懐中時計に手を出す。

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クラシックなので白黒で撮ってみました。

さて、最近買った時計シリーズの続き。
とうとう懐中時計に手を出してしまいました(笑)
昨年の11月に、ブレゲの伝説の時計「No.160-マリー・アントワネット」が
発見されたというニュースを見て以来、懐中時計欲しいなぁ病が発生しておりました。
今年のバーゼルでは、そのNo.160を復刻した「No.1160」が発表されていましたね。
で、実際に購入したのはフレデリック・コンスタントのRef.435MP5。
既にカタログ落ちしているのですが、正規品の在庫を見つけたのでゲットした次第です。
もともと懐中時計は1個欲しいな、と思っていまして
ロンジンかフレデリック・コンスタントのような、クラシカルなデザインで探していました。
細かいギョーシェ文字盤。スモールセコンド(インダイアルはレコード引き仕上げ)。
ローマンインデックスにブレゲ針。
サイドはコインエッジで仕上げてあります。ケースはK18GP。
うーん、クラシック!
ムーブはETA6497-1。所謂ユニタスの5振動・48時間パワーリザーブの方です。
ユニタスの場合、スモセコの位置によって6497と6498に分かれるようです。
んで、5振動が「-1」、6振動が「-2」になるんですね。
これまで「マネタス」と呼ばれる中華製のコピーモノは持っていましたが
スイス製は初めてです。ロービートの響きが大変心地よい一品となって居ります。
裏側はシースルーバックになっていますが、如何せん地盤の仕上げが素っ気無い。
正直あまり萌える要素はありません。テンプの大きさが目立つくらいですかねー。
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出来ればコート・ド・ジュネーブで仕上げて欲しかった。

初めてのフレデリック・コンスタントでもあり
トータルでは非常に満足度が高い、良いお買い物だったのですが
普段ポロシャツ・ジーンズで仕事をしているワタクシが
この懐中時計を持ち歩く機会は果たしてあるのでしょうか?
なんとなく鑑賞専用になっちゃいそうな予感がします…(苦笑)

ズボラ向け永久カレンダー

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インダイアルがなぜかロジェ・デュブイっぽく見えちゃうのは気のせい?
これで青焼き針なら最高だったんだけどなー。

さて、ブログの更新をお休みしている間にも時計は買っておりました。
今日はその中から、セイコーのSNP001P1をご紹介します。
今回は珍しくクオーツです。
この時計、セイコーの海外向けの「Premier」というラインの商品で、
国内ではムーブメントが同じで、若干デザインが違う「BRIGHTZ」のSAGV003などの
兄弟スジに当たります。僕はSNP001の方がデザイン的に好みだったのでこっちにしました。
結構カッコいいでしょ?
この時計、キネティック(自動巻き発電クオーツ)の7D48というムーブなのですが
パーペチュアル・カレンダーとアウトサイズデイト(ビッグデイト)が付いています。
どちらも非常に人気のある機能で、僕もずっと欲しいと思っていました。
ただこの2つ、機械式の場合だと「止めておくことが出来ない」という問題があります。
特にパーペチュアル・カレンダーの場合は、一度ゼンマイを止めてしまうと
普通の時計よりも合わせるのが大変だったりするのです。
勿論、これら複雑機構は機械式で入手しようとすると物凄く高額だったりします。
例えばA・ランゲ&ゾーネの「ダトグラフ・パーペチュアル」なんて、並行店で
1,280万円ですわよ奥様。
ところが、クオーツだと基本的に止まらないですし
しかも7D48はキネティック・オートリレーのムーブなので、
フル充電の状態なら約4年間は電池が持ちます。
24時間程度時計を触らないと、自動的に運針を止めて節電してくれるのです。
で、使う時に軽く数回振ると、針が実際の時刻までぐいーっと動いて合わせてくれるのです。
実際に見てると面白いですよ。(アウトサイズデイトは止まりません。)
キネティック・パーペチュアルの詳しい説明は公式サイトのこちらで。
僕はウオッチワインダーは持っていませんし、使う気もありません。
(基本的に適当に間隔を空けて使いまわして行きたいのです。)
ですから、7D48のようなムーブは非常に都合がいい訳です。
西暦2100年までカレンダー調整も必要ありませんしね。とってもらくちん。
まさにズボラな時計ファン向け複雑時計ですねー。
シチズンはエコドライブのラインで、ミニッツリピーター(!)等のコンプリケーションを
リリースしていますが、キネティックでも出ないかなぁ。ソヌリもキボンヌ。
ただ…その辺のコンプリケーションを出すなら、セイコーはスプリングドライブだろうしなぁ。
そしたら買えないなぁ(涙)
※本日のおまけ
憧れの国産時計の一つ。クレドール・スプリングドライブ・ソヌリ
極上のスイープ運針と、おりんの響きを目標にしたソヌリの美しさをご堪能下さい。

日本橋で分不相応に悩む。

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悩んだところで買える訳じゃないんだけど(苦笑)

さて、昨日は日本橋三越まで「三越ワールド・ウオッチ・フェア」を観に行ってきました。
(去年の三越ワールド・ウオッチ・フェアのレビュー?はこちら。
今年もバーゼルやジュネーブサロンで発表された各メゾンの新作がずらりと並んで居りました。
今回のお目当ては結構少なくて
(各作品の詳細はオフィシャルサイトのデジタルカタログを見て下さいな。)
・A.ランゲ&ゾーネのカバレット・トゥールビヨン
 (トゥールビヨンにハック機能を付けた意欲作。お値段も意欲作ですた。)
・セイコーのクレドール・ノード・叡智
 (商談中で現物を見ることは叶わず。無念!)
そして、冒頭の写真にあるロンジンの「990」。
前述の2作品はそれぞれ3,240万円・577万円と、常軌を逸した価格なのでただ眺めるだけですが、
ロンジンの990は結構本気で悩んでしまったのです。
3針デイトのシンプルな構成に、ローズゴールド無垢のケース。
そしてムーブメントはレマニアのCal.8810ベースの「L990」。
これが世界1,000本限定で、日本ではこのワールド・ウオッチ・フェアでのみ5本限定販売。
僕が見に行った時点で既に3本売れて居り、更に帰りがけに1本売れていて残り1本。
おそらくこれを書いている間に最後の1本も売れてしまっているでしょう。
このシンプルな時計に惹かれた理由は幾つかあります。
まずムーブメントのL990。
先程このL990を、レマニアのCal.8810ベースと書きましたが、
実はこのCal.8810、元々はロンジンの「L990」なのです。
ロンジンL990は、1977年に発表されたツインバレルの3針ムーブですが、
1969年のクオーツショック以降、機械式時計に未来は無いと判断したロンジンが
生産設備ごとレマニアに売却したのです。
レマニアは買い取ったL990をCal.8810として、生産を継続したんですね。
それが再度ロンジンに積まれる…ということは
ETAベースでは無い、マニファクチュールとしてのロンジンを買える…ということに
なるのではないかと考えた訳です(ちょっと苦しいですが)。
一応、ロンジンもレマニアも、同じスウォッチグループですし…。
そして、国内正規流通分が5本のみという超希少性。
ロンジンファンとしては溜まらないものがあります。
最後に、ローズゴールドの無垢+レマニアという組み合わせを
僅か65万円で買えるというコストパフォーマンス。
他メゾンで同クラスの時計を探すと、余裕で100万円をオーバーしてきますもんね。
正直、この値段は大バーゲンだと思います。すぐに売れるのも当たり前。
ただ当たり前の話として
一本の時計にろくじゅうごまんえん!というのは
絶対的には非常識な訳です。
少なくとも僕には無理だー…。
結局何回もロンジンのブースに行って悩んだ挙句
買わずに帰って来ました。
帰宅後も、色々考えているのですが
あれは絶対に買っておかないと!という気持ちと
アホか!買える訳ないじゃん!という気持ちが交錯しています。
ああ、悩ましい。
これまでにも、L990を載せたロンジンの限定品は幾つか発売されていますが、
どれもイエローゴールドなんですね。(「フランシロン」とかがそれに相当します。)
金無垢を買うなら絶対ローズゴールド!と思っている僕には
これが一番グっと来ちゃうんだけどなー。
結局今年のワールド・ウオッチ・フェアはそれ位しか印象に残っていません(笑)
あ、ただブレゲのブースで見かけたおじさんのお客さんが
メチャクチャ普通にジャガー・ルクルトのマスター・トゥールビヨン(546万円)を
付けていたのに腰が抜けそうでした。
お金持ちって、いるもんだねぇ。。。
あ、あとロンジンブースの方に伺ったのですが
ロンジンも全製品9月1日から値上げするそうです。
どいつもこいつも…(溜息)

時計の話だけど、ビジネスのお話。

これまでもトゥールビヨンネタで何回かこのブログにも書いている
B-Barrelという時計ブランドがあります。
トゥールビヨンだけでなく、ピラーホイール式のクロノグラフや、メカニカルアラームなど
萌え萌えしちゃう時計が沢山あって、しかも非常に良いデザイン。挙句かなりお安いです。
なので機械式時計好きには結構知られたブランドですね。
ここの社長さん、多分年齢的に近い方なのですが
非常に筋の通った良いお仕事をしていらっしゃいます。
良いものを、手の届く価格で提供する。
文章で書けば簡単なことですが、大変なことです。
ユーザーの声に真摯に耳を傾け、最大限それに応える商品を創る。
しかも、それを安くお客さんに提供する。
実際どのようにお客さんと向き合い、お仕事をしていらっしゃるかは
氏のブログを拝見するとよく判ります。
このブランドが、より大きく成長する為のお手伝いを
いちファンとして、いちプロフェッショナルとしてできないかな、と考えています。
お知り合いのみなさん、ちょっと今度ご相談させてください。
頑張って智恵を絞りたいと思っています。
ぶーさん、今度ご連絡差し上げます!

近況報告ですー。

うわ!久し振りにブログ見たら、なんと1ヶ月も放置してました…。
これじゃ日々の記録にならんよね。反省します。
とは言え、本当にブログ書く暇が無いくらい忙しいんだよねぇ。(←言い訳。)
ということで、この1ヶ月のワタクシをさらっと振り返ってみます。
【エアフレイムのお仕事。】
とにかく忙しいでふ。最近書き物が多すぎるんだよなー。
ちょっと効率を考えないとイカン。
・GWは町田のグランベリーモールと六本木のミッドタウンで2現場並走。
 みんな頑張ってくれてありがとう!
・某企業のモバイルキャンペーンサイトのプロデュースのお話が。
 企画は通ったようですが、早く稼動しなきゃ企画なんて忘れちゃうよ!(無責任)
・それと、渋谷で11月に行われている某音楽祭の事務局業務も受託。
 結構大変そう…Hさん、一緒に頑張りましょう!
・某社団法人の事務局も引き続き受託。ありがとうございます!
 もっともっと盛り上げなきゃイカンですな!こっちも頑張ります!
・ノクティミュージックコンテストで優勝した某バンドのレコーディングも
 準備中ですが、レコーディングスタジオの確保に苦戦中。
 どこか格安でRec&TD&マスタリング請けてくれませんか?
【ラジオのお仕事。】
・あ、ご報告が遅くなったのですが、新しい番組始めました。
 「LOCOLOCO drive」(FM Salus/Saturday/21:00-21:57)
 5月から7月までの2ヶ月限定番組です。ハワイアンいっぱいかけてます!
 ちなみにこの番組は、本名じゃない名前で出演しています(笑)
 どなたかスポンサードして下さい。もっといいDJ立てますんで…。
 1時間番組は大変だー。
 「Salus Beat Press」も引き続きひっそりやってます。
週刊日経トレンディは、新アンカーウーマンに渡辺新編集長(美人)をお迎えしてリニューアル。
 編集長の写真に釣られたのか?最近iTunesのランキングが非常に高いです。
 ご登録がまだの方は急いでねー。
【雑誌のお仕事。】
日経トレンディで連載中の「企画書探訪」。
こっちも気づいたら第2回が載った6月号が既に発売になってました。
立ち読みで結構ですので買って読んでみてください。ちなみに最後のページです。

【時計。】
えーっとね、この間ロンジンを買ってから、また3本買っちゃってますね。
まずは夏の普段使い用のepos 3241RBM

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eposはホントにいいね!

もともと評判が良いのは知ってましたが、エポスってホントにコストパフォーマンスが高い。
ムーブはETAの2824-2と面白みはありませんが、かっちりしたケースの創りに大満足。
このクオリティで3万円台なんだから、他のスイス時計はホントにボってるよなぁ。
んで、お次がLes Genevesの三針スモセコモデル。このブランドは誰も知らんでしょう。
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かなりクラシックなのねん。

こちらはEDOXが日本に再上陸する数年前の2000年代初頭に、日本の代理店と組んで
作ったディフュージョンブランド。当時もお手軽スイス時計だったようですが
このモデルはNOMOSなどが使っているプゾー(Peseux)の7001・手巻きムーブを搭載。
たまには2824系とか2892系以外のムーブが欲しいと思ったのねん。
それに加えて、クルー・ド・パリのベゼル(仕上げは悪いけど!)、ギョーシェ彫り、
更にはブレゲ針(青焼きじゃない…)にコッパー(銅)の文字盤と、クラシックが好きな
方には堪らないスペックとなって居ります。
ただ、ブレスのシャラシャラな仕上げだけはダメだねぇ。
最後に、Swatchを久し振りに購入。今はなきオートクォーツの「Lipstick」。
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秒針がいま大注目のミルガウス風(笑)

日本ではAGSとかキネティックと呼ばれている、ローター発電式のクォーツ。
ホントはスプリングドライブのGrand Seikoとか欲しいけどねぇ。高いし。
あの極上のスイープ運針は、実物を見ると堪らないものがありますね。
ちなみにこいつはステップ運針です。クォーツだから当たり前か。
そんな感じで過ごした1ヶ月でした。
書いてないことも沢山あるけどね…。
まあ、それはおいおいお話ししていくとしましょう。
ではまた。今日は取締役会だー。

バーゼルワールド開催中ですね。

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一度は行きたいバーゼルワールド。

さて、明日の朝までに日経トレンディの原稿を入れなければいけないのに
全くモチーフが浮かばず、現実逃避ついでに更新。
以下は超ヲタな話題の上に、メンドくさいので基礎的な説明を省くので、
ヲタでない方はスルー推奨です(苦笑)
4月3日から10日まで、スイスはバーゼル市で、世界最大級の時計・宝飾品見本市
バーゼルワールド」が開催されています。
世界中のあらゆるメゾンが、その年の新作・意欲作を発表するバーゼル。
時計ファンにはとても気になるイベントですなぁ。
現在、読売新聞のサイトで現地の写真レポートが毎日更新されています。
これ、画像の転載が出来ないので(ケチだなぁ。)、ざっと見た上での感想などを。
【トレンドは超未来&クラシック回帰?】
IWCがいっぺんに6本の名作をリメイクしたり、ブライトリング(スーパーオーシャン・
ヘリテイジ)やブランパン(フィフティ・ファゾムス)、ロンジン(レジェンドダイバー)等
復刻やリメイクが相次いだ昨年からのトレンドは益々拡大化しているようです。
主流は60年代のようですが、パテック・フィリップは40?50年代あたりの薫りがするし、
オメガは70年代モノも見かけますね。各社各様の栄光の時代のデザインを上手に使ってます。
ここ数年のデカ厚ブームが収束するに当たり、行き過ぎたケースの大型化を止める理由として
クラシックへの回帰を打ち出すのは悪くないと思います。
個人的には、今後は36?39ミリ位のサイズを集めたいなと思っております。(まだ買うんかい)
一方、ゼニスやユリス・ナルダンあたりは超未来的デザインのアイテムも出しています。
タグ・ホイヤーもそのラインと見ていいのかな?
あと、クラシックの雄・ブレゲが結構遊んだデザインのレディースモデルを出したことに
ちょっと驚き。ブレゲは飽くまでコンサバティブでいいと思うんだけど…。
それと、クエルボ・イ・ソブリノスも必要以上に新しいデザインを追及するのはどうかと。
復活ブランド(正確には同ブランドは時計店が起点ですが)な上に、復活後の歴史も
浅いので、ブランド認知が進むまではデザイントレンドを変化させるべきではないと思います。
併せて考えると、今後売れ筋になるブランドも見えてくるような気がしますね。
全くの個人的予測ですが、H・モーザーやエベラールあたりが人気になって、
逆にロジェ・デュブイとかウブロ、ベル&ロスあたりは一時の勢いはなくなるかな、とか。
判らないのはパネライ。トレンドからは外れていくはずですが、人気あるからなー。
【スポーツラインが元気ですね。】
オリンピックと関係があるかは不明ですが、スポーツラインが元気。
日本ではロレックスのシードゥエラーが話題になっていますが、その他にも各社
ダイバーズ系を中心に色々出してきています。
ちょっと気になったのがブルガリ。今年はブルガリスポーツのハイジュエリーモデルを
出しているようですが、新作出ない&レディスメインが2年連続ですか?
折角ダニエル・ロートを傘下に入れたんだし、もっとおニューなブツを出せばいいのに。
そう云えばシャネルのJ12に、物凄いハイジュエリーモデルが出てますね。
700個以上のダイヤモンドで包んで、お値段8,000万円オーバー。
中国のお金持ちとかが買うのかな。
【トゥールビヨンブームは未だ収束せず?】
このサイトにもバーゼル速報が載っていたのでチェックしましたが、
パネライ、パテック・フィリップ、ランゲ&ゾーネなどがトゥールビヨンモデルの
新作を発表しているようですね。特にパテックは凄いコンプリケーションを出した模様。
トゥールビヨンのブームは未だ収束せずと云った感じですね。
それだけ需要があるんだからタイシタモンダ。
ちなみに上記のサイトで、ゼニスも三針+スモールセコンドのモデルを発見。
これなら好きになれるかも。リメイクブームはいよいよ本物ですね。
ちなみにリシャール・ミルはトゥールビヨンの懐中時計を発表。
クラシック路線突入か?と思ったら、やっぱりリシャール・ミル風味バリバリでした。
個人的には、ミッドセンチュリーの三針・スモセコのヴィンテージなどを
eBayなどで探していたので、そんな印象のモデル(特に手巻き希望。)が沢山出てくれると
嬉しいですね。ただ、YG/WG/RGなどばかりがラインナップされると手が出ないので
SSかGPのモデルが充実するのを祈るばかりです(笑)
さ、原稿に戻ろう。気が重い…。

ほぼ2週間ぶりの更新…。

世間的には年度末。放送業界的には改編期ということで、ここ数週間はひたすら多忙。
うちの会社は3月から既に新年度に入っているのですが、僕の事業部門は厳しいスタート。
故にひたすら営業しまくって居ります。現在仕事大募集中です!(←営業。)
映像部門が頑張っている時だからこそ、僕の部門も頑張らにゃいかんのです。
で、2週間近くもブログを放置して居りました。とは言えその間も色々あったので、
印象に残ったことをまとめて更新してみようと思います。
【3月28日(金)昼―これからの季節におススメの店。】

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場所がちょっと分かりにくいけど、本当にいいお店です。

この日、現在お仕事をご一緒させて頂いている某社団法人のOさん、Sさんとランチした店。
表参道の奥にある異国情緒?溢れる「LAS CHICAS」は、ここは本当に日本か!?と思うほど
お客も店員もお店の内装も食事もエキゾティックでした。気に入ったので今度は夜行こうっと。
【3月28日(金)夜―偉大なるラジオマンを偲んで。】
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こういう時に、その人の足跡が解りますね。

今年1月に、64歳の若さで急逝されたTOKYO FMの岡田靖雄専務を偲ぶ会がありました。
同社の全社会議が開ける位広いはずのTOKYO FMホールが、岡田さんを想う人たちで満杯でした。
TOKYO FMがまだ「FM東海」を名乗っていた頃からのFMマンである岡田さんは、ジャズを愛し、
ラジオを愛し、そして現場を愛した方でした。それ故に、ジャズからも、ラジオからも、現場からも
愛された人でした。僕も短い間でしたが、可愛がって頂きました。
企業の役員が在任中に急逝したから…という営業的側面ではなく、純粋に岡田さんを偲ぶ人が
ほとんどだったこの会を締めくくったのは、ずっと一緒に番組を創り、交遊してきた盟友
渡辺貞夫さん山下洋輔さんによるライブ演奏。
演奏中、それまで静かに会場を見下ろしていた岡田さんの遺影が、まるでスイングするように
揺れていたのに気付き、幹事のTさんと驚きつつ、岡田さんと再会できたことを嬉しく思いました。
先輩方の営々たる努力に育てられたこのメディアを、後輩としてもっと盛り上げなければと
改めて決意しました。
【3月29日(土)夜―お堀端の桜を愛でながら】
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これはたまプラーザの桜並木。ここも本当に綺麗です。

土曜日は番組の収録や自宅での作業を慌ただしくこなし、夜は半蔵門で食事。
その後、皇居のお堀端で夜桜を楽しみました。
もう上京して6年が経過しましたが、東京の春は大好き。何と言っても桜がどこにでも咲いています。
桜を見ながら、かつて「東京は、仕事は面白いけど住みたい街じゃない」と言っていた自分が
いつからか東京での仕事も生活も好きになっちゃったなぁ…などと考えて居りました。
7年目の東京で、僕はどれだけ頑張れるでしょうか。いや、頑張らなくちゃいけないんですよね。
そんな気持ちを、驚くほど代弁してくれるのが槇原敬之の「遠く遠く」。(歌詞はこちら
現在、通勤時のパワープレイ曲となっております。
【3月30日(日)昼―御殿場でまた発作。】
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本当にどげんかせないかん。(by東国原知事)

日曜日はリニューアルした御殿場プレミアム・アウトレットへ。
スプリングコートと靴を買いに行くつもりが、何故かロンジンのショップに寄ってしまい…。
ヘリテイジ・コレクションのコンクエスト・クロノグラフ(L1.641.4.75.0)を買ってしまいました…。
ただこの時計、本当にクラシカルで美しい逸品なんですよ!
今年はデカ厚ブーム終焉&クラシックが来る!と予言しているワタクシとしては一目惚れですよ。
しかも、お店の方がディプロイメント・バックルをおまけしてくれたり、アウトレット商品のはずなのに
「商品に傷が入っているので、ちゃんとした物を取り寄せてお送りします。」と手配してくれたり、
当日お渡しできなかったお詫び…ということで、ロンジンのトラベルポーチをくれたり、
カタログがないから…とロンジン175周年のムック本をくれたり、とにかく凄いサービスだったんですよ!
だからね、結局ね、アウトレットのお値段(並行のお店より安い)でアウトレットじゃない正規の新品と
たくさんのおまけが付いたからね、結局すごくすごく安い買い物だったんですよ!
…ま、ナニ云っても言い訳ですよね…。
本当にマズいっす。
考えたら、この半月で時計に凄い金額つぎ込んでる…(一番高かったのはカミさんのタンクですよ!)
ああ、現在開催中のバーゼルワールドで発表される新作を見るのが怖い…。
【3月31日(月)夜―「人間力」の凄さを目の当たりにする。】
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ちなみに編集長はつのだ☆ひろに似てます…。(失敬な!)

そして、3月最後の夜は外苑前で日経トレンディの歓送迎会に出席。
この日を以って編集長を退かれる北村 森さんを慕う人々が、多数お集まりになってました。
沢山の方々から北村さんのエピソードをお伺いし、驚き&納得したのが「情熱と繊細さの共存」。
誰もが北村さんの情熱に鼓舞されモチベーションを得て、誰もが北村さんの細やかな気配りに
救われ、誰もがミリ単位のレイアウトにまでこだわる北村さんの視線の鋭さに感嘆していました。
これだけ「人間力」豊かな人とお仕事をご一緒できているのだ…と思うと、とても嬉しいです。
金曜日の岡田さんを偲ぶ会同様、心から北村さんの前途を想う人々が多数集まったこの会。
自分がどんな人間を目指すのか、という部分について考えさせてくれるものでした。
北村さん、どうぞ今後も宜しくお願いいたします!
…そんなこんなで迎えた4月。
なかなか慌ただしさからは抜け出せそうにありませんが、一歩でも前に進めるように
ひとつでもステップアップできるように、頑張ることができる季節にしたいと思います。
みなさん、今年度もご一緒に頑張ってまいりましょう!

仕事が詰まってくると…。

さて、今週は雑誌の原稿や番組の台本などの締切りが重なった上に
随分前に提案して以来客先から連絡が無く、こりゃボツったな…と思っていた企画が
突如「リーチです!」と連絡が入ってにわかにバタバタしだしたり、一年掛けて展開してきた
音楽コンテストの最後のイベントが週末に入っていたりして、どうも大変なのです。
年度末とは云え、重なりすぎちゃってるなーと。勿論ヒマしてるより全然ありがたいのですが。
ただ書き物がラッシュ状態になると、必然的に睡眠時間を削るしかない訳で。
おかげ様で大変眠ーい日々が続いております。
んで、そういう慌しい&眠い&ひたすらPCとにらめっこ&ネタ出ない…という状態になると
必然的に現実逃避(或いはサボり)しだす訳ですよこれが。
お…オリエントがオークションに出てんじゃん…これ、安いのにいい時計なんだよな。
今持ってるヤツも、凄いお気に入りだし…幾つか入札しておくか…。
で、忙しさにかまけてそんな記憶が飛んだ頃に結果が出る訳で。

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まさか2つとも落札とは。

…最近、ホントにダメになってきたような気がします…。

ニセモノが本物になる!?

さて、今日は久し振りに時計の話題。
今日も今日とて楽天市場を彷徨いながら、中華系の時計を見ておりましたら
あれっ?となる一品を見つけました。それがこれ。

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JH Collection…しかしその実態はっ!

JH Collectionなるブランド。このブランド自体は中華時計マニアの僕でも
殆ど知らない(楽天ではよく見かける)のですが、問題はこのシルエット。
次の写真をご覧いただきたいのです。
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ん…? なにかおかしなものを感じませんか?

さあ、どうでしょう?
若干不鮮明ですが、まったく同じシルエットで、違うブランドであることが判りますか?
そう。これは某B社の時計のニセモノです。ニセモノなのに上の時計と同一のシルエット。
では、今度はB社の本物を見てみましょう。
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大変美しいシルエットとなっております。

いかがでしょうか?
つまり、まずブルガリ・エルゴンという時計がありまして、そのニセモノが中国で
造られまして(真ん中の写真です)、更にそのエルゴンのニセモノをベースに
JH Collectionなるブランドの本物が出来ているようなんですね。
うおー、やっぱ中華魔界時計は…。
因みに僕はエルゴンの本物を所有し、且つ真ん中のニセモノの実物を見たことがありますが
全く似ても似つかない商品でした。まあ写真を見れば判るんだけどさ…。
元ネタを知らずにJHなんとかを買うと、ちょっと辛いかもしれませんが
魔界時計のシャレを追及したい方はどうぞ。
で、この記事を書くに当たってこのJH Collectionの他の時計を見てみたら
アカン…どれも見たことあるようなモンばっかりや…。

珍しく時事ネタとか。

Weblog“の原則論を無視して、日頃は時事ネタ的なものを扱うのは苦手なんだけど
今日はちょっと面白い記事が幾つかあったので、備忘も兼ねて更新します。
【ベンチャー二題】
・先週金曜日に、株式市場を震撼?させた「テラメント」事件(…事件かな?)
 川崎市麻生区(近所だ!)に所在する山口社長はちゃんとインタビューにも応えるらしい。
 テラメントって、実在する会社なのね…(社長はバイトして食いつないでるらしいけど)。
 しかも、自分からEDINETへの訂正報告はしないってんだから大したもんだ。
 社会的信用を度外視すれば、宣伝効果は絶大だったけど…これって狂気だよなぁ。
・一方、ホントに兆円単位の資産を数年で築き上げたベンチャーと云えばGoogleですな。
 ここのストックオプションで大金持ちになった元従業員たちのその後という記事が。
 これすげー面白い。会社付きのマッサージ師さんも大金持ちになってるんだってさ。
 創業者の個人資産は2兆円規模。ここまでなる必要はないけれど、起業するなら
 やっぱり大金持ちになりたいよねー。
【物欲系のお話。】
・先日「週刊 日経トレンディ」で取り上げた話題の「49,800円ノートPC」、ASUS
 Eee PCが先週金曜日に発売。台本書きのために色々調べてたら欲しくなっちゃって、
 いろんな販売サイトを見たけど全て完売&次回入荷未定。
 渋谷のビックカメラで実機に遭遇したので、在庫は在るかと訊ねたらこちらもダメ。
 諦めてオフィスに戻った後、そう云えば北村編集長が工人舎がもっといいのを出すよ…と
 仰っていたのを思い出して調べたら、なんだ!こっちの商品の方が全然いいじゃん
 これすげー欲しい。クソ重い(Double Meaning)DELLを抱えて歩き回るのはもうヤダ!
・一方昨年のバーゼルで発表され、秋にデリバリーが始まるやいなや大人気となった
 ブライトリングのスーパーオーシャンヘリテージ46に、なんとクロノモデルが登場!
 日本の公式サイトにはまだ出てないけど、これいいかも…。

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ヴィンテージ感は薄くなったけど、いいバランスだと思うのですよ。

 ただ、ケースの処理が現行品と同様に安っぽいならいらんなぁ。
【これは意外だ!】
・んで、最後も時計ネタで恐縮なのですが、先日からお話しているオメガのDeVille。
 30年物のデッドストックにも関わらず、初日の日差がなんと1分しかない!
 これには驚きました…。
 やっぱオメガっていい時計なんだね。改めて見直しました。
 耳を近づけると、ロービート(多分5振動)のクロック音が非常に綺麗。心地よい音。
 精度の高そうな音がするんですよ。いやー、もう2本くらい買っちゃおうかしら?
とりあえず今夜はこんな所で。思ったより長編になっちゃいました。