20日のこのブログのエントリーで、僕はMANA SLAYPNILEの抱える問題について書きました。
ただ、その後よく考えて、当該エントリーの公開を中止しました。
理由は以下の3つです。
まず一つ目は、現在進行形で且つ結論の出ていない事象について、具体的な記述をし過ぎたこと。
公開されているWorld Wide Webの領域において語るべき内容ではありませんでした。
下手をすれば、レコード会社やマネジメント会社に多大なるご迷惑をお掛けする可能性がありました。
軽率な判断であったと思います。
そして二つ目に、MANA SLAYPNILEの音を楽しみにしてくれる人たちに対して、必要の無い
ご心配をお掛けしてしまう可能性があること。
ファンの皆さんには、安定して良質な作品をお届けすることが、アーティスト及びその周辺の
スタッフが心がけるべきことであり、不安を提供することに何一つ必要性がないこと。
そんな大前提さえ忘れ徒に文字を書き連ねたことに、メディアマンとしての意義を考えて居ませんでした。
そして最後に、自らを顧みない、訳知り顔の記述に終始してしまったこと。
MANA SLAYPNILEが、メジャー契約のアーティストとして成長していく際に、僕及びスタッフは
彼らが現実を見据え、冷静かつ信念を持って活動するだけの矜持を持てるように、きちんと
ミーティングやコミュニケーションを取ることが出来ていたのか。
そして、彼らの意識の中に「メジャー契約についての誤解」を見つけた時、それを正す努力を全力でしたのか。
そもそも「メジャーのMANA」を祀り上げ、彼らの誤解を増長させたのは果たして自分ではなかったか。
その辺の検証もまともにせずに、ただ彼らの誤解を嘆くのでは、スタッフである意味がありません。
その「スタッフである意味を十分に考え、行動することが出来たか」を、「彼らに引導を渡す」前に
徹底して考え、実践する必要があったと思います。
感情の赴くままに、配慮と知性に欠けた文章を書き殴るのであれば、
それはブログである必要は無いし、それを公開する必要もない。
それこそ、そんな駄文はチラシの裏にでも書いてろという話です。情けない。
そんな基本すら忘れ、エントリーを書いた不明を恥じなければならないと反省します。
このことに気付くために、あたたかい言葉をくれた
ミクスケさんとくるみ嬢に、心から感謝します。
ありがとうございました。