終わった…。

本日は朝5時に起きて、某ヘアサロンのサイト原稿書き。
8時に送稿した後、選曲を済ませてFM Salusへ。
今日・来週分2本の番組を収録しました。
その後帰宅して、101FMから送られてきた本日の「Weekend Music Break」の
番組データをダウンロードし、検聴しながらFM ふぇすてぃばるのサイト作業。
先程、ようやく僕の一週間が終わりました。あー、くたびれた…。
放送局員時代、絶対家では仕事しない!お休みはしっかり休む!と
固く決意していたのに、何故か家&休日仕事が物凄く普通のことになっちゃいました。
その分、どっかで夏休み(…って、もう11月になっちゃいますが)を取ろうと思い
てるみくらぶから送られてきたダイレクトメールでハワイツアーを物色しておりましたら
なんと!燃油サーチャージが遂に20,800円まで上昇!
今年のGWに渡ハしたときに、「うえー!17,000円だって!」と驚いていたのに…。
どうやらハワイで休日を過ごすのは、まだまだ先になりそうです。
んで、今日録った「Salus Beat Press」で来週ピックアップしているのはINSPi
もう3年以上の付き合いになる、仲良しのボーカルグループです。
11月14日に、3年ぶりのニューアルバム「この歌誰の歌気になる歌」がリリースされます。

この歌だれの歌 気になる歌
INSPi
chikarajuku factory (2007/11/14)
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京都出身の彼らは本当に礼儀正しく、明るい魅力的なキャラクター揃い。
最初に出会ったその時から、ずっと応援しています。
自分の番組だけでなく、只今制作中の北海道・大阪・福岡の三局ネット特番でも
彼らの新曲を紹介します。
このアルバムの中の、「粉雪」と「素直記念日」は、本当に一度聴いてみて下さい!

s-inspi.jpg
かれらがINSPi。
ライブは動員もステージングも最高です。

ただ・・・
僕の番組用にコメントをわざわざ用意してくれたのは感謝だけど、
どのコメントにも俺の名前を連呼して絡めるのはカンベンしてよ(苦笑)
あと、トークのオチに俺を使うのもやめてくれい!(笑)
おかげで編集が大変でした…。
さあ、今からが僕の週末です。
外は冷たい雨が降ってるから…取りあえず昼寝でもしようかな(余暇の無駄遣い。)

今週も矢鱈忙しかった。

さて、最近矢鱈と忙しいのですが、今週も色々ありました。
備忘も兼ねて、仕事やなにやら雑記してみます。
【お仕事】
FM ふぇすてぃばるや某来日外国人のPR業務(そんな事もしてます。)などで慌しいのに加えて、
更に2つのラジオ局の10月新番組のお仕事依頼が。ありがたいことです。
ラジオNIKKEIの番組では構成作家兼リサーチャーを、TOKYO えふえむの番組では企画を担当。
どっちも面白い番組になるといいなぁ。そりゃ俺の責任だな。
いずれの番組も全国で聴けるので、みなさまスタートしたら宜しくです。
【ラジオ】
FM Salusでの番組も、おかげさまで2クール目を乗り切れそうです。
番組は3クール目に突入しますが(N編成部長、いいんですか?)、放送時刻は変更。
どうやら同じ土曜日の夕方になりそうです。
【音楽】
昨年のFM ふぇすてぃばる “ロック ON ロック” グランプリのELECTRIC ママのレコーディングが
いよいよ始まりました。リリース日もほぼ決定。もうすぐ全国のFMでオンエアされます。

s-rec.jpg
EMIの天王洲のスタジオにて。綺麗だった。

本人達のこれからの意識の成長を、どれだけ支えてあげられるかが僕らの仕事でしょう。
原盤権・出版件の話やPV制作のお話もあるので、一所懸命頑張らなければ!
リリースの際は、ミナサマぜひ宜しくお願いいたします。聴いてあげて下さい。
【BOSSのCM】
どうやらトミー・リー・ジョーンズの地球調査シリーズは終了のようですね。
結構好きだったんだけどな。Youtubeで2006年版の総集編を発見しました。

いい味出てるよねー。

んで、古いBOSSのCMを流れで観ていて、やっぱコレおもろいわ、と思ったのがコレ。

これ、字幕は戸田奈津子さんだよねぇ。

やはりBOSSのCMは秀作が多いですね。勉強になるなぁ。
【時計】
収拾がつかなくなってきたので、新しいコレクションケースを発注。
少し整理せんとなぁ…。などと考えていたら、先日購入した雑誌「WATCH BEAT」で
オメガ・スピードマスター・マーク40・コスモスという時計の存在を知ってしまい。
s-3520-50.jpg
またヤバい…。

元々スピードマスターには殆ど興味がなかったのですが、トリプルカレンダー+クロノ
という組み合わせがツボに入っちゃった。嗚呼、これを買うおカネなんかないってば…。
なので、いま必死になって「マーク40を買わない理由」を探しているところです(苦笑)
大阪では観測史上最も遅い真夏日が記録されたりして、相変わらず暑いですね。
仕事の方も、ここから改編や下期などを睨んで忙しさが止む気配はありませんが、
みなさん、お互いに体調に気をつけて頑張ってまいりましょう!
※検索避けの為、一部文言を修正しました(1105)

某大物ミュージシャン極秘情報など。

さて、本日は目黒区某所のレコーディングスタジオで打ち合わせ。
昨年のLOCK ON ROCKで大変お世話になったH袋T泰さんの、
ニューアルバムのレコーディングにお邪魔したのです。
H袋さんにお会いするのは半年ぶり。色々ありますが元気かなぁ…。
ヴォーカルトラックの収録が一息ついたところでブースに入ります。
Tak:「H袋さん、ご無沙汰してますっ!(最敬礼)」
H袋さん:「おー!久し振り!元気だった?(超いい笑顔)」
Tak:「(握手しながら)はいっ!おかげさまで。H袋さんもお元気で…」
…ちょ、H袋さん…なんでそんなに太ってるんですかっ!?(心の声)
半年ぶりのH袋さんは、まっ黒に日焼け&えらい太ってらっしゃる…。
先週夏休みと打ち合わせを兼ねてハワイに行っていたH袋さん。6日間で5キロ太ったとのこと。
いくらハイカロリーメシばかりのハワイとは言え、よくもまぁそこまで…。
ちなみに、僕と会話している間もデザート食ってました(苦笑)
ま、お元気ならいいんですけどねー。
現在制作中のニューアルバムは確か12月発売予定。残念ながら音は聴けませんでした。
早く聴きたいなぁ。
ちなみにこのスタジオ、トイレがえらくシュールなことになっとります。
なんと!トイレの天井にミラーボールが回っているのです。フィーバー感満点。なんでやねん。

benki.jpg
ちなみにミラーボールの後ろの細長い四角形はBOSEのスピーカー。

プロユースのレコスタって、寛いで制作できるように豪華な造りになっている所が多いのですが、
こんなに凝ったトイレは初めてみました。なんか落ち着かないよ!
で、本題の打ち合わせはそのH袋さんプロデュースでメジャーデビューする
某アーティストのレコーディングに向けたビジネスサイドのスタッフ打ち合わせ。
なかなか進まなかったこのプロジェクトも、ようやく前進し始めました。楽しみだ!
我がエアフレイムも、オフィシャルにこの件に噛めるので頑張ります。
最近なかなか忙しくて、ヘバることも多いのですが、こういう仕事があると楽しいですね。
ハワイのプロジェクト同様、楽しみながらもしっかり頑張りたいと思います!

鋼鉄のカリスマ。

アウトレイジ
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5 原点

さて、本日は夕方から川崎へ。
CLUB CITTAで、我が鋼鉄のカリスマ・OUTRAGEのデビュー20周年記念ライブがあったのです。
1980年代初頭に結成されたこのヘヴィ・メタルバンドは、かつて「名古屋の秘密兵器」と
呼ばれ、まだネットもなかったこの時代、87年に出たたった3,000枚の限定レコード(!)は
福岡の高校生には全く手の届かない代物でした。
その後88年にポリドールの洋楽部門と契約してメジャーデビュー。
当時は国内初のスラッシュ・メタルバンドのメジャーデビューでした。
1st「Black Clouds」の2曲目・「Under Control of Law」を聴いた時の衝撃から約20年。
僕にとっては未だにヴォーカルの橋本直樹氏は偉大なるカリスマです。
柔軟に音楽性を変えながらも、独特の切れ味とヘヴィネスを誇ったOUTRAGEですが
98年にはその橋本氏が脱退し音楽業界を引退。
その後バンドはベースの安井氏がヴォーカルを兼任してトリオで活動を継続しますが
僕の中では橋本氏のシャウトあってのOUTRAGEだった為、次第に心が離れてしまいました。
偶然ネット上で見かけた今夜のライブ情報に、「ゲスト:橋本直樹」の文字を見たとき、
本当に心が震え、全身に鳥肌が立ちました。
もう二度とライブでは聴けないと思っていた、カリスマの怒声に逢える!
やはりオールドファンはみなそう思っていたのでしょうか。
開場時のチッタは、とてもスラッシュのライブとは思えないほどの大行列。

s-0061.jpg
多分1,000人は来てた。

前座に、かつてOUTRAGEがその前座を務めていたANTHEMが登場。
余り興味は無かったのですが、やっぱ上手い。そして良い曲が多い。
特に「Bound to Break」や「Venom Strike」は歌っちゃったよ。
きっちりオーディエンスを温めて、彼らはカッコよく去っていきました。
それから20分後、遂に・遂に・遂に! オリジナルメンバーのOUTRAGEが登場!!!!
「MEGAROMANIA」から怒涛のスラッシーなサウンドが炸裂します!
かつてのライブがそうであったように、オープニングはMCナシのファストナンバーのラッシュ。
こりゃ付いて行くのは体力的に無理かな…と思っていたのですが
4曲目「Death Trap」・5曲目「Call of the hunter」で10代の頃の血がメラメラと燃え上がり
6曲目「Brind to Reality」で遂にブチ切れ。絶叫しながらヘッドバンギング!
大暴れしながら、橋本氏のヴォーカルに時折涙ぐんで居りました。感動だー!
MCで橋本氏は、何回も何回も「ありがとうね。」と言っていました。
直樹さん違うよ。それは俺たちのセリフだよ!
…あの会場を埋めたファンの7割(皆30代中盤以上)はそう思ったことでしょう。
あの翼を拡げるような腕のアクションも健在。あー生きてて良かった!
その後、「Just Believe in me」・「Fangs」・「Veild Sky」・「Curtain of history」・
「Madness」など、橋本氏在籍時の名曲が怒涛のラッシュ!
途中までなかなかキッカケを掴めなかったディストーションヴォイスの出し方も思い出し、
腹の底から歌い、ヘッドバンギングし、モッシュしました。
周りのオールドファンの殆どは棒立ちだったんだけど、ちょっとハッスルし過ぎたかしらん?
で、ラス前の「Under Control of Law」、1回目のアンコールの「My Final Day」、
2回目のアンコールの「Step On It」で完全燃焼しました。もう歩けない…。
最後はバンドとオーディエンスで記念撮影。アンセムのMADと森川も出てきて
「Blitzkreig Bop」でフィナーレとなりました。
帰りの電車の中では、疲労困憊。
喉は痛いし、首から上は完全にムチ打ち状態。。。
なのにこの至福感はなんでしょう。久しぶりに全力疾走した後の余韻に浸っておりました。
なんにでも真っ直ぐで、どんなことにも有り余るパワーをぶつけていた10代の頃。
あの頃には解らなかった、彼らの最高傑作「Blind to reality」の歌詞が身に沁みます。

Sometimes dreams are real.Sometimes reality is dream. Yeah! Seach! Don’t give up!
Always short of courage. Don’t know how to fight! Always running away! Never taste of victory…
ともすればこれが現実さ。と嘯き、現実に目を背け、戦うことを避ける…。
そんな大人になることを、果たしてあの頃の僕は願っていたでしょうか?
10代の頃のカリスマに、今再び力を貰いました。
明日からの毎日も頑張ろう!
ありがとう、OUTRAGE。ありがとう、直樹さん!
My fangs are so long yet!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

実に久しぶりの更新。

実に2ヶ月弱ぶりの更新です。一部の方はご無沙汰です(笑)
前回の更新直後から色々なことがあり、ついつい筆が止まってしまいました。
気が付けば立秋を過ぎ、残暑の季節。それそろ更新を再開します。
んで、今回は近況など。全部を書ける訳では無いのですが…。
【お仕事。】
・今年もTOKYO FM/Japan FM NetworkのFM Festivalのお仕事をします。
 TFMを辞めても事務局をさせて頂けるのは嬉しいです。頑張ります。
・この度、初めてメディアバイイング+プロジェクト運営の業務を受託できそうです。
 九州のAMラジオ局5局を結んだ企画です。これも頑張ります。近日詳細発表。
・実は7月から、町田市のグランベリー・モールの週末ライブイベント
 運営しています。スタッフにはかなり無理をさせて申し訳ないと思っていますが
 イベント実務を若いスタッフが学ぶには最適の環境だと思っています。頑張ろう!
・12月にメジャーデビューする某新人アーティストの出版権獲得に向けて動いています。
 早いうちにJASRACと音制連に加盟しなくちゃ…。
・その他にもヤマのように仕掛けがあります。捌くのが大変なくらい。
 仕事が沢山あるのは嬉しいことですが、焦り過ぎないように気をつけないと。
【FM Salusとハワイと。】
・ワタクシの番組もおかげ様で5ヶ月が経過。10月改編も何とか乗り越えられそうです。
・そんな中、更に欲を出してFM Salusとハワイの某FMラジオ局の提携話をブチ上げて、
 現在仲介役で暗躍しております。詳細はまだナイショです。
 目的は勿論在ハワイメディアとのコネクションの獲得ですが(笑)、それが両社に
 とって意義のあるものにしてこそのプロの仕事と自覚し、頑張ります。
 これでまた一歩ハワイ暮らしへ近づいた…のか!?
 契約調印の際は、是非現地出張をしたいと目論んでおります。
【趣味とか。】
・町田の仕事とかで慌しく、この夏は殆ど遊んでいません。
 結果ストレス解消がついつい買い物に…。
 なんと!トゥールビヨン買っちゃいましたよ。アメリカから個人輸入。


もちろんスイス物に在らず。時計に1,000万は出せません。

・実はこれの他にもこの2ヶ月弱で沢山時計を買い過ぎました。ヤバい…。
 殆どはオリエントの逆輸入とか中華物の機械式時計ですが、ちょいと気合入れて
 JeanRichardを買いました。これも個人輸入。現在FedExの到着待ちです。
・この夏は映画一本しか観れませんでした。「オーシャンズ13」。
 流石にブラピに憧れる歳ではないので、ジョージ・クルーニーを観に。
 やっぱカッコいいわー。映画自体は脳味噌使わずに楽しめるアメリカンエンタメ。
 メキシコのダイス工場の下りは大笑いしました。流石ジャーナリスト志望だった
 ジョージ・クルーニー。エスプリが利いてますな。
【プライベート。】
・少女のように悩んでおります。多分もうすぐニキビができるな(笑)
【音楽。】
JUJUの「ナツノハナ」に感涙。現在パワープレイ中。
OUTRAGEがレコード(!)デビュー20周年記念で9月にチッタでライブ。
 なんとゲストVo.に橋本直樹が復帰!20年ぶりに大暴れしに行きます。
・そう云えばソフトバレエのベスト盤とかも買ったな。何で今頃!(爆笑)
-=-=-=-=-=-=-=-=-=
いいことも、悪いことも、全部僕の人生。
何があっても、それでも前を向いて歩かなきゃ未来は拓けない。
僕の周りに居る沢山の愛すべき人々の為にも、今は真っ直ぐ未来を見詰めたいと思います。
頑張るぜ!

男子三日会わざれば刮目して待つべし。

mana.jpg
マナ・スレイプニルと云います。

さて、本日は夕方から新宿へ。
一昨年の「LOCK ON ROCK」で優勝し、昨年ユニバーサルJからミニアルバム「super star」で
メジャーデビューしたMANA SLAYPNILEの関東ツアー千秋楽を観に、RUIDO K4に行ったのです。
MANA SLAYPNILEは僕が初めてメジャー・デビューに関与したアーティスト。
当然思い入れは余りあるほどあります。
LORオーディションの四国ブロック代表としてファイナル(全国大会)に挑んで来た時から、
グランプリ決定の瞬間も、デビュー準備の為の上京や河口湖でのレコーディングも
JFN38局を全て回った苦しいプロモーションキャンペーンも、全て関わって来ました。
ところが、僕は昨年冬のRUIDO K4でのライブ以降、彼等に直接連絡を取るのを止めました。
理由は、僕に甘えたり、全国のFMラジオ局に甘えて欲しくなかったから。
彼等はラジオ発の企画でメジャーに行ったアーティストだったので、JFN38局はこぞって
彼等のデビュー曲である「super star」と「ソングライター」をオンエアしました。
彼等が各局を訪問した時は、スタッフがそれを温かく迎え、
ユニバーサルJや事務所の皆さん、そして僕らLOR事務局スタッフは、
本当に必死に彼等のデビューを応援し、汗を流しました。
本来は彼等のプロモーションには関与する必要のない電通まで、
彼等の為に全国ネットのCM枠を無償で提供するなどしてくれました。
しかし彼等は、無知であったが故に、その各人の努力がどのような価値を持つかを知ることなく
またデビューへの高揚感を慢心や油断に繋げてしまった時期がありました。
その為、彼等にとってプロモーションの主軸となるFMラジオでの楽曲オンエアについて
全てコントロールしていた僕は、彼等に緊張感を持って欲しくて連絡を断ったのです。
事務所のマネージャさんやレコード会社の人は、そうやって危機感を持たせるのは無理でしょうから
それなら僕が友人ではなくなる(ように見せる)事によって、必死になって欲しいと思ったのです。
それから半年後の、あの時と同じRUIDO K4で見た彼等は
感動するほど成長していました。
最初に出した音だけで、彼等が再び真摯に音楽に向き合っていることが理解できました。
1曲目「ソングライター」のギターソロを聴いて、不安だった正木太陽(Gt.)のプレイが劇的に
進化していることが判り、その背景になったであろう本人達の不安や焦燥、そしてスタッフ達の
苦悩が見えましたし、それを克服した時に得た力強さを強く感じました。
狭いRUIDOの隅っこで、いいトシした中年のオヤジが感涙に咽んでしまいました。
よく頑張ったな。良い曲書くようになったんだな。いい貌(かお)するようになったんだな。
音楽を生業とすることの重みを覚悟し、それでもステージに上がる決意をしたんだな。
新曲の「リフレイン」は、本当にいい曲でした。
ライブ終了後、彼等と話をしていたら涙が止まらなくなりました。カッコ悪い…。
特に、一番成長を感じた太陽は、「Takさんがそんなに泣いたら…」と涙をこぼしてくれました。
いいんだよ。お前らがこんなに成長したのが嬉しくて、俺は感動しまくってんだよ。
頑張ったな。ありがとうな。
次のCD出せるように。そしてそれが素晴らしい内容で、沢山の人に聴いてもらえるように
俺も一生懸命頑張るよ。
彼等は、いつか必ずあなたの住む街を訪れ、ライブをします。
その時は、どうか足を運んであげて下さい。
そして、彼等の音楽がいいものだ、と思えたなら
是非彼等がライブ終演後、必死で手売りしている筈のCDを買ってあげて下さい。
今日も「super star」を買ってしまいました。一体何枚買ったんだろう?(苦笑)
もう10枚近く家にあるはずです。
「男子三日会わざれば、刮目して待つべし。」
そんな言葉が頭をよぎる、週末の新宿でした。
よし、俺も頑張ろう。

super star
super star

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MANA SLAYPNILE Koji Ichikawa
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5 高知のsuper star☆MANA SLAYPNILE
4 知ってる?

最高にカッコいい男。

hotei.jpg

さて、本日は広尾にて打ち合わせ。
前年度のLOCK ON ROCK Auditionでグランプリを獲得し、今年メジャーデビューする
大阪の二人組・ELECTRIC MAMAを、プロデュースして下さる布袋寅泰さんに引き合わせる
イベントがあったので、布袋さんの所属事務所・IRc2に連れて行ったのです。
仙台坂近くの閑静な住宅地の中に所在するIRc2に、ちょっと早く着いてしまったので
軒先で少し待っていたら…
「よう!久し振り?。」
と言いながら、布袋さんがなんと自転車で登場!
「いやー、自宅が近いから自転車で来たんだけど、暑いね今日!」と仰いながら現れた布袋さんは
肩にライカを下げ、ジャージに赤いフレームのメガネ、という至ってフランクな出で立ち。
「まーどうぞどうぞ。」と進められてオフィスに入りました。
普段はベントレー・コンチネンタルの後席から、葉巻+サングラスで登場!というシーンがデフォなので
びっくり仰天しました。
打合せには布袋さんの他、IRc2のK社長・T取締役・Sマネージャと、彼らのデビューレーベルとなる
TOSHIBA EMIのH氏も参加し、デビュー盤の方向性について話し合いました。
打ち合わせやライブ・番組立ち会いの時にいつも感動するのですが、
布袋さんはとにかくオトナでカッコいい。
偉大なる実績と、素晴らしい作品を世に送り出し続ける大人物の驕りが一切なく、
誰に対しても常にフランクでフラットなのです。
まずELECTRIC MAMAだけでなく、僕らとも握手であいさつして下さり、
打合せは真剣でありながらもユーモアを交えることを忘れず、皆をリラックスさせ、
まだ音楽家としてペーペーのELECTRIC MAMAの意見に真摯に耳を傾け、
彼らの意向を尊重しつつ、プロデューサーとしてのクリエイティブプランを提案する。
それらが何一つ押し付けがましくなく、自然な所作として顕れるのです。
そのおかげでELECTRIC MAMAの二人は、緊張しながらも、自分たちの音楽へのこだわりや
これからの活動に向けての意志などを臆せず話すことが出来たのです。
あくまで傾向値でしかないのですが、何か大きなことを成し遂げた人って
若干の尊大さを持つことって仕方がない部分があるじゃないですか。
強烈な哲学やこだわりがあるからこそ成功するし、それ故にその哲学が強く前面に出るっていう。
ところが、布袋さんは徹底的に「対話と提案」のコミュニケーションなんですよ。
勿論、布袋さんには布袋さんなりの哲学や自負があり、時として他者と衝突することもあるでしょう。
ただ、若い二人の考えを充分に引き出し、彼らのクリエイティビティを刺激する形で
自身のプロデュースを行う、という姿勢は、全くもって理想のプロデューサー像を具現していました。
エアフレイムの取締役に就任して、いま僕が非常に難しいな、と思っているのが
組織の上長として、どのようにスタッフと組織をいい形で前進させていくか、ということ。
スタッフのいい所を引き出し、モチベーションを引き出しつつ、自身の目標や組織の思想を
狙った所に向けていくというのは非常に困難なことです。
それを肩ひじ張らずに出来ている布袋さんは、僕にとって最高にカッコいい男であり、
理想の人間像です。
また、布袋さんのデビューの頃から二人三脚で走り続け、おそらく布袋さんの
現在の人格を構成する主要因となったであろうK社長や、それを支えてきたIRc2の皆さんにも
純粋な敬意を持って居ます。
打合せが終わり、それでは引き上げますか、と席を立ったら
「今日はありがとう!」と再び握手を求めて笑顔になる布袋さん。カッコ良過ぎました…。
この人と一緒に仕事が出来ている幸せを噛みしめつつ、いつまでも仕事していけるだけの
信頼を勝ち取るため、日々努力しよう!と思いました。頑張るぞ!

SOUL SESSIONS
SOUL SESSIONS

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布袋寅泰 土屋アンナ RIP SLYME DAVID SANBORN 井上陽水 町田康 Char
東芝EMI (2006/12/06)
売り上げランキング: 39209

現時点での布袋さんの最新アルバムです。超COOL!です。
個人的には「タンタルスの誤読」と、僕が初めて布袋さんの作品に名前をクレジットして頂いた
「Stereocaster」がイチオシです。
ちなみに、このアルバムにも名前をクレジットして頂いております。超感激(涙)