiumデュアルコア/2.5GHz / 2GB)から
HP(Athlon IIx4 クアッドコア / 3.1GHz / 8GB)にチェンジし、
更に先日iPad(第三世代)を購入したので、ノマドワーキング用のセットアップを変えました。
Splashtop remoteは、Android/iOS用どちらも販売されています。
新しいiPadは、Retina液晶(2,048×1,536)という高解像度モニターと、A5Xプロセッサのパワーで
実に使いやすく重宝しています。何と言っても652g・厚さ9.4mmというコンパクトさが際立っています。
ICONIA tabは765g・13.3mmで、1024gのVAIO G2から持ち替えた時は驚異的に軽かったのですが
この110g程度の違いが、毎日持ち歩いていると予想以上に効きます。
で、今回は更に生産性を高めよう…ということで
このiPadから、会社のPC2台を「電源のON/OFFまで含めて遠隔操作」できるようしました。
Wake-On-LANという仕組みを使ったんですね。
こちらは単にアプリケーションをインストールすればOK…とはならず、
・PCはBIOS/OSそれぞれをWake-On-LANに対応させて
 →最初からなっているものも多いですが、僕の場合は2台とも設定が必要でした。
  またBIOSはメーカーによって違うので、Web上で探してもドンピシャの解説が出てきません。
  なので、電源管理回りの項目を読み取っていく必要がありますね。これがめんどい。
・各PCのローカルIPアドレスを固定して
 →LAN上に一台しかPCがなければ問題有りませんが、複数の場合は
  LAN上のローカルIPアドレスが接続順に自動で割り当てられていたりします。
  これをOSで固定し、コマンドプロンプトからipconfig/all→イーサネット設定で確認します。
・ルーターのポートを一部開放して
 →こちら、当初はiPad/iPhone用のRemotebootが指定する50000のポートを開放したのですが、
  国産メーカーのルーターは、各PCの個別アドレス(MACアドレス)を一定時間しか記憶しないものが
  多いです。その為、インターネット側からLANに向かって、LAN全体にマジックパケットを
  送る(ブロードキャストする)ことができるように設定する必要があります。
  これをしないと、時間が経つと外部からPCを起動できなくなってしまいます。要注意。
・iPad/iPhoneにRemotebootをインストールし、設定
 →iPad/iPhone側では、各PCのホスト名/MACアドレス/グローバルIP/ポートを指定します。
  グローバルIPは弊社の場合固定されていませんので(家庭用なんかはほぼ非固定です)、
  数時間おきにグローバルIPをチェックして、メールで報告してくれるソフトを導入して、
  それをタスクスケジューラーで起動→作業終了後スリープさせるという作業も行いました。
 →ポートは先述の「インターネット側からLAN全体にマジックパケットを送ることができる
  ポート番号」を指定しています。
・で、最後にPCにSplashtop Streamerをインストールする
 →これは簡単です。
 ※全般的なセッティングについては、このサイトさんのこの記事から順を追って読んでいくと
  解りやすいと思います。但し環境によって色々別の設定も必要です(特にBIOSとルーター)。
…というように、結構ややこしいセッティングが必要で(Macは物凄くラクみたいですが)、
それなりに知識が必要なのですが、3日間ほどトライ&エラーを繰り返してやっと成功。
これまでは外出時に母艦PCを遠隔操作する際には、予めPCの電源を入れっぱなしに
する必要があったのですが、もうこれで電気の無駄遣いをせずに済みます。
現時点ではメインPCをスリープに、サブをシャットダウンにして帰宅/外出しています。
タブレットでPCを操作すると、文字入力などが若干面倒なのですが
iPadのソフトウェアキーボードは非常に出来がよく、ミスタッチはほとんどありません。
ICONIA tabもそうですが、Android端末は日本語入力環境に若干難があって
ミスタッチに苛立つことが多かったので、ここでもiPadの凄さを感じています。
(ちなみにAndroidでは、Google日本語入力を使っていました。ATOKならもっとマシだったのかな。)
これでいよいよノマドワーキング環境も、理想的な水準になってきました。
これでガンガン仕事して、売り上げを増やさねば…!
実はこれがイチバン難しいんですよね(;´∀`) がんばります!

上京10年。

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日曜日の早朝に撮った、夜明けの六本木です。
何年経っても、東京の春は素敵だなァと思います。

さて、久し振りの更新です。
毎日バタバタしておりますが、元気です!
オフィスのラジオで、TOKYO FMの「シナプス」を聴いていたら
この春上京してきた方々に向けたテーマで放送を行なっていました。
リスナーさんたちの喜びや期待、不安などが詰まったコメントに、ウンウンと頷いていて
ハッと気付きました。
今日、2012年3月28日で
上京してからちょうど10年となりました。
ついこの間までは結構意識してたんだけどな(笑)
10年前の今日、当時の居住地であった都立大学の駅に降り立った時の高揚感だとか
新居に入った時の匂いは、今でも時々思い出します。
最低限の荷物しか送っていなかったので、ガランとした部屋には仕事道具と布団、着替え、
そして小さなラジオしかありませんでした。
チューナーを1242KHzに合わせて、ニッポン放送が聴こえてきた時は
「ああ、東京に来たんだ!」と感慨ひとしおでした。
これはラジオマンならではの感覚かもしれませんね(笑)
あれから10年。
結婚して、転職して、病気して、復活して、また転職して、さらに独立して…
31歳からの10年は、どんなジェットコースターよりも刺激的だった気がします。
いまこうして、この街を終の棲家と決めて
外苑前のオフィスで仕事をしているなんて、
当時の僕にはまったく予想もつかないことでしょう。
「こういう風になるんだよ」と話したら、僕はどんな表情をするのでしょうか?
東京は土曜日から桜が開花し、4月7日に満開になるそうです。
新しく東京での生活を始める皆さんが、桜のように美しく花開くことができますように。
東京は素敵な街ですよ!

しあわせさがし。

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四つ葉のクローバー、見つけられますか?

六本木での打ち合わせから事務所に戻る途中、
乃木坂を過ぎたところにある小さな花屋で、クローバーの鉢植えを買いました。
最初は通り過ぎたのですが、あのクローバー、四つ葉のがあったな…と思い
引き返して購ったのです。
とても小さいクローバーが密集していて、パッと見カイワレっぽいのですが(^_^;)
とても可愛らしいのです。
新しく始まった年度が、たくさんの幸せに巡り会えるものであればいいな、と
机の上に置いた鉢を眺めながら考えています。
子供の頃、福岡の田舎の新興住宅街に住んでいたのですが
まだ開発途中で、近所には空き地がたくさんありました。
そこで時々、四つ葉のクローバーを探していたのを思い出しました。
もう30年以上も昔の話です。
気がつけば、あと二週間ちょっとで上京してまる十年になります。
いつの間にか、福岡で働いていた時間より、東京で働いている時間の方が長くなっていました。
時間が経つのはあっという間ですね。

Thanks! 4th Anniversary

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今年もこのエントリーを書くことができました。
皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

本日、株式会社SEVENは4周年を迎えました。
4回もこの日を迎えることが出来たのは、偏に皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
5年目は、飛躍と発展の一年になるよう鋭意努力して参りますので
どうか倍旧のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
今日は期せずして、東京の恩人のお一人と、長いお別れをしました。
その人と過ごした日々を思い返しながら、
僕がこれまでどれだけ沢山の方々のご厚意に支えられてきたか。
どれだけのご迷惑をお掛けしてきたかを考えていました。
不惑を越えたとは名ばかりで、依然迷いながら、手探りで人生行路を進んでいます。
時に立ち止まり、ともすれば後退し、なかなか結果を出すことが出来ませんが
いつか皆様が、僕と知己を得たことをご満足頂けるように、喜びとして頂けるように
心を込めて、日々の業務に邁進致します。
皆様への感謝を忘れず、一所懸命・一生懸命、前進して参ります。
現在弊社では、Terminal.tkを始め、様々な業務に取り組んでおります。
皆様のコミュニケーション上の諸問題を解決するパートナーとして
いつでも皆様からのお声掛けをお待ち致しておりますので
ぜひ、お気軽にご連絡下さい。
今後共、何卒宜しくお願い致します。
本当に、本当にありがとうございます。

Terminal.tk オープン!

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完全手作りです(^_^;)

さて、本日2月29日を以って、株式会社SEVENは第4期を終えました。
厳しい一年となりましたが、後半多少なりとも盛り返すことが出来ましたのは
偏に皆様のご厚情に依るものです。
お世話になったお客様・パートナーの皆様、本当にありがとうございました。
そして、明日から第5期に突入するに当たり
弊社初のWebサービス「Terminal.tk」のベータ版をオープン致しました。(正式には明日スタートです。)
このサイトは、Webサイト用の著作権フリー画像素材や日本語教材、電子書籍など
日本発のコンテンツを海外ユーザーに向けて販売するものです。
まだ販売コンテンツは少ししかありませんが、今後逐次追加していきます。
そこで!この「Terminal.tk」でコンテンツを販売してみたい、という
パートナー様を募集致します。
初期費用は一切不要、ダウンロード販売が可能な商材でしたら
幅広くコンテンツを求めています。
著作権フリー画像、著作権フリー音素材、日本語教材、イラスト、写真集など
ぜひお気軽にご相談ください。
まだ開設したばかりのサイトですし、これから認知の獲得と販売促進を図らなければなりませんが
(明日以降、ローンチキャンペーンを行う予定です)
いつかこのサイトが、コンテンツ販売のターミナルのような存在になるよう
ぜひご一緒させて下さいませ!
※募集フォーマットは、弊社サイトにてご案内致しております。

年度末に考える。

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第一弾の「東京の風景」は、500pvを越えるも売上はゼロ。

さて、あと数日で株式会社SEVENの第4期が終わります。
年を経るごとに、一年間の体感時間が短くなっているのですが、今年度は格別でした。
決算書は経営者の通信簿のようなものですが、今期も不満の残る内容となりそうです。
たくさんのお客様のご厚意に感謝申し上げつつ、自身の不甲斐無さには猛省が必要です。
そこでここ数週間、必死に営業や企画の立案を進めています。
新しいお話しを頂く一方で、長く続いた案件が終了するなど、事態は楽観を許しませんが
今できることは、眼前の仕事を徹底的にやり抜くことだと考えています。
とは言え、今までと同じ事ばかりしていても業容は拡大しませんから
色々なことを考えています。
その中で、最近話題のGumroadを使ったWebサービスを考えています。
Gumroadとは何か、はこちらをお読み頂くとして、これまで販売物を制作することは出来ても
決済手段の確保に頭が痛かった弊社にとっては、とても期待できるサービスです。
現在は試験的にひとつだけ商材をアップロードし、色々検証しています。
これは「認知経路」と「着地点」、そして「商材」を巧く組み合わせれば、小規模ではあっても
少ない労力で売り上げを獲得できるのではないでしょうか。
弊社は番組制作や企画立案・SPなどの受託案件が多いのですが
このような労働集約型のビジネスモデルは、どうしても成長に限界があります。
とは云え、eコマースに進出するには充分な体制を確保できませんし、
初期投資と期待収益のバランスが著しく悪い場合、業績全体への悪影響が避けられません。
そこで新しいWebサービスを可能な限り活用し、トライアルする必要が出てきます。
実際、Twitterは弊社にとっては非常に有益なビジネスツールになっています。
(非常に興味深いのですが、ビジネス向きとされるFacebookよりも、Twitterの方が
実際の業務に貢献していることが多いです。主に調達関連ですが)
一応、サービスイメージと、その為のドメイン・サーバなどの材料はひと通り揃えたのですが
如何せん組み立てる時間がないのが目下の悩みです。
専門家さんにお願いすればいいのでしょうが、弊社は自社サイトも独りで作っていますので…(笑)
先日、大手広告代理店の電通が発表した「2011年 日本の広告費」によると
弊社の主戦場であるラジオ業界の売り上げは1,200億円台半ば。
僕がこの業界に入った93年は2,113億で、東京に出てきた02年が1,837億ですから
産業全体の長期低落傾向にはなかなか歯止めがかかりません。
これに対しては、弊社は市場の縮小を憂慮するよりも、
まずその中でどれだけシェアを拡大するかを考えなければいけないと思っていますし、
そこでいい仕事を積み上げて、眼前のクライアントに「ラジオってイイね!」と言って頂ける
努力をしなければならないと考えています。
しかし、コンテンツというこれからの主要産業の只中にいることも事実ですから
それをどう創り、どう売るか、という点についてもしっかり考えなければいけないと思います。
なかなかのんびり出来る時間が確保できませんが
ボヤボヤして尻に火がつかないように、日々頑張って参ります。
ですので、皆様お仕事のご用命は株式会社SEVENにどうぞ!(←営業)