クラウドとソーシャル。

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今回購入したのはLenovoのThinkpad。Thinkapadは久し振りに購入。

自宅用のPCが壊れたので、今回はCore i5を搭載したThinkpadを購入しました。
これまで番組の編集など、マシンパワーが必要な作業は会社のデスクトップでしか出来なかったので
買い替えを機に、自宅でも作業出来る環境を整備しようと思ったのです。
いま使っているマシンの中ではダントツにハイスペックなので、作業がとても楽です。
独立して以来、ノマドワーキングの重要性を感じて
比較的早い段階から機材を揃えてきたのですが、
特に最近DropboxEvernote、そしてGoogle Chromeなどのツールによって劇的に進化しています。
更にiPhoneを導入したことで、電車の中などでもシームレスに作業が継続出来るのは嬉しいですね。
(その分、移動中だろうが寝床の中だろうが、いつでも仕事をしてる感もありますが…)
また、イーモバイルの端末をPocket Wi-Fiに切り替えたことで、大容量ファイルを外出中に扱えます。
また様々なサービスによって、業務の地理的制約が殆ど無くなっていることも重要です。
例えば今週は、Aloha Weekendの新DJ募集をTwitter上で行い、応募者の面接をSkypeで実施。
(ホノルルで制作しているAloha WeekendのDJは、当然ホノルル在住者です。)
一方、この番組のパートナーであるホスピタブル社の松清社長を韓国出張中に捕まえて
これまたSkypeで打ち合わせをする…という感じです。
将来的には、移動時間を確保できない場合の会議参加などもSkypeやFacetimeで可能になるでしょう。
ソーシャルメディアに目を向けると、先述の通り海外でのオーディション参加者を
Twitterで募集するようなことが出来ますし、Facebookでお仕事の依頼を頂くことも増えました。
また、Twitterによる消費者とのコミュニケーション活動を受託するなどもしています。
最近お客様にご提案する企画の中に、ソーシャル系のそれが含まれないことは殆どありません。
それだけソーシャルメディアが浸透し、活用しやすい環境になっているのでしょう。
株式会社SEVENのように、人的・資金的リソースが小さい会社の場合、
これらのサービスを如何に活用して成長を遂げるかがとても大事な要因になってきます。
スタッフ個々人の生産性を極大化しコストパフォーマンスを向上させていけば、それだけ利益率が上がります。
最近痛感しているのですが、弊社くらいの規模で、かつ生産しているものがソフトウェアである会社は
「維持する」は「縮退する」と同義です。防衛的(或いは現状維持的)な業務のみで運営を考えると、
案件ごとの環境変化(それはコストダウンを背景としがちです)や、コンテンダーとの価格競争で
想像以上に目減りしてしまうんですね。
売り上げ的にも、業容的にも、成長を続けなければ潰れてしまうのです。
中小企業が有限のリソースを前提として拡大を図るには
クラウドとソーシャルを活用して、時間的・地理的・人員的・資金的な効率化は必須です。
「俺はトシだから、そういうのには疎いんだよな」では、座して死を待つようなものです。
新しい収益の道筋も、これらクラウドやソーシャルによって生み出せる可能性があります。
固くなってきた脳味噌と闘いながら、会社の「未来」を頑張って探していこうと思っています。