生かされている、ということ。

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ドンペリなんて飲んだことないですよ!

今朝、株式会社SEVENの2周年を祝って、Q社のS部長が
ドン・ペリニヨンの”ヴィンテージ 2000″を贈って下さいました。
全く想像もしなかったことに、本当に感激しました。
本当にありがとうございました。
その後、畏友ippeichanから電話があり
一度は継続を断念した案件が復活した旨、ご連絡を頂きました。
正直な話、不安を抱えた状態で第3期に突入した弊社にとって、とても有難いお話。
ippeichan及び彼が率いるホスピタブルの皆さんが、諦めずに取り組んで下さったお蔭ですよね。
本当にありがとうございます。
その他にも、弊社2周年に際しては、ありがたいお祝いやメッセージを多数賜りました。
皆様、本当に本当にありがとうございました。
僕は、沢山の方々のご好意とご尽力によって生かされていると改めて想いました。
そのあたたかさに、どれだけ応えることが出来ているのでしょうか。
一日一日を無駄にせず、一所懸命努力しなければいけないと
身が引き締まる、月曜日の朝でした。

浅田次郎氏の著作が好き。

 これ、特に好きです。
昨年末から、久し振りに小説を沢山読んでいます。
その殆どが浅田次郎氏の著作です。今年に入ってからでも既に20冊近く読んでいます。
浅田氏の著作に出てくる青山の街が好きです。
地下鉄の描写も、粋な江戸言葉も、大正の頃の美しい東京も
驚くような大どんでん返しも、人間臭い神様も大好きです。
むくつけき男共の友情も、家族ならぬ一家の絆も大好きです。
特に彼の著作に良く出てくる
溜息の出るようないい男といい女に憧れます。
登場人物それぞれの、どこまでも深い愛情と、胸のすくような矜持に憧れます。
例えそれが荒唐無稽であったとしても、御伽噺のようなクライマックスに憧れます。
そして、不器用な形でしか愛を届けられない人々の、幸せな結末に憧れます。
とりあえず
「地下鉄(メトロ)に乗って」
「椿山課長の七日間」
「天国までの百マイル」
「天切り松 闇がたり」
「憑神」
「月島慕情」
「霞町物語」
この辺はぜひお読み頂きたいです。全然絞りきれなかった(笑)
ちなみに今は短編集「月のしずく」を読んでいます。
今朝読んだ或る一編が、個人的に余りにもタイムリー過ぎて、胸が痛くて…
ちょっと困りました。

春だね…。

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朝靄に煙る六本木がとても綺麗だったので一枚。
刺すような寒さがなくなり、いよいよ春の匂いが青山にも漂い始めました。
この春が、僕たちにとっても素敵なものを芽吹く季節になりますように。

ネットってありがたいなぁ。

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拾い上げた画像から一枚。

さて、この「Tak’s Weblog Version 2.1」は自分の個人サイトとしては5つ目。
作っちゃ潰し、作っちゃ潰ししてるんですね(苦笑…)
テーマもその時々で、サークルのサイト、バイクのサイト、ネタブログ、ネットラジオなど。
で、その中で結構一生懸命更新していたバイクのサイトをインターネット・アーカイブ
久し振りに読み返していたら、当時の更新用PCが逝ってしまったために紛失した画像を
数点ですが回収することが出来ました。凄くうれしい。
このバイクのサイトは、ヤマハのビラーゴカワサキのバルカンに乗っていた頃のもので、
大変ありがたいことに僕以外の執筆者の方がいらっしゃったり、各地でオフ会を行ったり
海外のサイトからリンクを要請されたりと、結構盛り上がって居りました。
ところがこのサイトをやっていた頃って、個人的に色々あって更新が止まることが多かったんですね。
で、最後は病気で長期療養に入ったことで更新を終了してしまったのです。
このサイトに掲載していた写真は、バイクでツーリングした時に写真を撮って、
それに随分感傷的なモノローグを付けて加工したものだったのですが、それが無くなって
寂しい思いをしていたものですから、全部ではないにせよ回収できたことは
大変嬉しく、ネットってありがたいなぁと思える出来事でした。
このブログは、細く長く続けていければと思います。
【19:10追記】
Q社S部長、わざわざのお運びありがとうございました。恐縮です。
まず一つ、お仕事をご一緒させて頂ければ嬉しいです!何卒宜しくお願い致します!

涙に暮れる日々?

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本日の時計はeposの3241
今日は厳しい一日になるぞ…という時に、なぜか着けたくなります。まさに戦友。

さて、週末は泣いて過ごしておりました(笑)
というのも、まず土曜日にテレビで「椿山課長の七日間」がやっておりまして。
これはテレビ朝日の制作によるもの。
一昨年、映画版を観たときに、この作品の映像化は無理だと思っていたのですが
今回のドラマ版はかなり好感が持てる仕上がりでした。もう涙ぽろぽろ。
武田のカッコ良さと、知子の深い愛に泣かされるのです。
で、ドラマ版でカットされていた原作のいいシーンを読み返したくて
今度は書籍版を読み返して再び感涙に咽んでしまいました。
ああもう!おじいちゃん、あんた男だぜ!
更に日曜日には、またテレビで「インデペンデンス・デイ」が。
なんであれで泣けるの!と驚く方も多いかもしれませんが、大統領の演説シーンと
酔いどれのおっちゃんが特攻する場面では号泣せずには居られんのです!
ハリウッドの子供だまし系SF超大作で泣けるというのは、ある意味お得(?)
で、仕上げに前夜からの浅田次郎流れで久しぶりに「鉄道員(ぽっぽや)」を読み返して
深夜に再び涙をこぼしておりました。仕事しろよ。
あ、ちなみに高倉健と広末涼子が出ている映画版は、
ラストシーンの小林稔侍の表情でどんぶり三杯分泣けます。
これに、映画版「ALWAYS 三丁目の夕日」(一作目ね)とイタリア映画「ライフ・イズ・ビューティフル
そして0系新幹線引退時のPVがあれば、完全に涙の海に撃沈されちゃいます。
ああもう、おっちゃん歳だから涙脆くていけねぇや。

これ貼るの2回目だ。

ところが、これは泣いちゃうぞー、と思っていた
TVドラマ「JIN」は意外とアッサリ。なんででしょうね。TBSだからかな?(笑)

意思の疎通は難しい。

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本日の時計はeposの3377
ワンハンドなのでタイトなスケジュールの日には不向きです。

最近、どうも自分の思いや考えがちゃんと相手に伝わらないな、と思うことが多いです。
いま起きている事態は非常にマズいよ、ということ。
もう少し責任感を持って欲しいよ、ということ。
こちらが問うていることに答えてから要望は言ってね、ということ。
婉曲な表現が過ぎているのでしょうか。
それとも僕が事態を小難しく考え過ぎているのでしょうか。
あるいは僕が余裕を無くし過ぎているのでしょうか。
一時期、物言いが攻撃的過ぎると指摘されたことがあったので
出来るだけ柔らかく、手短に、分かりやすく表現しているつもりなのだけれど
複数の相手に「伝わらないな…」と感じるので、多分僕に原因があるのでしょう。
いや、僕が相手の話を聴けていないのかもしれない。
言葉遣いって、難しいです。
そんなことを感じながら、帰宅する元気が出ずにもう2時。
明日も早いし、頑張らなきゃなぁ。
言葉、で思い出したのですが
久しぶりに雑誌のお仕事の相談を某出版社さんより頂きました。
これまでに無い、難しい内容のオファーですが
何としてでも紙媒体の仕事は復活させたいところ。
気合を入れて取りに行きます。メゲてるヒマはないぞっ!
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で、裏側はこんな感じです。
エングレーブや螺子・石はまあまあだけど、地盤が汚いのねん。。。

この発言は承認できません。

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今回は珍しく政治の話なので、苦手・ご興味の無い方は
お避け頂ければと思います。ちなみに今日の時計はブルガリ・エルゴンです。

メディアの仕事をする立場として、政治の話はしたくないのだけれど
この発言だけはどうしても承認出来ません。
「宮内庁長官は憲法を理解していない」小沢氏「特例会見」問題で反論
http://www.j-cast.com/2009/12/14056162.html
小沢氏の云う通り、天皇陛下の国事行為については
内閣の助言と承認が必要であり、
更にその内閣は、選挙を通じて国民から行政権を負託された存在です。
氏はおそらく、「国民に選ばれた内閣が『助言』してるのだから問題無い」と
言いたいのでしょう。
ただ、ここで問題なのは
如何なる合理性を以って今回の会見は特例足りえたのか、という説明が
何処にも無いこと
です。
その論旨のすり替えを見過ごしてはいけないと思います。
これが中国だからとかアメリカだからとかいう問題ではありません。
また、リベラル・コンサバティブ、いずれの視座であるかも関係ありません。
極論すれば、天皇・皇室という存在をどう捉えるかすら関係ありません。
そこに特定勢力の恣意が働いているかどうか、という一点が問題なのです。
政治的意見が分かれる天皇・皇室問題だからこそ、視野狭窄に陥らず
今回の問題の本質を冷静に考えなければなりません。
況や、宮内庁長官の発言を「辞めてから言え」等と切り捨てることは
自身の職権を濫用することを公言して憚らない、恥ずべき姿勢ではないでしょうか。
国民は先の選挙で民主党政権を選択しましたが
その暴走までは容認していない筈です。
この発言に対する、宮内庁・羽毛田信吾長官の発言は
官僚として正しいと考えます。
仮に羽毛田長官が更迭されるような事態が起きた場合、
この国は、いつか来た道を辿るような気がしてなりません。
宮内庁長官「やめるつもりはありません」小沢氏の批判に明言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091214-00000614-san-soci

どうにも

体調が悪いのです。
しかも、頭が痛いとか、熱が出ているとか、お腹が痛いとかじゃなくて
とにかく「体調が悪い」としか言いようが無いのです。
これは困りました。
具体的な症状といえば、お腹を酷く下している位でしょうか(これはホントに酷い)。
気分だけかいな、と思っていたら
先程部下から「酷い顔色ですね」と言われました。あ、やっぱダメなのかー。
何かに当たったかな…。
この後も仕事が沢山あるので、何とかもたせたいと思います。
皆さんはこんな症状、ありますか?

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本日の時計はJ.SPRINGSです。雨の日に活躍します。

絶賛残業中ですが。

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本日はオメガのアクアテラ(2502.34)
この時計のレビューはこちら

今日は二十四節気の「大雪」。
そして今年最も日没が早い日だったそうです。
夜が長いのは冬至ですが、日没時刻はまた別なんですね。驚きました。
東京は16:28が日の入りでした。
そんな12月7日月曜日に、色々故あって残業中なのですが
今日は殺伐とした気分になる、或いは殺伐とした人の心に触れる瞬間が多い一日でした。
ちょっと疲れ気味。
そんな中、僕の仕事を慮って、あたたかいお心遣いを頂いた
電通のMさん、本当に感激しました。ありがとうございました。
TOKYO FMの頃から、厳しく・あたたかく接して下さり、
その姿勢を今も変わらぬまま続けて下さること、凄く嬉しいです。
沢山の人々の愛情に支えられて日々を送る僕は、幸せものです。
今日、気持ちが荒んだあの人にも
がっくりと肩を落としたあの人にも
遣る瀬無さに視線を落としたあの人にも
せめて穏やかな眠りと、叶うならば爽やかな朝が訪れますように。
どうか、優しい気持ちで明日を迎えることが出来ますように。

想いとか価値観とか。

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本日の時計はロンジンのコンクエスト・クラシック
最近のロンジンは魅力的なモデルが多くて嬉しいですね。

人の想いや価値観が数値化、或いは可視化できたなら、
いったいどれだけの人が救われるのでしょう。
同じように「愛してる」と言葉を交わす二人でも
そこに込められた想いの多寡は、両者の間で必ず食い違うし、
その解釈もそれぞれの価値観によって微妙にズレていくと思うのです。
人間は、言葉を与えられたことによって
すべての生物で最も繁栄を勝ち得た動物だけれど、
一方で言葉を与えられたが故に、
感情や思考を、限られた語彙に置き換えざるを得なくなった動物でもあります。
そして人間は言葉を持ち続ける以上、その限界を越えることが
途方も無く、難しいようです。
その結果、その目に見えないズレや解釈の違いに思い悩み
時として傷つき、涙に暮れてしまう人もいます。
そんな瞬間を、最近沢山見て、受け止めて
切なくなることが多いです。
僕は言葉を紡ぐことで、日々の糧を得ている部分がありますが
そんな切なさに触れたとき、自分の仕事の難しさを感じます。
想いを正しく伝えること、正しく受け止めること。
それは歳を重ねるごとに、易しくなるのでしょうか。
それとも余計に、難しくなるのでしょうか。