もうね、スケスケ。そこがエロカッコいい♥
思いつきで始めたこの「シリーズ・この時計が欲しい!」
今回は「エロカッコいい編」と題しまして、コルムのゴールデン・ブリッジをご紹介します。
さて、今回ご紹介するコルムは、1924年にスイスのラ・ショード・フォンで産声を上げ、
1955年からCORUMの商標を掲げるウオッチメーカーです。
他のブランドには無い、エキセントリックなデザイントレンドが特徴のこのブランドは、
バブル期にヨットの信号旗をインデックスにあしらった「アドミラルズ・カップ・シリーズ」で
一気に国内での認知やシェアを拡大しました。
現在でも、ジョリー・ロジャース(海賊旗のドクロね)や、殆どマンガにしか見えない
シャークを文字盤にあしらった時計などが特徴的です。
そのコルムがここ数年プレミアムなラインで展開しているのが、このゴールデン・ブリッジ・シリーズ。
機械式時計は香箱(ゼンマイ)やテンプなどの数十?数百の歯車や部品を複雑に噛み合わせて
駆動するのですが、それら(「輪列」と云います。)を垂直に渡したブリッジ一本に集約し、
表裏両面をサファイア・クリスタルのガラスで挟んだデザインが秀逸です。
先日日本橋三越で開催された「三越ワールドウオッチフェア」で実物を見て、イチコロですた。
縦一直線に輪列を並べ、それを両面スケルトンで魅せるこの時計。シンプルなのにエグい。
しかもご丁寧に、ケース両側もくり抜いてスケルトン化し、横からも輪列が眺められます。
もう本当にスケスケ。エロいったらありゃしない。超艶っぽい。
ケース素材はホワイトゴールドやローズゴールドの無垢から、ダイヤモンドをびっしり埋め込んだ
宝飾モデルまで、様々なバリエーションがあります。
僕はホワイトゴールドの無垢ケース・クロコダイル革ベルトのモデルが大好きなのですが、
お値段なんと2,190,300円!!(税込/世界の時計市場)
そんな予算なら、ブレゲやヴァシュロン・コンスタンタンといった超高級ブランドまで買えちゃうよ・・・。
仕方ないので、コンセプトだけが近い時計を買って、せめてもの救いにしています。
それがこれ。テクノスのTBM682(リンクしようと思ったらディスコンだった)。
に、似てない…。
全然似てないよね…。
でも、駆動部分が集約されてて、かつ両面スケルトンの時計って、これかコルムしかないんだもん!
ちなみに、リューズは普通に3時位置にあるので、真ん中のムーブメント(クオーツです…)から
伸びた棒がイヤになるほど目立ちます(溜息。)
最初の写真を見ると判りますが、ゴールデン・ブリッジは、その為にリューズを6時位置に置いてます。
いつか大金持ちになったら、是非とも欲しい一本です。
ブレゲ、ヴァシュロンが優先なので、欲しい時計リスト第3位なんですが・・・。
超シンプル。なのに超ゴージャス。
和風美人なのに、物凄いプロポーションのいいオンナのようです。←例えがもう全然ダメ。