東京暮色

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冬の陽が、最後の茜で摩天楼を染め
空は、まだ浅い藍色に暮れなずんで行きます。
東の空には、十三夜月。
窓の灯と共に、美しく暮色に滲みます。
溜息が出そうになったら
この景色で、それを呑んでしまいましょう。
【おまけ】
本日の時計はロンジン・オポジション。
そう云えば、今日から国際時計展です。
B-Barrelの新作が見れますよ!
みなさんも、是非。
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レクサスに行ってきたよ。

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なかなか気持ち良い空間です。

さて実に久しぶりにクルマの話題。
株式会社SEVENと青山通りを挟んだ向かいには、レクサス青山がありまして。
そこに、過日予約受付を終了したばかりのレクサス・LF-Aが展示されております。
4.8リッター・V10で、560ps/48.9kg-mを発生するこのモンスターマシン。
日産GT-Rが3.8リッター・V6ツインターボで485psであることを考えると
いったい何処で使うんだという感じがしますね。
独身の頃、Z30前期型のソアラ・2.5GTツインターボをCPチューンして
350ps程度にして乗っていましたが、足廻りが着いて来なくて物凄く怖かったなぁ。
(TEINのショックにkg-mのスプリングを巻いて、TRDの競技用ブッシュとクスコのタワーバーで
締め上げる…というそれなりの造りにしたのですが、それでもトルクに負けちゃう。)
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ちょっとA80スープラの面影があるような。

これが最近流行りの顔だあね。と云われればそれまでなのですが
LF-Aのフロントはどうにも好きになれません。
特にボンネット先端の、グリルがあるのか無いのか判らない中途半端な仕上げとか。
もう少しスッキリ出来なかったんかなぁ、と残念な気持ちになります。
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多分LF-Aが一番カッコよく見えるのはリアクォーターだと思う。

リアに回ると、3本出しのエキゾーストが目を引きます。
個人的には、リアランプの下のメッシュグリルが、北大路欣也の目の隈に似ているなぁとか
どうでもいいところにばかり興味が湧きます。
スーパースポーツには、エグいデザインが必要なのはよく解るんですが
出来ればトヨタ2000GTを現代的に再解釈したような創りにして頂ければ、
日本が誇るスーパーカーになれるのにと思います。どうでしょう?
ちなみにこのLF-Aとスペック的に、またキャラクター的に競合しそうなのが
ランボルギーニ・ガヤルド(e-gearの4WDモデル)。こちらは5.2リッター・V10で560ps/55.1kg-m。
パワー的にはほぼ互角。でもデザインは完全にランボの勝ちだと思うのです。
この2台の一番の違いはその価格。LF-Aが3,750万円で、ガヤルドが2,533万円。
これだったら僕は絶対ガヤルドですね。買えないけど(笑)
LF-Aは限定500台(国内165台)という希少性はあるものの、1,200万高いってのもねぇ。
そこまでしてレクサスブランドのスーパースポーツを欲する理由があるかどうか。
ちなみに面白かったのが、LF-Aは左ハンドル仕様なんですね。
世界で500台しか売らないんだから、そりゃそっちの方がいいんでしょうけど
個人的には敢えて右ハンドル仕様で「日本のスーパーカー」を演出したら面白いんじゃないかと思いました。
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華やかな色遣いはカッコいいと思います。

こんな物凄いクルマに比べたら、ブレゲを欲しがるのなんて可愛いもんですよね(←言い訳)(←誰に?)

スピードマスターを購入。

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その時計に何を期待するか、が分かれ目。

さて、先日のエントリーでちょっと書いた2010年最初の時計は
オメガのスピードマスター・オートマティック(Ref.3510.50)です。
先週末に手許に届き、既に3日間ほど使用しています。
意外にもスピマスを買ったのは今回が初めてです。デザインは昔から好きなんですけどね。
某巨大掲示板の当該スレッドを見ると、随分叩かれている(笑)オートマティック。
プロフェッショナル(Ref.3570.50)じゃないとスピマスじゃない!というのが論旨のようで…。
確かに「ムーンウオッチ」として名を馳せたスピマスなら、実際に宇宙に往ったプロフェッショナルの方が
正統である、という理屈は分かります。その方が「伝説」とか「歴史」を感じますもんね。
実は昨夏、グラスヒュッテを購入した時に最後まで競合したのが、50周年記念モデルの
Ref.311.33.42.50.01.001でした。(ワイキキのTourneauで5,500USDで見つけたのです。)
結局、同じ位の価格なら…とグラスヒュッテを選んだのですが
3570のラインだと、ちょっと食指が動かないのです。
レマニアのクロノムーブは既にアエロナバルで持っているし、裏スケじゃないと楽しめない。
また、手首周り18センチの僕の腕に乗せた時に、ちょっと大きいなと感じたんですね。
(グラスヒュッテは更に巨大ですが、デザインとの絡みでOK。)
それと…持っている人が凄く多い(笑)
で、ここが一番の決め手なのですが
3570は質感と現在の価格がマッチしていないような気がするのです。
同じ予算を出すならば、もっと質感の高い時計が沢山選べるな、と。
3510のブレスは…ですが(これには閉口しますね)、3570も然りでちょっと残念な感じ。
僕のように「時計は見た目!」な人には、余程好きじゃないとアピールしないと思うのです。
怒られることを承知で言えば、僕はスピマスの物語よりも見た目の方が大事です。
で、この3510.50はどうか。
大きさは39ミリ(竜頭除く)で、アエロナバルとほぼ同じ大きさ。僕の腕にはジャストサイズです。
ムーブは先日のエントリーでアイスストーンさんが書いて下さっているCal.3220。
ETAの289X系に、クロノモジュール(デュボア・デプラ2020とか2030とか諸説あり)を追加した、
所謂「2階建て」のムーブです。なので横から見ると竜頭とクロノのボタンが横一列になっていません。
3日間使用して、日差+6秒ほど。まあそんなもんでしょう、という感じです。
後継モデルの3539.50はサファイア風防ですが、こちらはプラスティック。ちょっと気を遣いそうですね。
文字盤は飽くまで個人的な好みですが、インダイアルが寄り目気味のプロフェッショナルより、
離れ気味のオートの方が相対的にバランスがいいような気がするのですが、いかがでしょう。
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腕に乗せるとこんな按配です。

毎日使う時計としては、非常に好い感じのスピマスオートですが
先にも書いた通り、ブレスの質感はあんまりです。とても定価20万円台の時計とは思えません。
シーマスター・アクアテラのブレスも、凄くいい!という感じではないので
オメガの比較的安いモデルは、共通してブレスの質感が足りないのかもしれません。
このブログに載せている、デイトモデルのブレスももうチョイな感じでしたし。。。
結論としては、3510も新品で10万円を切る位ならOK。という感じでしょうか。
正にアイスストーンさんのご意見が正鵠を射ているかと。
現在の相場は13万から16万くらいなので、ちょっと微妙かなぁ。
とは言え、カッコいいから大好きなんですけどね(笑)今回はちょっと辛目のレビューでした。
【参考サイト】※アイスストーンさん情報ご提供ありがとうございました!
 馬蹄倶楽部さんのスピマスオートの記事
【17:30追記】
そう云えば、夏に参加させて頂いたお仕事が、第6回NIKKEI NET広告賞を頂きました。
広告主のA社のYさん、この仕事にアサインして下さったN社のKさん、M社のTさん他の皆様
本当にありがとうございました。

そりゃないでしょーよ。

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Core 2 Duoのパワーはありがたいのだけれど。

さて、僕のお仕事にはモバイルノートパソコンが欠かせません。
台本や原稿を書いたり、番組の編集をしたり、FTPで大容量データのやり取りをしたり。
しかも時と場所を選ばず対応を迫られることも多いので、
イーモバイルとセットで常にパソコンを持ち運ばなければなりません。
これに対して、今までずっとネットブックで対応してきました。庶民やなぁ。
まず、ネットブックの元祖であるASUSEee PC 4G-Xを2年前の発売後すぐに入手。
その1年後Eee PC 900Xに、更にその4ヶ月後Eee PC S101に…と、基本Eee PCを買い継いだのです。
これには、僕がモバイルノートに求める
・Windows XPであること。
・兎に角軽いこと。ACアダプタ込みで1.3kgを切ること。
・SSD+SDHCで、基本ゼロスピンドルで構成されていること。
・バッテリが長持ちすること。
…という要素をEee PCが満たしてくれていたからなのです。
特に初代の4G-Xは920gと強烈に軽かったですし(7型のモニタだけ辛かった)
三代目のS101は軽いだけでなく、薄くてキーボードが使いやすくてバッチリ。
900Xだけが、バッテリは長持ち(実働で5時間は余裕)するものの、重かったですね。
ただ、いずれもCPUはネットブック用のIntel Atomを採用しており、
(4G-XはCeleron M/900MHz、900XとS101はN270/1.6GHz)
ネットやメール、ドキュメント作成には充分なスペックであるものの、
残念ながら番組編集のような用途には全く向いていないCPUでした。
30分の番組ファイルを開くのに、1時間掛かるんですよ(^^;)
クロック数の多寡ではなく、プロセッサの性格付けがマッチしていなかったんですね。
そこで年末、Core 2 Duo(U7700/1.33GHz)搭載のVAIO type Gを購入。
40GBのSSDに、12.1型のモニタ(今時4:3!)、そして1050gという軽さに
惹かれたのですが、これが結構曲者でして。
改めてスペックシートを細かく読めば、確かにそう書いているものの…
・無線LAN非搭載(モバイルノートなのに!結局アダプタ購入)
・SDHC非対応(メモリースティックがあるからでしょうが…)
・USBポートが2つしかない…(無線LANアダプタの所為で実質1つに。)
…という体たらく。んなアホな。
SDHCはドライバをアップデートして読めるようになったものの、16GBまで。
確認せずに買ってしまった32GBは当然認識さえしてくれません。ああもう!
mp3で編集する番組データはいいものの、WAVで編集する番組は、そう沢山
溜め込むこともできません。参ったなぁ。
これは付いてて当たり前。と高を括っていた僕が悪いのですが
ちょっと残念です。むー。
Core 2 Duoのおかげで、番組編集がサクサクできるのは嬉しいのだけれど。
だれか、type Gに32GBのSDHCを認識させる裏技、ご存知ありませんか?

2010年最初の時計

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本気で消費依存を疑わなければならん。。。

さて、昨年2009年の最初に購入した時計
オメガのシーマスター・アクアテラ(2502.34)でした。
一昨年、2008年の最初に購入した時計
オメガのデ・ビル(これはデッドストック)でした。
※貰った時計だと、その前にFOSSILがありました
年の初めはオメガを買う、なんて
そんな習慣は無い筈なのですが…。
今年は特に時計を買う予定は無かったのに
ヤフオクに、お手頃な値段の新品が出品されており…
特に考えも無く入札し…
落札しました。 orz
届いたらレビューします。。。

今日からお仕事。

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予算5万円未満なら、ベストチョイスと言えるのでは!?

さて、本日から2010年のお仕事がスタート。今年も頑張らなければなりません。
早速今週は水曜に10本、木曜に3本、土曜日に1本。更に出来ればどこかで3本…と
なかなかに大変な数の番組を収録しなければなりません。
そんなお仕事的に気合いを入れたい時に着けるのが、eposの3241RBM
知らない裡に値上げされていましたが、それでも実勢価格は3万円台中盤の偉い子です。
オールドダイバーズの文法にキッチリと則った各パーツは、それぞれが丁寧に仕上げられ、
安物っぽくない、良いまとまり方をしています。
特に視認性の良さは抜群。針の長さや夜光塗料の光り方も文句ナシ!と云えるでしょう。
特に前面ヘアライン、側面ポリッシュ仕上げのケースは価格以上の仕上がりで
ちょっと暗いところで眺めると本当に綺麗なんですよ!
取りあえずスイス時計を買ってみたい。でもお小遣いは限りがあるし…という方は
ぜひこの3241RBMを手にとってみて下さい。充分満足出来るのではないでしょうか。
このシリーズは、黒ベゼルのモデルもありますが、見栄えならこちらでしょう。
服装も選ばないのでお勧めです。
と、ここで全然話題は変わるのですが
昨夜からまたこのブログのPV数が急上昇しており、どうしたのかな?と思ったら
某巨大掲示板からこの記事がリンクされておりました。
なので今回は大サービス(!?)でこのOアナのスピードマスターオートを再掲載。
個別記事から、トップに来て下さった方へのお礼でございます。
(実は以前写真を撮らせてもらって、記事にするのを忘れていたのです。)
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パッと見、綺麗なんですけどね。

Oアナのスピマスは、近くで見ると結構キズが多いのです。
まあアテネ五輪の頃から使っていれば、そりゃ当たり前という感じですが
実はこれ、ハワイでコケた時に付いたキズとのこと。
ロイヤル・ハワイアンのマイタイ・バーで飲んだ後、酔っ払ってビーチに出た時に
砂浜でズベーっとコケたそうでして(こんなこと書いていいんかいな)
その時にクラスプも歪んでしまったのです。
…ということは、「モヤさま」のハワイロケの時でしょうか?
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見ると確かに曲がってた。

その他にも、時計をぶつけたらクロノグラフのプッシュボタンが押し込まれたままになり、
どうしようかと考えた挙句、もう一度ぶつけたら治りました!とか
時計マニアからすると胃が痛くなるような話も伺いましたが、オーバーホールも受けずに
未だに正確な時を刻み続けるスピマスオート。
なかなか優秀な時計のようです。
ちなみにこのOアナのスピマス、やはりほっそりとしたOアナの手首に合わせて
物凄くコマが詰まっていて、それがとても可愛らしかったりします。
個人的には、Oアナにはカルティエのサントス(革ベルトで)辺りが
似合うのではないかと思うのですが、いかがでしょうかね!?

謹賀新年&2010年の目標。

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言葉を生業にする者としての、自覚と矜持が必要です。

新年、あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
メディア業界・コンテンツ業界の状況から考えますと
元旦の東京の天気のように「天気晴朗なれど波高し」な一年になると思われますが、
言葉が持つ力、音が持つ力、情熱が持つ力を信じ
努力と誠意を惜しまず、笑顔で日々前進して参りますので
何卒お力添えの程、宜しくお願い申し上げます。
———-
さて、例年元旦には、昨年の目標の振り返りと今年の目標設定をしております。
昨年の目標は、残念ながら非常に達成率が低い結果となりました。とても悔しい。
具体的な各項目を見ると、2点しか達成できず。これには猛省と対策が必要です。
その上で、今年度は下記の目標を設定しました。
<大目標>
・40歳を迎える年として、技量・人格・品位の全てを向上させる。
・誠実さ、努力、勇気を身に着けること。
<個別目標>
【SEVEN】
・現在策定中の第三期目標予算を達成すること。
・SEVENの4つの事業の柱を、バランス良く成長させること。
・役職員各員のモチベーション向上を図り、それに見合った待遇を提供すること。
【エアフレイム】
・取締役二期目最終年度の自覚を強く持ち、兎に角黒字を叩き出すこと。
この目標と共に、これもまた恒例となっている「2010年の夢事業」として
(08年はHawaii101FMへの事業参加、09年はSeven Watch&Co.の立ち上げ)
今年は「雑誌メディアへの復帰・再参入」を発表いたします。
諸般の事情によりまだ詳細は発表できませんが、過去の「ライターとしての仕事」
ではなく「編集プロダクションとしての雑誌制作業務」となる予定です。
これまでに培った経験値と、スタッフの意気込みを駆って邁進して参りますので
どうぞ今年も宜しくお願い致します!

Ohtsugomori Randez-Vous


今年最後の仕事に向けて、首都高をドライブ。
3号渋谷線はやっぱり混んでて
でもそのテールランプの河を眺めていると、ちょっと落ち着く。
気分に浸りたくて
温かい珈琲と、TOKUのヴォーカルをお供にした。
良かったこと、悪かったこと
嬉しかったこと、哀しかったこと。
色々思い返しながら。
東の空には、明る過ぎるほどの満月。
どうやら東京は、落ち着いた年越しになりそう。
首都高を降りれば、青山通り。
予想通りこちらは空いていて、それもなんだかホッとして。
色々な想いや景色とランデヴーして
もう直ぐ目的地です。
今年もお世話になりました。
佳いお年をお迎え下さい。

JEANRICHARDはお買い得か否か。

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仕上がりはかなりいいと思いますが。

さて、本日の時計はJEANRICHARDのTVスクリーン(Ref.24106)です。
この時計はeBay経由で、アメリカの時計屋さんから取り寄せたもの。
ジャケット+ジーンズの時などに着けています。
JEANRICHARDは、ジラール・ペルゴを抱えるソーウインド・グループの1ブランドで
GPの兄弟ブランドと説明されていますが、実質的にはディフュージョンブランドだと
思われます。価格帯もそんな感じがしますしね。
最近では、MVアグスタとのコラボモデルがたまに雑誌で紹介されています。
ブランドの歴史はこちらをお読み頂くとして、結構難しいのは
「このブランドの時計は果たしてお買い得なのか否か」ということ。
ブランド力は余り期待できず、このTVスクリーンはプチコンプリやトゥールビヨン
などのモデルもありますが、それが話題を呼ぶことは殆ど無いですよね。
ところが、実物を見るとモノは結構良いんですよ。
幅34ミリのケースは、ベゼルと文字盤のバランスが良く、適度なボリューム感で
ラウンドシェイプの時計の36-38ミリ位の印象があります。
また、カーブドサファイヤと曲率を合わせたラグが描き出す曲線で
手首にフィットして装着感がかなり良いのです。(僕の手首は18センチです。)
装着した時に一番美しく見える時計ですね。
ベルトはオリジナルとしてDバックル付きのクロコダイルが付けられていましたが
色が気に入らなかったので現在はブラウンのカーフに替えています。
愁眉はやはり「顔」。まずブルースティールのリーフ針が大変綺麗。
もう少し足が長ければと思うところはありますが、僕が所有する時計の中で
1・2を争う美しさがあります。(勿論1位はブレゲ・クラシックの針です。)
文字盤はおそらくコールドエナメルで、艶かしい輝きが自慢です。
カレンダー窓から見ると、結構肉厚な感じがするのも個人的には好感が持てます。
(文字盤が厚い・薄いのどちらが良いものなのかはわかりませんが…。)
中心から円を描いて配置されるローマ数字のインデックスは、墨を盛ったような
ボリュームがあり、何故か立体感があるのが面白いんですよ。
ムーブメントはETA2824。JEANRICHARDは自社ムーブのJR1000がありますが
残念ながらこの時計は汎用ムーブです。精度も特筆すべきものはありません。
ビス留めの裏蓋もシースルーではないので、機構的には平凡な感じです。
このTVスクリーン、アメリカだと実勢価格で500USD前後。今は円高なので5万円を切ります。
値引率が高すぎる(定価は2,200USD位です)のが気に入りませんが、この美しい時計が
極めて安く購入できるという意味ではお勧めだったりします。
機械式時計を選ぶとき、ブランド力・デザイン・機構・仕上げ・価格など
様々なファクターを考えると思うのですが、このJEANRICHARDは結構難しい印象。
最後は好き嫌いで決めるしかないような気がします。
ブランドにこだわらず、安くて仕上げの良いスイス時計をお探しの方にはいいかもしれません。

涙に暮れる日々?

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本日の時計はeposの3241
今日は厳しい一日になるぞ…という時に、なぜか着けたくなります。まさに戦友。

さて、週末は泣いて過ごしておりました(笑)
というのも、まず土曜日にテレビで「椿山課長の七日間」がやっておりまして。
これはテレビ朝日の制作によるもの。
一昨年、映画版を観たときに、この作品の映像化は無理だと思っていたのですが
今回のドラマ版はかなり好感が持てる仕上がりでした。もう涙ぽろぽろ。
武田のカッコ良さと、知子の深い愛に泣かされるのです。
で、ドラマ版でカットされていた原作のいいシーンを読み返したくて
今度は書籍版を読み返して再び感涙に咽んでしまいました。
ああもう!おじいちゃん、あんた男だぜ!
更に日曜日には、またテレビで「インデペンデンス・デイ」が。
なんであれで泣けるの!と驚く方も多いかもしれませんが、大統領の演説シーンと
酔いどれのおっちゃんが特攻する場面では号泣せずには居られんのです!
ハリウッドの子供だまし系SF超大作で泣けるというのは、ある意味お得(?)
で、仕上げに前夜からの浅田次郎流れで久しぶりに「鉄道員(ぽっぽや)」を読み返して
深夜に再び涙をこぼしておりました。仕事しろよ。
あ、ちなみに高倉健と広末涼子が出ている映画版は、
ラストシーンの小林稔侍の表情でどんぶり三杯分泣けます。
これに、映画版「ALWAYS 三丁目の夕日」(一作目ね)とイタリア映画「ライフ・イズ・ビューティフル
そして0系新幹線引退時のPVがあれば、完全に涙の海に撃沈されちゃいます。
ああもう、おっちゃん歳だから涙脆くていけねぇや。

これ貼るの2回目だ。

ところが、これは泣いちゃうぞー、と思っていた
TVドラマ「JIN」は意外とアッサリ。なんででしょうね。TBSだからかな?(笑)