ベゼルが小さく、文字盤面積が大きいのでかなりデカ目になります。
さて、先日よりちょこちょこと書いていた「新しい時計」なんですが
今回はオメガのシーマスター・アクアテラ(2502.34)を購入しました。
2009年最初の時計です。(先日のインチキマネタスは昨年発注分。)
今回は、長く使えるスタンダードな実用時計が欲しい!というコンセプトで選びました。
スタンダードな時計とは云えど、これまでのコレクションには無いサムシングが欲しいので
・コーアクシャル脱進機
・クロノメーター規格
の2つがトピックとなるこのアイテムを選びました。
普段、ロレックスやオメガといった「まさに定番ブランド!」は避けているので
ちょっとヘンな気分です。(高くて買えないというのも大きな理由ですが。)
このアクアテラに積まれているコーアクシャル脱進機は、第一世代のCal.2500。
既に第二世代のCal.8500系が流通し始めていますが、流石にお値段が張るのでムリ。
まあベースがETA2892-A2で信頼感はありますし、デビューから8年を経て熟成も進んでいるでしょう。
このコーアクシャル脱進機の搭載により、2892-A2と比較すると21石が27石に、パワーリザーブは
47時間が42時間に変更されています。
一番興味深いのは、2892-A2は8振動(28,800bph)なのに対し、Cal.2500は7振動(25,200bph)に
なっていること。2001年のリリース当時は8振動だったのが、熟成過程で7振動に落としているんですね。
これは何故なんでしょう?
まあ、メカニックの話は聞いても「?」になっちゃうんですが…。
ちなみにCal.8500系は最初から7振動のようです。
レバー式脱進機がほぼ常識となっている現状で、唯一大量生産されている新しい脱進機…ということで
ヲタ的な感性をくすぐられました。
クロノメーターについても僕にとっては初物。まあこれは「そういうのも欲しかった」という程度なのですが。
ちなみにケース径は竜頭を除いて約42ミリ。3サイズ展開しているアクアテラでは最大です。
僕のような腕回り18センチ程度の場合は、1サイズ下のメンズサイズ(2503 / 39ミリ)の方が適正です。
ベゼルが控え目の為、その分文字盤の面積が大きくなることからかなり大きく見えます。
某時計店でちゃんと下見をした上でラージサイズでいいやと思ったのですが、予想より大きいですね。
フラッシュフィットと一体型のラグも結構大きいので、手首を覆いつくすようになっています。
実勢価格はラージサイズが一番安いのですが、注意して選んでくださいませ。
同じサイズのカーキ・ネイビー・GMTと比較してもかなり巨大に見えます。
針とインデックスはローズゴールド。ケースをRGに、というと大変なのでこの辺で妥協(笑)
文字盤の色味と併せて、精緻な感じがするので好印象です。
取りあえず5日間使用し続けて、日差は平均で-1秒。
マイナスなのは気に入りませんが、精度そのものは悪くないのでもう少し様子見です。
ちなみに、金曜日にお会いした某音楽プロダクションの社長(時計マニア)に見せようとしたら、
その社長、腕にはミルガウスが輝いており、しかも
「明日さあ、アクアノート買うんだよねぇ。楽しみなんだー♪」とのこと。
ま、負けました…orz
【購入の際、参考になったサイト】
「現代、最高の『実用時計』とは」(ちょい枯れオヤジの腕時計指南)
「Omega Cal.2500とRolex Cal.3130」(かみのるすぶろぐ)