たまげた…。

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こ、これは…っ!

偶然見つけたのですが、驚きました。
(訳がわからない人はごめんなさい)
これは、僕に日本での総輸入代理店の権利を獲得せよと云っているのでしょうか?
うーん…サンタモニカの会社か…。
これ、売れると思います?
【関連サイト】
NUI Water (音が鳴るのでご注意を。かなりウザいです。)
【私信】
Hospitable様、創立記念日おめでとうございます。ippeichan、2年目も頑張って!

ズボラ向け永久カレンダー

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インダイアルがなぜかロジェ・デュブイっぽく見えちゃうのは気のせい?
これで青焼き針なら最高だったんだけどなー。

さて、ブログの更新をお休みしている間にも時計は買っておりました。
今日はその中から、セイコーのSNP001P1をご紹介します。
今回は珍しくクオーツです。
この時計、セイコーの海外向けの「Premier」というラインの商品で、
国内ではムーブメントが同じで、若干デザインが違う「BRIGHTZ」のSAGV003などの
兄弟スジに当たります。僕はSNP001の方がデザイン的に好みだったのでこっちにしました。
結構カッコいいでしょ?
この時計、キネティック(自動巻き発電クオーツ)の7D48というムーブなのですが
パーペチュアル・カレンダーとアウトサイズデイト(ビッグデイト)が付いています。
どちらも非常に人気のある機能で、僕もずっと欲しいと思っていました。
ただこの2つ、機械式の場合だと「止めておくことが出来ない」という問題があります。
特にパーペチュアル・カレンダーの場合は、一度ゼンマイを止めてしまうと
普通の時計よりも合わせるのが大変だったりするのです。
勿論、これら複雑機構は機械式で入手しようとすると物凄く高額だったりします。
例えばA・ランゲ&ゾーネの「ダトグラフ・パーペチュアル」なんて、並行店で
1,280万円ですわよ奥様。
ところが、クオーツだと基本的に止まらないですし
しかも7D48はキネティック・オートリレーのムーブなので、
フル充電の状態なら約4年間は電池が持ちます。
24時間程度時計を触らないと、自動的に運針を止めて節電してくれるのです。
で、使う時に軽く数回振ると、針が実際の時刻までぐいーっと動いて合わせてくれるのです。
実際に見てると面白いですよ。(アウトサイズデイトは止まりません。)
キネティック・パーペチュアルの詳しい説明は公式サイトのこちらで。
僕はウオッチワインダーは持っていませんし、使う気もありません。
(基本的に適当に間隔を空けて使いまわして行きたいのです。)
ですから、7D48のようなムーブは非常に都合がいい訳です。
西暦2100年までカレンダー調整も必要ありませんしね。とってもらくちん。
まさにズボラな時計ファン向け複雑時計ですねー。
シチズンはエコドライブのラインで、ミニッツリピーター(!)等のコンプリケーションを
リリースしていますが、キネティックでも出ないかなぁ。ソヌリもキボンヌ。
ただ…その辺のコンプリケーションを出すなら、セイコーはスプリングドライブだろうしなぁ。
そしたら買えないなぁ(涙)
※本日のおまけ
憧れの国産時計の一つ。クレドール・スプリングドライブ・ソヌリ
極上のスイープ運針と、おりんの響きを目標にしたソヌリの美しさをご堪能下さい。

日本橋で分不相応に悩む。

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悩んだところで買える訳じゃないんだけど(苦笑)

さて、昨日は日本橋三越まで「三越ワールド・ウオッチ・フェア」を観に行ってきました。
(去年の三越ワールド・ウオッチ・フェアのレビュー?はこちら。
今年もバーゼルやジュネーブサロンで発表された各メゾンの新作がずらりと並んで居りました。
今回のお目当ては結構少なくて
(各作品の詳細はオフィシャルサイトのデジタルカタログを見て下さいな。)
・A.ランゲ&ゾーネのカバレット・トゥールビヨン
 (トゥールビヨンにハック機能を付けた意欲作。お値段も意欲作ですた。)
・セイコーのクレドール・ノード・叡智
 (商談中で現物を見ることは叶わず。無念!)
そして、冒頭の写真にあるロンジンの「990」。
前述の2作品はそれぞれ3,240万円・577万円と、常軌を逸した価格なのでただ眺めるだけですが、
ロンジンの990は結構本気で悩んでしまったのです。
3針デイトのシンプルな構成に、ローズゴールド無垢のケース。
そしてムーブメントはレマニアのCal.8810ベースの「L990」。
これが世界1,000本限定で、日本ではこのワールド・ウオッチ・フェアでのみ5本限定販売。
僕が見に行った時点で既に3本売れて居り、更に帰りがけに1本売れていて残り1本。
おそらくこれを書いている間に最後の1本も売れてしまっているでしょう。
このシンプルな時計に惹かれた理由は幾つかあります。
まずムーブメントのL990。
先程このL990を、レマニアのCal.8810ベースと書きましたが、
実はこのCal.8810、元々はロンジンの「L990」なのです。
ロンジンL990は、1977年に発表されたツインバレルの3針ムーブですが、
1969年のクオーツショック以降、機械式時計に未来は無いと判断したロンジンが
生産設備ごとレマニアに売却したのです。
レマニアは買い取ったL990をCal.8810として、生産を継続したんですね。
それが再度ロンジンに積まれる…ということは
ETAベースでは無い、マニファクチュールとしてのロンジンを買える…ということに
なるのではないかと考えた訳です(ちょっと苦しいですが)。
一応、ロンジンもレマニアも、同じスウォッチグループですし…。
そして、国内正規流通分が5本のみという超希少性。
ロンジンファンとしては溜まらないものがあります。
最後に、ローズゴールドの無垢+レマニアという組み合わせを
僅か65万円で買えるというコストパフォーマンス。
他メゾンで同クラスの時計を探すと、余裕で100万円をオーバーしてきますもんね。
正直、この値段は大バーゲンだと思います。すぐに売れるのも当たり前。
ただ当たり前の話として
一本の時計にろくじゅうごまんえん!というのは
絶対的には非常識な訳です。
少なくとも僕には無理だー…。
結局何回もロンジンのブースに行って悩んだ挙句
買わずに帰って来ました。
帰宅後も、色々考えているのですが
あれは絶対に買っておかないと!という気持ちと
アホか!買える訳ないじゃん!という気持ちが交錯しています。
ああ、悩ましい。
これまでにも、L990を載せたロンジンの限定品は幾つか発売されていますが、
どれもイエローゴールドなんですね。(「フランシロン」とかがそれに相当します。)
金無垢を買うなら絶対ローズゴールド!と思っている僕には
これが一番グっと来ちゃうんだけどなー。
結局今年のワールド・ウオッチ・フェアはそれ位しか印象に残っていません(笑)
あ、ただブレゲのブースで見かけたおじさんのお客さんが
メチャクチャ普通にジャガー・ルクルトのマスター・トゥールビヨン(546万円)を
付けていたのに腰が抜けそうでした。
お金持ちって、いるもんだねぇ。。。
あ、あとロンジンブースの方に伺ったのですが
ロンジンも全製品9月1日から値上げするそうです。
どいつもこいつも…(溜息)

ある曲を聴きながら想ったこと。

10歳にもならない頃。
40日間の夏休みは、
時として終わらないのではないかと錯覚する程長かった。
新学期、日焼けしたクラスメイトと再会する教室は
所在無い感じさえした。
20代の頃。
目の前の眩しい笑顔は
いつまでも僕のものだと思っていた。
予定が目白押しで
秋が来ることを感じる暇も無かった。
37歳の夏。
6週間なんて、瞬きする間に過ぎ去っていく。
オリンピックも、始まったと思った途端にもうすぐ終わり。
今朝、蝉の声が耳に残った。
そして今、庭で秋の虫が鳴いている。
今夜は涼しいなあ。
もう、夏も終わるんですね。
明日は処暑です。
P.S.抱きしめたい」(稲垣潤一)

時計の話だけど、ビジネスのお話。

これまでもトゥールビヨンネタで何回かこのブログにも書いている
B-Barrelという時計ブランドがあります。
トゥールビヨンだけでなく、ピラーホイール式のクロノグラフや、メカニカルアラームなど
萌え萌えしちゃう時計が沢山あって、しかも非常に良いデザイン。挙句かなりお安いです。
なので機械式時計好きには結構知られたブランドですね。
ここの社長さん、多分年齢的に近い方なのですが
非常に筋の通った良いお仕事をしていらっしゃいます。
良いものを、手の届く価格で提供する。
文章で書けば簡単なことですが、大変なことです。
ユーザーの声に真摯に耳を傾け、最大限それに応える商品を創る。
しかも、それを安くお客さんに提供する。
実際どのようにお客さんと向き合い、お仕事をしていらっしゃるかは
氏のブログを拝見するとよく判ります。
このブランドが、より大きく成長する為のお手伝いを
いちファンとして、いちプロフェッショナルとしてできないかな、と考えています。
お知り合いのみなさん、ちょっと今度ご相談させてください。
頑張って智恵を絞りたいと思っています。
ぶーさん、今度ご連絡差し上げます!

近況報告ですー。

うわ!久し振りにブログ見たら、なんと1ヶ月も放置してました…。
これじゃ日々の記録にならんよね。反省します。
とは言え、本当にブログ書く暇が無いくらい忙しいんだよねぇ。(←言い訳。)
ということで、この1ヶ月のワタクシをさらっと振り返ってみます。
【エアフレイムのお仕事。】
とにかく忙しいでふ。最近書き物が多すぎるんだよなー。
ちょっと効率を考えないとイカン。
・GWは町田のグランベリーモールと六本木のミッドタウンで2現場並走。
 みんな頑張ってくれてありがとう!
・某企業のモバイルキャンペーンサイトのプロデュースのお話が。
 企画は通ったようですが、早く稼動しなきゃ企画なんて忘れちゃうよ!(無責任)
・それと、渋谷で11月に行われている某音楽祭の事務局業務も受託。
 結構大変そう…Hさん、一緒に頑張りましょう!
・某社団法人の事務局も引き続き受託。ありがとうございます!
 もっともっと盛り上げなきゃイカンですな!こっちも頑張ります!
・ノクティミュージックコンテストで優勝した某バンドのレコーディングも
 準備中ですが、レコーディングスタジオの確保に苦戦中。
 どこか格安でRec&TD&マスタリング請けてくれませんか?
【ラジオのお仕事。】
・あ、ご報告が遅くなったのですが、新しい番組始めました。
 「LOCOLOCO drive」(FM Salus/Saturday/21:00-21:57)
 5月から7月までの2ヶ月限定番組です。ハワイアンいっぱいかけてます!
 ちなみにこの番組は、本名じゃない名前で出演しています(笑)
 どなたかスポンサードして下さい。もっといいDJ立てますんで…。
 1時間番組は大変だー。
 「Salus Beat Press」も引き続きひっそりやってます。
週刊日経トレンディは、新アンカーウーマンに渡辺新編集長(美人)をお迎えしてリニューアル。
 編集長の写真に釣られたのか?最近iTunesのランキングが非常に高いです。
 ご登録がまだの方は急いでねー。
【雑誌のお仕事。】
日経トレンディで連載中の「企画書探訪」。
こっちも気づいたら第2回が載った6月号が既に発売になってました。
立ち読みで結構ですので買って読んでみてください。ちなみに最後のページです。

【時計。】
えーっとね、この間ロンジンを買ってから、また3本買っちゃってますね。
まずは夏の普段使い用のepos 3241RBM

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eposはホントにいいね!

もともと評判が良いのは知ってましたが、エポスってホントにコストパフォーマンスが高い。
ムーブはETAの2824-2と面白みはありませんが、かっちりしたケースの創りに大満足。
このクオリティで3万円台なんだから、他のスイス時計はホントにボってるよなぁ。
んで、お次がLes Genevesの三針スモセコモデル。このブランドは誰も知らんでしょう。
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かなりクラシックなのねん。

こちらはEDOXが日本に再上陸する数年前の2000年代初頭に、日本の代理店と組んで
作ったディフュージョンブランド。当時もお手軽スイス時計だったようですが
このモデルはNOMOSなどが使っているプゾー(Peseux)の7001・手巻きムーブを搭載。
たまには2824系とか2892系以外のムーブが欲しいと思ったのねん。
それに加えて、クルー・ド・パリのベゼル(仕上げは悪いけど!)、ギョーシェ彫り、
更にはブレゲ針(青焼きじゃない…)にコッパー(銅)の文字盤と、クラシックが好きな
方には堪らないスペックとなって居ります。
ただ、ブレスのシャラシャラな仕上げだけはダメだねぇ。
最後に、Swatchを久し振りに購入。今はなきオートクォーツの「Lipstick」。
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秒針がいま大注目のミルガウス風(笑)

日本ではAGSとかキネティックと呼ばれている、ローター発電式のクォーツ。
ホントはスプリングドライブのGrand Seikoとか欲しいけどねぇ。高いし。
あの極上のスイープ運針は、実物を見ると堪らないものがありますね。
ちなみにこいつはステップ運針です。クォーツだから当たり前か。
そんな感じで過ごした1ヶ月でした。
書いてないことも沢山あるけどね…。
まあ、それはおいおいお話ししていくとしましょう。
ではまた。今日は取締役会だー。

バーゼルワールド開催中ですね。

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一度は行きたいバーゼルワールド。

さて、明日の朝までに日経トレンディの原稿を入れなければいけないのに
全くモチーフが浮かばず、現実逃避ついでに更新。
以下は超ヲタな話題の上に、メンドくさいので基礎的な説明を省くので、
ヲタでない方はスルー推奨です(苦笑)
4月3日から10日まで、スイスはバーゼル市で、世界最大級の時計・宝飾品見本市
バーゼルワールド」が開催されています。
世界中のあらゆるメゾンが、その年の新作・意欲作を発表するバーゼル。
時計ファンにはとても気になるイベントですなぁ。
現在、読売新聞のサイトで現地の写真レポートが毎日更新されています。
これ、画像の転載が出来ないので(ケチだなぁ。)、ざっと見た上での感想などを。
【トレンドは超未来&クラシック回帰?】
IWCがいっぺんに6本の名作をリメイクしたり、ブライトリング(スーパーオーシャン・
ヘリテイジ)やブランパン(フィフティ・ファゾムス)、ロンジン(レジェンドダイバー)等
復刻やリメイクが相次いだ昨年からのトレンドは益々拡大化しているようです。
主流は60年代のようですが、パテック・フィリップは40?50年代あたりの薫りがするし、
オメガは70年代モノも見かけますね。各社各様の栄光の時代のデザインを上手に使ってます。
ここ数年のデカ厚ブームが収束するに当たり、行き過ぎたケースの大型化を止める理由として
クラシックへの回帰を打ち出すのは悪くないと思います。
個人的には、今後は36?39ミリ位のサイズを集めたいなと思っております。(まだ買うんかい)
一方、ゼニスやユリス・ナルダンあたりは超未来的デザインのアイテムも出しています。
タグ・ホイヤーもそのラインと見ていいのかな?
あと、クラシックの雄・ブレゲが結構遊んだデザインのレディースモデルを出したことに
ちょっと驚き。ブレゲは飽くまでコンサバティブでいいと思うんだけど…。
それと、クエルボ・イ・ソブリノスも必要以上に新しいデザインを追及するのはどうかと。
復活ブランド(正確には同ブランドは時計店が起点ですが)な上に、復活後の歴史も
浅いので、ブランド認知が進むまではデザイントレンドを変化させるべきではないと思います。
併せて考えると、今後売れ筋になるブランドも見えてくるような気がしますね。
全くの個人的予測ですが、H・モーザーやエベラールあたりが人気になって、
逆にロジェ・デュブイとかウブロ、ベル&ロスあたりは一時の勢いはなくなるかな、とか。
判らないのはパネライ。トレンドからは外れていくはずですが、人気あるからなー。
【スポーツラインが元気ですね。】
オリンピックと関係があるかは不明ですが、スポーツラインが元気。
日本ではロレックスのシードゥエラーが話題になっていますが、その他にも各社
ダイバーズ系を中心に色々出してきています。
ちょっと気になったのがブルガリ。今年はブルガリスポーツのハイジュエリーモデルを
出しているようですが、新作出ない&レディスメインが2年連続ですか?
折角ダニエル・ロートを傘下に入れたんだし、もっとおニューなブツを出せばいいのに。
そう云えばシャネルのJ12に、物凄いハイジュエリーモデルが出てますね。
700個以上のダイヤモンドで包んで、お値段8,000万円オーバー。
中国のお金持ちとかが買うのかな。
【トゥールビヨンブームは未だ収束せず?】
このサイトにもバーゼル速報が載っていたのでチェックしましたが、
パネライ、パテック・フィリップ、ランゲ&ゾーネなどがトゥールビヨンモデルの
新作を発表しているようですね。特にパテックは凄いコンプリケーションを出した模様。
トゥールビヨンのブームは未だ収束せずと云った感じですね。
それだけ需要があるんだからタイシタモンダ。
ちなみに上記のサイトで、ゼニスも三針+スモールセコンドのモデルを発見。
これなら好きになれるかも。リメイクブームはいよいよ本物ですね。
ちなみにリシャール・ミルはトゥールビヨンの懐中時計を発表。
クラシック路線突入か?と思ったら、やっぱりリシャール・ミル風味バリバリでした。
個人的には、ミッドセンチュリーの三針・スモセコのヴィンテージなどを
eBayなどで探していたので、そんな印象のモデル(特に手巻き希望。)が沢山出てくれると
嬉しいですね。ただ、YG/WG/RGなどばかりがラインナップされると手が出ないので
SSかGPのモデルが充実するのを祈るばかりです(笑)
さ、原稿に戻ろう。気が重い…。

連載スタートしました。

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近所の本屋にもあった!(当たり前)

さて、本日「日経トレンディ」5月号が発売になりました。

この本の最後の記事、5月号は182ページにて
新連載「企画書探訪」を始めました。
雑誌ライターとしてのデビュー作でございます。
一応、署名記事です。
結構部数の多い雑誌なので、本屋だけでなくコンビニなんかでも売ってます。
もしお財布の中に550円残ってましたら、是非お買い求めくださいませ。
ホントは物凄く嬉しいのですが、いい歳したオッサンがはしゃぐのもみっともないので
サラッと宣伝だけさせて頂きました。
どうぞよしなに…。

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ちなみにこんなページです。

ほぼ2週間ぶりの更新…。

世間的には年度末。放送業界的には改編期ということで、ここ数週間はひたすら多忙。
うちの会社は3月から既に新年度に入っているのですが、僕の事業部門は厳しいスタート。
故にひたすら営業しまくって居ります。現在仕事大募集中です!(←営業。)
映像部門が頑張っている時だからこそ、僕の部門も頑張らにゃいかんのです。
で、2週間近くもブログを放置して居りました。とは言えその間も色々あったので、
印象に残ったことをまとめて更新してみようと思います。
【3月28日(金)昼―これからの季節におススメの店。】

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場所がちょっと分かりにくいけど、本当にいいお店です。

この日、現在お仕事をご一緒させて頂いている某社団法人のOさん、Sさんとランチした店。
表参道の奥にある異国情緒?溢れる「LAS CHICAS」は、ここは本当に日本か!?と思うほど
お客も店員もお店の内装も食事もエキゾティックでした。気に入ったので今度は夜行こうっと。
【3月28日(金)夜―偉大なるラジオマンを偲んで。】
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こういう時に、その人の足跡が解りますね。

今年1月に、64歳の若さで急逝されたTOKYO FMの岡田靖雄専務を偲ぶ会がありました。
同社の全社会議が開ける位広いはずのTOKYO FMホールが、岡田さんを想う人たちで満杯でした。
TOKYO FMがまだ「FM東海」を名乗っていた頃からのFMマンである岡田さんは、ジャズを愛し、
ラジオを愛し、そして現場を愛した方でした。それ故に、ジャズからも、ラジオからも、現場からも
愛された人でした。僕も短い間でしたが、可愛がって頂きました。
企業の役員が在任中に急逝したから…という営業的側面ではなく、純粋に岡田さんを偲ぶ人が
ほとんどだったこの会を締めくくったのは、ずっと一緒に番組を創り、交遊してきた盟友
渡辺貞夫さん山下洋輔さんによるライブ演奏。
演奏中、それまで静かに会場を見下ろしていた岡田さんの遺影が、まるでスイングするように
揺れていたのに気付き、幹事のTさんと驚きつつ、岡田さんと再会できたことを嬉しく思いました。
先輩方の営々たる努力に育てられたこのメディアを、後輩としてもっと盛り上げなければと
改めて決意しました。
【3月29日(土)夜―お堀端の桜を愛でながら】
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これはたまプラーザの桜並木。ここも本当に綺麗です。

土曜日は番組の収録や自宅での作業を慌ただしくこなし、夜は半蔵門で食事。
その後、皇居のお堀端で夜桜を楽しみました。
もう上京して6年が経過しましたが、東京の春は大好き。何と言っても桜がどこにでも咲いています。
桜を見ながら、かつて「東京は、仕事は面白いけど住みたい街じゃない」と言っていた自分が
いつからか東京での仕事も生活も好きになっちゃったなぁ…などと考えて居りました。
7年目の東京で、僕はどれだけ頑張れるでしょうか。いや、頑張らなくちゃいけないんですよね。
そんな気持ちを、驚くほど代弁してくれるのが槇原敬之の「遠く遠く」。(歌詞はこちら
現在、通勤時のパワープレイ曲となっております。
【3月30日(日)昼―御殿場でまた発作。】
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本当にどげんかせないかん。(by東国原知事)

日曜日はリニューアルした御殿場プレミアム・アウトレットへ。
スプリングコートと靴を買いに行くつもりが、何故かロンジンのショップに寄ってしまい…。
ヘリテイジ・コレクションのコンクエスト・クロノグラフ(L1.641.4.75.0)を買ってしまいました…。
ただこの時計、本当にクラシカルで美しい逸品なんですよ!
今年はデカ厚ブーム終焉&クラシックが来る!と予言しているワタクシとしては一目惚れですよ。
しかも、お店の方がディプロイメント・バックルをおまけしてくれたり、アウトレット商品のはずなのに
「商品に傷が入っているので、ちゃんとした物を取り寄せてお送りします。」と手配してくれたり、
当日お渡しできなかったお詫び…ということで、ロンジンのトラベルポーチをくれたり、
カタログがないから…とロンジン175周年のムック本をくれたり、とにかく凄いサービスだったんですよ!
だからね、結局ね、アウトレットのお値段(並行のお店より安い)でアウトレットじゃない正規の新品と
たくさんのおまけが付いたからね、結局すごくすごく安い買い物だったんですよ!
…ま、ナニ云っても言い訳ですよね…。
本当にマズいっす。
考えたら、この半月で時計に凄い金額つぎ込んでる…(一番高かったのはカミさんのタンクですよ!)
ああ、現在開催中のバーゼルワールドで発表される新作を見るのが怖い…。
【3月31日(月)夜―「人間力」の凄さを目の当たりにする。】
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ちなみに編集長はつのだ☆ひろに似てます…。(失敬な!)

そして、3月最後の夜は外苑前で日経トレンディの歓送迎会に出席。
この日を以って編集長を退かれる北村 森さんを慕う人々が、多数お集まりになってました。
沢山の方々から北村さんのエピソードをお伺いし、驚き&納得したのが「情熱と繊細さの共存」。
誰もが北村さんの情熱に鼓舞されモチベーションを得て、誰もが北村さんの細やかな気配りに
救われ、誰もがミリ単位のレイアウトにまでこだわる北村さんの視線の鋭さに感嘆していました。
これだけ「人間力」豊かな人とお仕事をご一緒できているのだ…と思うと、とても嬉しいです。
金曜日の岡田さんを偲ぶ会同様、心から北村さんの前途を想う人々が多数集まったこの会。
自分がどんな人間を目指すのか、という部分について考えさせてくれるものでした。
北村さん、どうぞ今後も宜しくお願いいたします!
…そんなこんなで迎えた4月。
なかなか慌ただしさからは抜け出せそうにありませんが、一歩でも前に進めるように
ひとつでもステップアップできるように、頑張ることができる季節にしたいと思います。
みなさん、今年度もご一緒に頑張ってまいりましょう!

旅情溢れる出張…。

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40年以上使用している客車。風情あるなぁ。

さて、今日から5月にスタートする某企業の福岡キャンペーンの打ち合わせで出張。
先程、10時過ぎに博多駅に到着しました。
普段は飛行機で向かうのですが、今回はなんと寝台特急「はやぶさ」で博多へ。
飛行機より安かった(開放型B寝台っていう一番安い席です。)し、
来年にはどうも東京と九州を直接結ぶ寝台特急(はやぶさ&富士)が廃止に
なるらしいので、一度は乗っておきたいと思ったのです。
初めて乗るブルートレインは、想像していたより乗り心地もよく、快適でした。
特に良かったのは深夜!
消灯後、読書灯も消して、真っ暗な車窓の風景を眺めるのが素敵なんです。
灯りも消え、誰も居ないホームを通過するときの、ちょっと寂しさが入り混じった旅情…。
いやもうホントに今回の旅を指南してくれたTくん(最初の会社の同期にして乗り鉄)が
脳内BGMとして指定した「思えば遠くへ来たもんだ(海援隊)」がリフレインしましたよ!
窓の外を眺めているだけで、あっという間に2時間・3時間経ってしまうのです。
普段は飛行機が15分延着しただけでイライラするのに、今回は15時間40分の長旅が
全く苦になりませんでした。(まあ喫煙車だったからというのもあるでしょうが。)
カーテンを閉め、寝台に体を横たえて目を閉じれば、線路を行く列車の音がBGM。
なんて贅沢なんでしょう。ちょっとの揺れなんてご愛嬌です。
とは云え、下車して1時間近く経った今もなんだか揺れてる感じがしますが(苦笑)
時折鳴らされる汽笛が、どれだけ僕の旅情を掻き立ててくれたことでしょう!
普段の生活とは全く異質な空間の心地よさを楽しみながら、
キャンペーンの演出や、日経トレンディの第2回の原稿のモチーフを考えたりして。
飛行機の中じゃビジネスライクになりすぎて、考え事も硬直しがちなんですよね。
そういう意味でも、じっくり物思いに耽られる電車での出張、いいんじゃない?と思いました。
さあ、これから打ち合わせだ台本書きだと色々ありますが、
精一杯頑張ろうと思います!