最近のデジカメって凄いですね。

実は昨年の夏前に、新しいデジカメを購入しました。
元々写真にもデジカメにも興味が無く、10年以上前にオリンパスの30万画素モデルを購入し、
その2年後くらいに130万画素のモデルを買って以降、そのまま。
巨大なボディにSmartmediaで保存という、化石のような写真ライフを送っておりました。
…っていうか、写真は旅先でさえケータイで撮ってたんですが。
で、ハワイに行くからと水中撮影が出来る1,000万画素のFinepix Z33 WPに変えまして。
これが水中撮影できるわモニタはデカいわ本体は小さいわ動画は撮れるわしかも安いわで
(機種名のリンク先ご参照ください…1万円ちょっとですよ!)
旅行時には大活躍しました。
とは言え、夏に使って以降はほったらかしだったのですが、最近それで時計を撮っています。
自分のPCの壁紙を、自分のお気に入りの時計に出来るのは嬉しいですな。

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これはブレゲ・アエロナバル

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お次はハミルトン・カーキ・ネイビー・GMT

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んで、ロンジン・コンクエスト・クラシック・クロノグラフ

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グラスヒュッテ・オリジナル・スポーツエボリューション・クロノ

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最後はオメガ・シーマスター・アクアテラ

これがあれば、ブレゲ・クラシック/Ref.3210のギョシェも綺麗に撮れそうです。
楽しみだなー。

スピードマスターを購入。

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その時計に何を期待するか、が分かれ目。

さて、先日のエントリーでちょっと書いた2010年最初の時計は
オメガのスピードマスター・オートマティック(Ref.3510.50)です。
先週末に手許に届き、既に3日間ほど使用しています。
意外にもスピマスを買ったのは今回が初めてです。デザインは昔から好きなんですけどね。
某巨大掲示板の当該スレッドを見ると、随分叩かれている(笑)オートマティック。
プロフェッショナル(Ref.3570.50)じゃないとスピマスじゃない!というのが論旨のようで…。
確かに「ムーンウオッチ」として名を馳せたスピマスなら、実際に宇宙に往ったプロフェッショナルの方が
正統である、という理屈は分かります。その方が「伝説」とか「歴史」を感じますもんね。
実は昨夏、グラスヒュッテを購入した時に最後まで競合したのが、50周年記念モデルの
Ref.311.33.42.50.01.001でした。(ワイキキのTourneauで5,500USDで見つけたのです。)
結局、同じ位の価格なら…とグラスヒュッテを選んだのですが
3570のラインだと、ちょっと食指が動かないのです。
レマニアのクロノムーブは既にアエロナバルで持っているし、裏スケじゃないと楽しめない。
また、手首周り18センチの僕の腕に乗せた時に、ちょっと大きいなと感じたんですね。
(グラスヒュッテは更に巨大ですが、デザインとの絡みでOK。)
それと…持っている人が凄く多い(笑)
で、ここが一番の決め手なのですが
3570は質感と現在の価格がマッチしていないような気がするのです。
同じ予算を出すならば、もっと質感の高い時計が沢山選べるな、と。
3510のブレスは…ですが(これには閉口しますね)、3570も然りでちょっと残念な感じ。
僕のように「時計は見た目!」な人には、余程好きじゃないとアピールしないと思うのです。
怒られることを承知で言えば、僕はスピマスの物語よりも見た目の方が大事です。
で、この3510.50はどうか。
大きさは39ミリ(竜頭除く)で、アエロナバルとほぼ同じ大きさ。僕の腕にはジャストサイズです。
ムーブは先日のエントリーでアイスストーンさんが書いて下さっているCal.3220。
ETAの289X系に、クロノモジュール(デュボア・デプラ2020とか2030とか諸説あり)を追加した、
所謂「2階建て」のムーブです。なので横から見ると竜頭とクロノのボタンが横一列になっていません。
3日間使用して、日差+6秒ほど。まあそんなもんでしょう、という感じです。
後継モデルの3539.50はサファイア風防ですが、こちらはプラスティック。ちょっと気を遣いそうですね。
文字盤は飽くまで個人的な好みですが、インダイアルが寄り目気味のプロフェッショナルより、
離れ気味のオートの方が相対的にバランスがいいような気がするのですが、いかがでしょう。
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腕に乗せるとこんな按配です。

毎日使う時計としては、非常に好い感じのスピマスオートですが
先にも書いた通り、ブレスの質感はあんまりです。とても定価20万円台の時計とは思えません。
シーマスター・アクアテラのブレスも、凄くいい!という感じではないので
オメガの比較的安いモデルは、共通してブレスの質感が足りないのかもしれません。
このブログに載せている、デイトモデルのブレスももうチョイな感じでしたし。。。
結論としては、3510も新品で10万円を切る位ならOK。という感じでしょうか。
正にアイスストーンさんのご意見が正鵠を射ているかと。
現在の相場は13万から16万くらいなので、ちょっと微妙かなぁ。
とは言え、カッコいいから大好きなんですけどね(笑)今回はちょっと辛目のレビューでした。
【参考サイト】※アイスストーンさん情報ご提供ありがとうございました!
 馬蹄倶楽部さんのスピマスオートの記事
【17:30追記】
そう云えば、夏に参加させて頂いたお仕事が、第6回NIKKEI NET広告賞を頂きました。
広告主のA社のYさん、この仕事にアサインして下さったN社のKさん、M社のTさん他の皆様
本当にありがとうございました。

2010年最初の時計

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本気で消費依存を疑わなければならん。。。

さて、昨年2009年の最初に購入した時計
オメガのシーマスター・アクアテラ(2502.34)でした。
一昨年、2008年の最初に購入した時計
オメガのデ・ビル(これはデッドストック)でした。
※貰った時計だと、その前にFOSSILがありました
年の初めはオメガを買う、なんて
そんな習慣は無い筈なのですが…。
今年は特に時計を買う予定は無かったのに
ヤフオクに、お手頃な値段の新品が出品されており…
特に考えも無く入札し…
落札しました。 orz
届いたらレビューします。。。

今日からお仕事。

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予算5万円未満なら、ベストチョイスと言えるのでは!?

さて、本日から2010年のお仕事がスタート。今年も頑張らなければなりません。
早速今週は水曜に10本、木曜に3本、土曜日に1本。更に出来ればどこかで3本…と
なかなかに大変な数の番組を収録しなければなりません。
そんなお仕事的に気合いを入れたい時に着けるのが、eposの3241RBM
知らない裡に値上げされていましたが、それでも実勢価格は3万円台中盤の偉い子です。
オールドダイバーズの文法にキッチリと則った各パーツは、それぞれが丁寧に仕上げられ、
安物っぽくない、良いまとまり方をしています。
特に視認性の良さは抜群。針の長さや夜光塗料の光り方も文句ナシ!と云えるでしょう。
特に前面ヘアライン、側面ポリッシュ仕上げのケースは価格以上の仕上がりで
ちょっと暗いところで眺めると本当に綺麗なんですよ!
取りあえずスイス時計を買ってみたい。でもお小遣いは限りがあるし…という方は
ぜひこの3241RBMを手にとってみて下さい。充分満足出来るのではないでしょうか。
このシリーズは、黒ベゼルのモデルもありますが、見栄えならこちらでしょう。
服装も選ばないのでお勧めです。
と、ここで全然話題は変わるのですが
昨夜からまたこのブログのPV数が急上昇しており、どうしたのかな?と思ったら
某巨大掲示板からこの記事がリンクされておりました。
なので今回は大サービス(!?)でこのOアナのスピードマスターオートを再掲載。
個別記事から、トップに来て下さった方へのお礼でございます。
(実は以前写真を撮らせてもらって、記事にするのを忘れていたのです。)
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パッと見、綺麗なんですけどね。

Oアナのスピマスは、近くで見ると結構キズが多いのです。
まあアテネ五輪の頃から使っていれば、そりゃ当たり前という感じですが
実はこれ、ハワイでコケた時に付いたキズとのこと。
ロイヤル・ハワイアンのマイタイ・バーで飲んだ後、酔っ払ってビーチに出た時に
砂浜でズベーっとコケたそうでして(こんなこと書いていいんかいな)
その時にクラスプも歪んでしまったのです。
…ということは、「モヤさま」のハワイロケの時でしょうか?
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見ると確かに曲がってた。

その他にも、時計をぶつけたらクロノグラフのプッシュボタンが押し込まれたままになり、
どうしようかと考えた挙句、もう一度ぶつけたら治りました!とか
時計マニアからすると胃が痛くなるような話も伺いましたが、オーバーホールも受けずに
未だに正確な時を刻み続けるスピマスオート。
なかなか優秀な時計のようです。
ちなみにこのOアナのスピマス、やはりほっそりとしたOアナの手首に合わせて
物凄くコマが詰まっていて、それがとても可愛らしかったりします。
個人的には、Oアナにはカルティエのサントス(革ベルトで)辺りが
似合うのではないかと思うのですが、いかがでしょうかね!?

JEANRICHARDはお買い得か否か。

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仕上がりはかなりいいと思いますが。

さて、本日の時計はJEANRICHARDのTVスクリーン(Ref.24106)です。
この時計はeBay経由で、アメリカの時計屋さんから取り寄せたもの。
ジャケット+ジーンズの時などに着けています。
JEANRICHARDは、ジラール・ペルゴを抱えるソーウインド・グループの1ブランドで
GPの兄弟ブランドと説明されていますが、実質的にはディフュージョンブランドだと
思われます。価格帯もそんな感じがしますしね。
最近では、MVアグスタとのコラボモデルがたまに雑誌で紹介されています。
ブランドの歴史はこちらをお読み頂くとして、結構難しいのは
「このブランドの時計は果たしてお買い得なのか否か」ということ。
ブランド力は余り期待できず、このTVスクリーンはプチコンプリやトゥールビヨン
などのモデルもありますが、それが話題を呼ぶことは殆ど無いですよね。
ところが、実物を見るとモノは結構良いんですよ。
幅34ミリのケースは、ベゼルと文字盤のバランスが良く、適度なボリューム感で
ラウンドシェイプの時計の36-38ミリ位の印象があります。
また、カーブドサファイヤと曲率を合わせたラグが描き出す曲線で
手首にフィットして装着感がかなり良いのです。(僕の手首は18センチです。)
装着した時に一番美しく見える時計ですね。
ベルトはオリジナルとしてDバックル付きのクロコダイルが付けられていましたが
色が気に入らなかったので現在はブラウンのカーフに替えています。
愁眉はやはり「顔」。まずブルースティールのリーフ針が大変綺麗。
もう少し足が長ければと思うところはありますが、僕が所有する時計の中で
1・2を争う美しさがあります。(勿論1位はブレゲ・クラシックの針です。)
文字盤はおそらくコールドエナメルで、艶かしい輝きが自慢です。
カレンダー窓から見ると、結構肉厚な感じがするのも個人的には好感が持てます。
(文字盤が厚い・薄いのどちらが良いものなのかはわかりませんが…。)
中心から円を描いて配置されるローマ数字のインデックスは、墨を盛ったような
ボリュームがあり、何故か立体感があるのが面白いんですよ。
ムーブメントはETA2824。JEANRICHARDは自社ムーブのJR1000がありますが
残念ながらこの時計は汎用ムーブです。精度も特筆すべきものはありません。
ビス留めの裏蓋もシースルーではないので、機構的には平凡な感じです。
このTVスクリーン、アメリカだと実勢価格で500USD前後。今は円高なので5万円を切ります。
値引率が高すぎる(定価は2,200USD位です)のが気に入りませんが、この美しい時計が
極めて安く購入できるという意味ではお勧めだったりします。
機械式時計を選ぶとき、ブランド力・デザイン・機構・仕上げ・価格など
様々なファクターを考えると思うのですが、このJEANRICHARDは結構難しい印象。
最後は好き嫌いで決めるしかないような気がします。
ブランドにこだわらず、安くて仕上げの良いスイス時計をお探しの方にはいいかもしれません。

ザ☆年末進行

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今日の時計はTIMEX。ベゼルを回転させると、インナーベゼルに付いている
アラーム用時針・分針が動いて、時刻を設定できるのです。

さて、週末から明日に掛けては地獄の年末進行。
昨日は大手町で1本、本日は横浜で3本(本当は4本収録の予定が、スタジオ時間切れ)、
そして明日は溜池で15本と、凄まじい数の番組を収録しなければなりません。
しかもそれで年内終了かというとさにあらず、再び週末に2本収録です。
今年は日並びが悪く、お休みなんてちょっぴりしかないのに
年末進行だけは例年同様にバッタバタ。なんとなーく理不尽な感じがします。
ちなみに、今日の時計はTIMEXのREEF GEAR。この記事でご紹介した通り
10年ほど前に入手した時計を、一昨年に復活させたものです。
その名の通り、ビーチやリーフで使えそうなデザインなのに、5気圧防水(笑)
ブレスも巻きなので、海で使ったら一発でダメになりそうです。
あと針が異様に短くて、ミニッツマーカーに全然届いて無いから時刻合わせが辛かったり
時針・分針を調整する時に、何故かアラーム用の針もベゼルごと動いたり
(つまり、時刻合わせが終わった後、今度はベゼルを動かして元の状態に戻さなければ
いけないのです。)ツッコミどころが山のようにあるのですが、
CASIOあたりの類似コンセプトモデルと較べると魅力的なのは、TIMEXならではの
時計トータルの演出が巧くいってるからでしょうね。
アメリカンデザインの妙って、あのフォントの使い方にあるような気がします。
時計に限らず、アメリカ製品のパッケージデザインに惹かれる最大のポイントは
ボールドが利いて、エッヂが立ったあの”イカにも”な文字だと思いませんか?
この時計、裏蓋にインディグロ機構やアラームの使い方が解説されているのですが
これが凄くカッコいいんですよ。写真に撮れないのがとても残念です。
安くて、アメリカンな雰囲気がたっぷりのTIMEX。
ヘンに高級ブランドを意識したTXなんかより、こっちの方が大好きです。
因みにこの時計、アメリカン!…と言ってもフィリピン製です(笑)

Breguet-holic

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ああもう美しい。

昨夜のエントリーがまたYahoo!からリンクされて
拙ブログは一年ぶりのバブル状態です(笑)
本件については更に推移を見守りたいと思います。
さて、昨日発生した懸念が本日ものの見事に炎上し
仕事がちょっぴり辛くなっています。
外の寒さも、そんな沈みがちの気分を更に煽り立ててしまう…。
そんな時こそ、お気に入りの時計を着けて、気分をアゲていきたい所。
今日はドレスコードをガン無視して(笑)Breguet 3210を選びました。
ちなみに本日はワークシャツにジーンズ、ダウンジャケットという成りです。
我ながら酷いコーディネイトだなー(^^;)
とは言え、ブレゲパワーは大したもの。
仕事の合間にふと視線を落としただけで、その美しく蒼きブレゲ針が微笑み
味わい深い表情のギョシェが、糾える縄の如き人生の機微を教えてくれるようです。
コインエッヂの引き締まった横顔は、僕の甘えた心を叱咤してくれているよう。
思わず仕事も時刻の確認も忘れ、3分、5分と時が過ぎて行きます(それじゃアカンがな。)
アエロナバルもそうですが、ブレゲの美しさは「端正」を具現したその佇まいにあると思います。
決して華美では無いのに、惹き込まれる美しさ。
複雑機構や派手なギミックが無くても、10分眺めて飽きないなんて。
嗚呼、自分がどれだけBreguet-holicに罹って居るか。これを書いていて分かりました(笑)
先日、車中でTOKYO FMを聴いていたら
銀座の老舗・天賞堂の方がインタビューに答えていました。
「一生モノの時計を選ぶとき、どんなポイントに気を使えばいいですか?」との問いに
天賞堂氏、「とにかく顔の良い時計を選んで下さい。顔の良い時計は、貴方の顔をも
良くしてくれますよ。」とご回答。
確かにそうだよな、と納得しました。
落ち込んだ時の情けない貌が、お気に入りの時計を眺めただけで笑顔になるんだから。
年末に向けて、まだまだ仕事上の問題は山積していますが
お気に入りの時計と一緒に、頑張って乗り切ろうと思います!
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もう一枚、貼っちゃえー!

何故にクロノなのか。

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本日の時計はハミルトン・マウントヴァーノン。
これは巧く撮れた!と満足しております(笑)

皆さんはクロノグラフの時計、どの位お持ちですか?
ふと気付いたのですが、僕のコレクソンの中にはクロノグラフが結構多いのです。
アエロナバルやロンジンのコンクエスト、上記のハミルトンやグラスヒュッテなど
本人はシンプル系が好きなつもりなのに、実はそうでも無さそうです。
クロノグラフは、別段機械式時計に限らず、クォーツでもデジタル時計でも人気ですね。
やはりあのメカっちい感じが、男子のハートをときめかせてしまうのでしょうか?
更に疑問なのは、折角クロノ時計を所有しているのに、それを作動させないこと。
僕の場合、ラジオCMの原稿などを書いているときに何回か使用したことがある程度で
普段は寧ろクロノグラフ機能を使用することを忌避している部分すらあります。
皆さんはどんな時に、クロノグラフ機能を使いますか?
僕の場合は、ただの貧乏性なんですかね…?
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化粧っ気の無いムーブですが、ハミルトンの場合はそれでOK。

ちなみに今気付いたのですが、僕が使っているクロノグラフ時計はすべてムーブが違います。
・アエロナバル  →Nouvelle Lemania Cal.582
・グラスヒュッテ →Glashutte Original Cal.39-31 (GUB銘がシブい。)
・ハミルトン   →ETA(Valjoux) 7750
・ロンジン    →ETA 2894-2
・ジラール・ペルゴ→Valjoux 22 (モノプッシャーの2カウンター/1930年代製)
・ビーバレル   →SEA-GULL ST19 (通称「中華茄子」)
精度的にはCal.39-31が一番です。Cal.582も結構いいなぁ。

焦りは禁物。

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今日の時計はLes Genevesの三針スモセコモデル。
かなりブレゲ風味ですが、質感は…という感じです。それも好きですが。ムーブは最後に。

さて、今日もかなり慌しい一日でした。
朝から番組の編集や納品が沢山あり、更に来週収録の番組の台本打ち合わせ。
午後からは溜池のスタジオで収録だったのですが、今回は収録以外にも
出演者インタビューやら撮影やらも入ってアタフタ。
更にその途中で週末のイベントの連絡を受け、対処を検討したり体制を作ったり。
結局夜までバタバタしておりました。
で、そろそろ終わりかな…と思っていたら、今度は夕方に納品した
番組データに不具合が発覚!
急いで編集をしていたので、問題を見落していたんですね。
これはイカん!と先程まで再編集をしておりました。
仕事が立て込んでいる時に不測の事態が起きると、結構テンパってしまうのですが
こんな時ほど焦りは禁物。いったん落ち着いて、冷静な頭で、作業の優先順位と
それぞれの効率的で的確な対処法を検討してから行動に移さないといけませんね。
焦ってしまうと、却って遠回りしたり、凡ミスが増えてしまいます。
今日は途中で、その辺を忘れかけていました。反省反省。
新スタッフのM嬢への引継ぎが完了すれば、だいぶん仕事が整理できるはずなので
あと少しの辛抱。そこから新しい仕事をガンガン掘り起こさなければいけません。
明日からもがんばるぞー!
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で、Les Genevesの裏側。ムーブは7001です。
コート・ド・ジュネーブがちょっとぼけ気味。この時計の記事はこちらです。

確かに。

際限なく増え続ける新メディア。
特にアナログの地上波テレビ放送が終了した後、空いたVHF帯域では
様々なマルチメディア放送サービスが計画されていますね。
デジタルラジオ放送も然り。
で、それに対してこんなコラムを見つけまして。
アナログ跡地の「携帯向けマルチメディア放送」は誰が何に使う?(IT-PLUS)
筆者のご見解に、ある部分で非常に納得した訳です。
僕はラジオ局員であった頃から、デジタルラジオ反対派です。
メディアばかり増やしても、肝心のパイ(需要人口)が増えなきゃ意味がないので。
1940年代後半から70年代の、民間AMラジオ放送、テレビジョン、FMラジオ放送。
そして1980年代のCATV、衛星放送、1990年代後半からのインターネット。
もうこれでお腹いっぱいじゃないでしょうか。
しかもその陰には、CAPTAINとかモバHO!とかBSデジタルとか衛星デジタルラジオとか
死屍累々たる「新メディア」もありましたよね。
超高額の資本投下に対して、利益どころか回収すらままならぬまま消え去ったメディアを
振り返ると、そこに共通するのは「理屈でメディアの魅力を打ち出そうとした」こと。
この新メディアがあれば、どこでも高音質&高画質のコンテンツや文字情報を…なんて
リロセイゼンとメディアの魅力を打ち出すのですが、それじゃ辛いと思うのです。
始めにコンテンツから入らなきゃ。そして、そのコンテンツの魅力を最大限引き出せるのは
このメディア、みたいな順番で訴求するべきだと思うのです。
ハコ(メディア)を作れば商売になる…そんな甘い時代では無いと思うのです。
まずは、足元の本業を頑張りましょうよ。不景気ですし。
特にラジオ業界については、まずラジオ自体の復権を目指してから、違う領域を
目指して欲しいな、と強く思います。
ラジオ復権なんて無理だよー、とのたまう御関係者もいらっしゃるかもしれませんが
iPodにFMチューナーが付いたのには、ちゃんとラジオに価値があるからですよね。
検索をしなければ、或いは誰かからその存在を教えてもらえなければ、新しい音楽に
辿りつけない…というネットでの音楽流通の最大の弱点に対する解答を、ラジオは持っている筈です。
ラジオなら、音楽との偶然の出会いを演出できるんです。
僕がかつてラジオでJUDAS PRIESTやACCEPTに出会い、メタル人生(笑)を送ったように。
ラジオは、人生の岐路(大袈裟ですが)すら演出できるメディアなのです。
ラジオが楽しいから、もっとそれを楽しみたいから。
そんな声に応える為にデジタルラジオがスタートする…。
そんなステップを踏んで欲しいし、そんな姿勢で日々の番組創りを頑張ろうと思います。
ラジオはオールドファッションではありません。
ラジオで働く人がオールドファッションになりかけているのではと思います。
業界のみなさん、頑張りましょう!
【21:50追記。】
忘れてた!グラスヒュッテのムーブ(Cal.39-31)の写真撮ってみました。

cai39-31.JPG

今回、やっとまともに撮れたと思うんですが、これでも見えにくいですね…。
凄く綺麗なのですが(特に地盤が。)
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ちなみに表はこんな感じです。