さて、先日「日経ヴェリタス 大江麻理子のモヤモヤとーく」の収録で大手町へ。
当初「投資情報番組」と伺って、この番組の構成の仕事をお引き受けしたはず…なのですが
気が付いたら「投資情報系バラエティ」への道をひた走っている気がします(笑)
特に今回お越し頂いた日経ヴェリタスの荒川さんは、その柔和な表情と的確な解説もさることながら
「隙あらばボケる!」という姿勢が次第に明確になって来ました。
この番組をバラエティ化させているのは、Kプロデューサーでも、大江アナでも
勿論構成担当の僕でもなく、ヴェリタス編集部の皆さんのようです…(^^;)
で、今回収録した番組は、30日に配信されるのですが
番組の内容もさることながら、非常にレアなプレゼントがありますので是非お聴き下さい。
経済が知りたい方も、大江アナのファンも、ただ笑いたい方にもお勧めです。
ちなみにこの番組、iTunesのPodcastランキングで4週連続1位を記録しています。
頑張って10週・20週と続けて行こう!とキャスト・スタッフ一同張り切っておりますので
何卒宜しくお願い致します!
ちなみに全くの余談ですが、スタジオに入った3名は全てスウォッチ・グループの時計。
大江アナはスピードマスター、荒川さんはスウォッチ・アイロニー、僕はアクアテラでした。
うーん…ハイエック恐るべし…(意味不明)
The Official Bootleg
この「なんちゃって感」が堪らない訳で。
さて、11日に衝動買いしてしまった時計が届きました。
SwatchのYAS403 “Heracles” です。SwatchはSTK403 “Lipstick” 以来なので約一年ぶり。
もう今年は時計買わない!と固く(?)誓っていたのに、なぜ敢えてその禁を侵したのか。
それは偏に、このヘラクレスのルックスにあります。ちゃんとした写真を見てみましょう。
ちなみに龍頭の素っ気無さは凄いレベルです(笑)
見ての通り、思いっきりブレゲのクラシック風味。
文字盤も(ギョシェ『っぽい』模様付き!)、インデックスも、ブレゲ針(青焼き『風』)も
「あー、Swatch位のコストなら、この辺の仕上げだよねぇ」的なブレゲへのオマージュ具合。
それを、敢えてSwatchがやってる、というのが凄くキッチュで楽しくないですか?
スウォッチ・グループ最高峰のメゾンのスタンダードを、最もベーシックなSwatchで
(まあFlik Flakとかもありますが)再現する、このパロディ感覚にヤラれてしまったのです。
そのブレゲ風味の顔を、Swatch IRONYシリーズの特徴であるベゼルで囲んでいる様子や、
クロコダイル『風』(実際には合成皮革!)のベルトなどもいい感じ。
これでもちゃんと自動巻きで、ETA2842(21石)が搭載され、裏スケになっています。
緩急針が付いていない、ディスポーザル・ムーブメントですね。
ETA2842については、以前Virtual Silverの記事でも書いています。
これ、実は某巨大掲示板のブレゲスレで存在を知り、急いで購入したのですが
11日の20時くらいには、楽天で4つのお店に在庫があったのに、先程確認したら
もう1軒にしか在庫が無い状態。みんな同じようにヤラれちゃったクチですかねぇ?
いい時計を見つけました。暫くはこれで遊びます!
もうボク
堪え性の無さは天下一品。
アカンかもしれんわ…。
おおぅ!お揃いじゃん!
もっと良い時計すればいいじゃんねー(笑)
さて、前回のエントリーで書いた映画「ハゲタカ」の鷲津政彦(大森南朋)の時計。
SEIKOのPremierじゃないか…と書いていたら、正解が判明。
こちらのブログさんが種明かしをして下さっていました。
鷲津の時計は、SEIKOのInternational CollectionのSCJV001。
つまり、PremierのSNP001の国内向けモデルなんですねー。
これ、僕の時計とお揃いじゃないですか!(嬉)
こっちがSCJV001。
で、こっちがSNP001。
この時計のレビューはこちら。人気のようで結構アクセスあります。
…とは言え、中国の国家ファンドを相手に戦う腕っこきのファンドマネージャーが
SEIKOの逆輸入モデルってのもねぇ。
世界の市場を相手に仕事しているのですから、ジラール・ペルゴのww.tc/ファイナンシャル・パワーリザーブ
なんて良いと思うのですがいかがでしょう。狙いすぎ?
ちなみにTVシリーズの時は、鷲津はモンブランを使っていた模様。
うーん…外資と戦うファンドマネージャとして、愛国心に目覚めたってことですかねぇ(笑)
でも、映画に影響を受けやすい僕としては、ちょっと嬉しいトピックでした。
別腹時計はこんなの。
分かる人が見るとイタいかも(笑)
さて、前回のエントリーで新番組「日経ヴェリタス 大江麻理子のモヤモヤとーく」の告知をしたところ、
幾つかのサイトさんが拙ブログをご紹介下さいました。
結果、今週のこのブログのアクセス数は通常の1.5倍ほどに。
昨年末のYahoo!ショックほどではないものの、ちょっと驚いています。
ご覧下さった方、ありがとうございました。ぜひ番組もお聴き下さい。
ちなみにこのブログの右上にあるプレイヤーでも聴けますよ。
で、本日の話題は先日ちょこっと触れた「別腹時計」です。
今回購入したのは、テクノスのTAM661SB。クォーツのクロノグラフです。
この時計を購入した理由はただひとつ。アエロナバルに似てる、という点です。
どうしても根が貧乏性なので、革ベルトのアエロナバルは夏には使いたくないのです。
唯でさえ汗っかきな上に、カミーユ・フォルネ製のベルトも大変気に入ってるので…。
そこへ行くとTAM661はクォーツですし、ステンブレスですし、
何といっても5,980円で買えたのでとても安心して使えます(笑)
パッと見、アエロナバルに見えませんか?(笑)
実際には、サイズはType XXIに近い42ミリ径で、文字盤はトランスアトランティック風。
あと、ベゼルがマット仕上げなのでこれもトランス風味ですね。
ケースサイドには目の粗いコインエッヂ装飾、プッシュボタンはそれなりに似ていますが
まあ…ぎりぎりアウトって感じですかね(^^;)
魔界製の違法パチもんを買うよりはマシですが、アエロナバルを知ってる人に見られたら
結構イタいかもしれません。いいんです。所詮自己満足ですから(笑)
針も似てるんですがピンぼけ気味。どうにも座りが悪いのです。
しかもインダイアルは24時間計(3時)・60秒積算計(6時)・60分積算計(9時)という
ナゾのレイアウト。アイスストーンさんも仰っていましたが、1/1秒クロノグラフって
何か意味有るんですかねぇ?ラーメン作るのには便利そうですが。
ちなみに本物は、15分積算計(3時)・12時間積算計(6時)・スモセコ(9時)となります。
夏の間、アエロナバルは鑑賞専用にして、これをコピーロボット的に使いたいと思います。
これを着けて歩いてる僕を見ても、どうか笑わないで下さい(笑)
似合うオトコになろう。&告知!
巧く撮れたのでアップ。クリックで拡大します。
さて、ちょっと古い話なのですが
2週間ほど前に、銀座のニコラス・G・ハイエックセンターに行って参りました。
そう。先日のエントリーでご紹介したブレゲ・No.1160を観に行ったのです。
14階のシテ・ドゥ・タン・ギンザには、このNo.1160と
プチ・トリアノン宮殿のオークで作られたケースしか展示品は無かったのですが
それぞれの圧倒的な存在感で、時間を忘れて仕舞うほどでした。
ひとつ僕が間違っていたのは、このNo.1160の原型となるNo.160は
マリー・アントワネット自身が発注したものではなく、彼女の信奉者が、彼女にささげる為に
発注したものなんだそうです。プレゼント用だったんですね。
ロックサファイアの文字盤の奥の輪列は、それが何の為にあるかが判らないほど複雑で
それぞれがゆっくりと動く様は、およそ200年前の技術で作られたとは思えない程の素晴らしさ。
ただ、超複雑機構のスケルトンは実用には耐えがたいので(実用するもんじゃないでしょうが)
実際に使用する際は、ケースに収められていたエナメル文字盤じゃないと辛いだろうなと思ったり。
ちなみに、センターにスモセコとは別に独立秒針(クロノグラフの原型となったものだそうです)が
あるのですが、これがステップ運針なんですよ。これにも驚きました。
ブレゲ・ブティックのOさんによれば、もう日本に来ることはないでしょうね、とのことでした。
まあそれは無いでしょうが、今このタイミングで謁見出来たことはとても嬉しい事でした。
今日で展示は終わってしまうので、もう一度観に行こうかなと思ったのですが
仕事があったので断念しました…。
その後、同ビル3階のブレゲ・ブティックで数々のアイテムを拝見。
いやもう…こんなに美しい時計が世の中にあるなんて…。
特に個人的に好きなトラディション(Ref.7027)やRef.5140(ギョシェもエナメルも)は
息を呑むほどの美しさ。
嗚呼、今すぐにでも欲しい…。
実際その後、すぐ近所の銀座日新堂でも少し時計を観たのですが
ブレゲの後だと、ロレックスが如何に「実用時計」かが分かります。(時計の価値ではなく)
昨年話題になった、シードゥエラー・ディープシーでさえ、胸に響かなかったもんなぁ。
パテックやバシュロンも美しいのですが、僕はやっぱりブレゲのデザインが大好きです。
とは言え、帰り道にちょっと考えたのが「自分の品格」。
少なくとも現時点での僕は、ブレゲのクラシックが似合う品格や分別が有りません。
例え欲しいモデルを購入できるだけの資金があったとしても、今は買っちゃいけないような気がします。
取りあえず今はアエロナバルで我慢、ガマン。
たかが時計。されど、時計。
他の人からの評価もそうですが、何より自分が自分を「いいオトコ・いいオトナ」として認められるようになりたいです。
いつか自分自身が納得してブレゲを着けられるように、努力しなきゃなぁ、なんて思いました。
ちなみに、銀座のブレゲ・ブティックには
世界限定1個(…ってカタログには書いてあるのに、サイトでは6個になってる!)の、
No.5完全復刻版が展示してあります。
お値段何と199,500,000円!
流石にこれは買うとか買わないとかの話にはなりませんが
大きな文字盤に反比例した、異様なまでに細かい手彫りのギョシェは一見の価値があります。
銀座にお立ち寄りの際は、是非ご覧あれ。
ちなみにNo.5は、これ専用のカタログがあります。凄い。
【18:00追記】
忘れてました!先日ちょこっと書いた新番組の告知です!
新番組「日経ヴェリタス 大江麻理子のもやもやトーク」
6月2日からスタートします! ポッドキャスト&ラジオNIKKEIで聴けますよ!
NIKKEI NET(毎週火曜配信開始)&ラジオNIKKEI(第1放送・毎週火曜22:30-23:00)
テレビ東京アナウンサーの大江麻理子さんが、遂にラジオに初登場!
日経ヴェリタスの記者さんと、激動するニッポン経済&世界経済を解説。
皆さんのビジネスや投資活動に役立つ最新情報をお届けします。
この番組は、構成として参加させて頂いております。皆さん是非お聴きください!
ちなみに大江アナ、本当に頭脳派で、しかも美しいです…。
個人的には、これで夢の「ラジオマングランドスラム」(AM・FM・短波・コミュニティFM・Podcast・海外局)を達成!
お客さん、ラジオ全種類企画&制作をやってる会社なんて、株式会社SEVENくらいのもんですよ!
ラジオご出稿&番組企画&コミュニケーションプランの立案はぜひ弊社まで!
中華は別腹。
こっ…これはっ…!?
さて、書きたいネタは沢山あるのですが
業務多忙に付きなかなか更新出来ません。
SWC1の出荷情報も含め、あと少しお待ち下さいね。
表題の件も、その時に詳細をば。請うご期待(笑)
ホントにどーでもいい話。
どうですかね?
先週の金曜日に提出予定だった、新番組の企画が
まーったく思い浮かばず、苦戦している月曜の夕方なのですが
ふと気付いてしまいました。
実は雨が降った日などの為に、会社にオリエント・スリースターをスタンバイさせているのですが
(バイク移動なので、結構時計がずぶ濡れになってしまうのです)
それを見ていて「このオリエント、アクアテラに似てね?」と思ったのです。
んで、写真に撮ってみた、という訳なのですが
良く見るとあんまり似てませんね…。
ホントにホントにどーでもいいお話でした。スリースターは良い時計ですヨ!(フォロー)
軍用時計をもう一つ。
機械式にしとけば良かったのに。
さて、今日は夕方から「Salus Beat Press」の収録でたまプラーザへ。
物凄い強風で、セミオープンカーである社長車は風に煽られて大変でした。
そんなヘヴィな天候の時に登場するのが、ハミルトンのカーキ・キング・デイデイト。
こちらは4年前のゴールデンウイークに購入したものです。
普段遣い用の時計として、イベント現場などの厳しい環境にも耐えてくれた
素晴らしい時計ですが、帆布のベルトは裏側が再起不能なほどに傷んでしまい、
かつ汗染みが表にまで出てしまっているので、最近の稼働率は低くなっていました。
クォーツというのも、余り使わなくなった一因かもしれません。
とは言え、今日改めて使ってみて
きちんと目盛りまで達した時分針や、長く見易い秒針。
フルスペルの曜日表示や、ハッキリしたルミナス発光のアラビア数字インデックスなど
軍用時計の系譜を組むカーキシリーズならではの、デザインの良さを見直しました。
先日購入したアエロナバルも、その辺の節度感が大変いい感じです。
もう直ぐ梅雨ですし、NATOベルトにでも付け替えて、ガンガン使いましょうかね!
No.1160が日本上陸!
これは見るべし!
2007年に発見された、アブラアン・ルイ・ブレゲの最高傑作・「No.160」
通称マリー・アントワネット。
断頭台の露と消えたフランス最後の王妃が、時間と予算に制限を設けずに
当時世界最高の技術を持った時計師に発注した伝説の懐中時計は
1827年、実に44年の歳月を経て完成しました。
発注した王妃も、受注した時計師さえもその完成品を見ることが出来なかった
この時計は、その後数奇な運命を辿りつつ現在イスラエルに鎮座しています。
そして、このNo.160を現代に甦らせた二号機「No.1160」は
2008年のバーゼルワールドにて、ニコラス・G・ハイエックによって発表されました。
しかしそれ以降、No.1160さえスイスを出ることはありませんでした。
その位、貴重な時計なのでしょう。
そのNo.1160が遂にスイスを出て、初めての旅先を日本としました。
しかも、我々民草も謁見を許されるそうです。
これは何がなんでも見に行かなければ…!
期間は僅か半月。伝説の時計をこの目で見て、シビレちゃいましょう!
『マリー・アントワネットへのオマージュ』展
※SGJによる公式サイトはこちら※
開催期間:5月16日(土)-31日(日)
開催場所:東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエックセンター14階
シテ・ドゥ・タン ギンザ(Cite du Temps Ginza)
開館時間:11:00-20:00(毎週日曜日は19時まで)
休館日:5月23日(土)・観覧料:無料
お問い合わせ:スウォッチ グループ ジャパン ブレゲ ブティック銀座
Tel:03-6254-7211
【関連エントリー】「懐中時計に手を出す」(2008年8月31日)
「似合うオトコになろう。」(2009年5月31日)
【おまけ】No.1160の動画がありましたよ。