ちょいとオススメのWebラジオ2つ。

さて、ワタクシは家でも会社でもよくWebラジオを聴いています。
仕事中BGMは欲しいのだけれど、適当なCDがなかったり、HDDプレイヤーを忘れたり
或いは地上波ラジオが今ひとつ面白くないとき(アタタ・・・)。
ブラウザ上で聴けるWebラジオは丁度よかったりするのです。
普段は、Hawaiian105・KINE(ホノルルのFM局)のオンラインストリーミングを聴くのですが、
これ、残念なことに音が悪い。ライブ感はあるのですが20kbpsじゃね・・・。
で、最近お気に入りのWebラジオを2つご紹介します。
・RAKI RAKI beach Radio
何故か京都のWeb制作会社がやっているWebラジオ。明らかに趣味だな、これ(笑)
このWebラジオの素晴らしいところは、コンテンツがたったひとつな所。
それはズバリ「波の音」。
まるでセント・ギガ(後継のWINJはいよいよダメなようですね)のように、環境音だけで―
しかも本当に波の音だけ、というのは一見退屈ですが、実は非常にリラックスして聴ける。
これはWebラジオだからこそ提供できる、コストパフォーマンスが高いコンテンツですな。
僕も今度ハワイに行ったら、波の音というより「ビーチの音」を録って流そうかしらん。
ライツも関係ないし、こりゃいいよね。
・Mountain Apple Co.-Traditional/Contemporary Hawaiian
「またハワイアンかよ!」と云うことナカレ。ホントにいいんだってば・・・。
これは、オアフのレコードレーベル・Mountain Appleがプロモーション目的で流している
ストリーミングラジオ。音楽のみでDJは入りません。僕的にはそれがちょっと残念。
96kbpsなので、音質はKINEよりも全然良いです。ハワイアンのWebラジオじゃ一番かな。
iTunesのラジオにはハワイアンが入っていないようなので、ここをオススメします。
午後の仕事中に聴いてみて。絶対能率が上がるから・・・。
こんなラジオを聴きながら仕事をしていると、余計なストレスが溜らずいいのですが、
同時に「ハワイ行きたい・・・」ってことばかり考えてしまうのが難点。
あー、ゴールデンウイーク、もうすぐだなぁ・・・。
残念ながら、現在に至るまで大蔵省の認可が下りておりません(溜息)
ちなみに写真はノースショアで一昨年撮ったもの。
この2時間ほど前にレンタカー(クライスラー300C)を思い切りガードレールにブツけ、
モデルに笑顔がありません(笑)

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メインマニュアル完成!

さて、ここ数日慌ただしく準備しているiTSCOMのオーディション。
先程、やっとメインマニュアルの第0稿が完成しました。やったー!
これを基に、明日から月曜日にかけてサブマニュアルや諸々の書類を作成します。
とりあえず最初の山場です。
出来あがったマニュアル類を月曜日にiTSCOMに納品すれば、次は具体的準備。
複数ある現場の下見や、オールスタッフミーティングなどをこなしていく形になります。
大変だったり、心配だったりな部分もありますが、楽しむ気持ちを忘れずに
スタッフ一同頑張っていきたいと思います。
請うご期待!
<余談>
明日放送のFM Salusの番組。
本日の夕方に、編集が済んだ完パケ素材を局に納品していないことに気づき、大慌てで電話。
そしたら、「明日の14時以降に納品してくださいねー」とのこと。
え゛!? オンエアって当日の19時ですよ。
意外とのんびりなのね…。

おかげ様でちょいと忙しいです。

考えてみれば、こんなにありがたい話はない訳で。
先日のエントリーにも書いた通り、iTSCOMからオーディションの企画制作について
初受注を頂いたのですが、これが立ち上げまで全然日がない訳です。
今週金曜日(明日か。)には見積もり提出。月曜日にはマニュアル類の一括納品です。
今回のオーディションは比較的小規模なのですが、それでも…。
・実施計画書(全体マニュアル。これが一番大変。プロジェクトの辞書のようなもの。)
・電話応対マニュアル(事務局だけでなく、クライアント企業にも渡しておく。)
・エントリーシート原稿
・応募要項原稿
・個人情報保護規定確認書
とりあえずこれだけあります。更にこれ以降になると・・・。
・1次審査マニュアル(3回分)
・2次審査マニュアル(3回分)
・ショーケースライブイベントマニュアル(3回分)
・最終審査会マニュアル
・・・が必要。書いてるだけでユーウツになるなぁ(苦笑)
でも折角頂いたお仕事だもの。一所懸命頑張ります。
因みに社内的には、このプロジェクトのキャッシュバランス表を作らなきゃいけない。
一年に及ぶ長期プロジェクトで、かつ金額もそれなりなので、請求日程・入金日程と
予算執行のタイミングをきちんと併せなければ、社のキャッシュフローが圧迫される訳です。
2種類のシミュレーションを行って比較検討。こんなことやったことないので大変です。
ある意味興味深いんですけどね。
そんな作業を進めつつ、その他にもラジオ番組の企画依頼が2件来ておりまして
これも大変ありがたくアタマを捻っております。ネタが出ない・・・(汗)
1件はTOKYO FM時代に一緒に全国キャンペーンを立ち上げた、HのF氏のお仕事。
局を辞めても、こんな風にお仕事を頂けるのはありがたいなぁ。
明日の17時に最終版企画書を提出して打合せ。なのにまだ一行も書いてません。ヤバいョ。
更には、転職の挨拶をしに行っただけのI商事のSさん(かつてのお客)も、
僕の顔を見るなり「あのさ、相談があるんだけどさ・・・」と早速お仕事の依頼。
どっちも決まるといいな。頑張らなくちゃ。
昨日で入社から1ヶ月が経ちましたが、おかげ様で大変忙しくさせて頂いております。
本当にありがたい限りです。
しっかり決められるように、きっちり取り組みます!(早く企画考えなくちゃ)

初受注っ!!

我がエアフレイム・コンテンツアライアンス部は、その下に2つのグループ(課)があります。
現在自主開発を進めているコンテンツ配信システムの構築とコンテンツ制作を行う課と、
クライアント企業のプロジェクトや企画の受託、上記システムのB to Bセールスを行う課。
一つの部で、空中戦(メディア事業・コンテンツ事業)と地上戦(イベント・SP事業等)を
同時にこなし、且つ社の営業部に頼らず自分達でセールスも出来る、という贅沢な部に
なろうと考え、編成したのです。
結果、我が事業部のスタッフには非常に高いスキルを要求してしまっていますが、
みんな本当に頑張ってくれています。みんな本当に素晴らしいスタッフです。
それ故に、担当役員として早く「稼げる事業部」として組織を機能させ、スタッフの
モチベーションを高く維持しようと思っているのですが、これがなかなか上手く行かない。
確かに就任して1ヶ月足らずで、しかも開発さえ出来ていないのに稼げるわけはないし、
それは社も十分理解してくれているのですが、僕自身が納得いかない&プレッシャー。
僕は自身の企画で事業部を立ち上げ、その経営責任を負っているわけですから
一日でも早く結果を出したかったのです。なので、自分自身で毎日プレゼンの日々なのです。
んで、本日はプレゼン2件。
最初に行った某超大手電機メーカーの宣伝部では、コンテンツ配信システムへの広告出稿の
提案に行きました。理論構築には自信があったんですがね。全然ダメでした。
所詮立ち上がってさえいないニューメディアなんて、鼻にも掛けて貰えないのか・・・と
久々にメゲました。このままNGプレを量産する日々なのか、と弱気になりました。
しかし、2件目のプレゼン。なんとプレゼン先はFM Salusの親会社のiTSCOM
SalusのDJオーディションの際、僕の経歴を見て覚えてくれていた編成部長のNさんが、
iTSCOMが川崎市と立ち上げるオーディションイベントの件で先日相談をくれたのです。
一年掛けてオーディションイベントを展開しなければならないが、ノウハウもスタッフも
居ないので、Takさんの会社からご提案を頂けないか、というもの。
正直、DJ(しかもド新人)にオーダーしてくれる訳はないよなぁ、と弱気を引きずりながらも
たまプラーザの本社でiTSCOMの偉い人たちにプレゼンを行いました。
すっごく簡単にプレゼンを説明すると、「オーディションなら何でも出来ますよ。」って感じ。
伊達にLOCK ON ROCKで鍛えてはいません。
結果はなんと即日内定!!!!
しかも、その時点では受注金額は「明日中にご連絡差し上げます」だったのが
1時間半後にはもう金額提示。僕らがフルサービスを提供できる金額でした!
1回のプレゼンで、CA部初のプロジェクト業務が、しかも一年契約で決定したのです。
もうね、嬉しいとかそんなレベルじゃない。泣き出したいほど嬉しかったです。
これまで不安だった分、昼間のプレゼンが失敗だった分、余計に余計に嬉しかったです。
これで、CA部は遂に「お金を産む組織」として産声を上げることが出来たのです。
本当に、iTSCOMやSalusのN部長には、どれだけ感謝しても足りません。
初受注のお仕事。心をこめて、一生忘れられない素晴らしいものを創ります!!!!!
実は、内定を頂いて金額提示を頂くまでの間は、FM Salusのスタジオで
今週オンエアの番組の収録&編集をしていたのですが、気が気ではありませんでした。
結果を聴いた後は、驚くほど順調に編集も終了。がっつり準備に入れました。
まだまだCA部はスタートしたばかり、旗を振る僕自身未熟なボードではありますが
スタッフも、会社も、顧客も、そして自分自身もこの仕事に関わったことを喜べるように
一所懸命・一生懸命頑張ります。
今日は祝杯あげるぞー!!!!!!!!
(今回のプレゼンで、目黒であってたパーティに出席し損ねたし・・・。)

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それは馬鹿なのか、狂気なのか、それ以外なのか。

まぁ、日本列島だけで1億人以上の人間がいるんだから、
その中にはとんでもなく利口な人も居れば、想像を絶するバカがいても間違いじゃないが。
昨年、長野は諏訪湖周辺で9件の放火を繰り返した「くまぇり」こと平田某。
逮捕の当日にお巡りさん引き連れてSPA!の素人グラビアの撮影に来てみたり(その後逮捕)、
留置場で自殺未遂図ったり。
或いはそのSPA!の撮影に、二の腕に刺青を入れたまま来てみたり、
グラビアアイドル志望にも関わらず、自身のブログでヌード写真を撒き散らかしてみたり、
風俗嬢だったことや整形暦を書いてしまう。
自己の律し方に著しく難がある人間だな、と思っていたら、
本日出た地裁判決(懲役10年。求刑は同13年。)の約3週間前に、雑誌「創」に獄中手記を寄せたらしい。
その文面を未だ全て見た訳ではないが、この記事この記事を読むにつけ、このバカは
尋常ならざるレベルに達しているなと思った。
曰く
「『あなたにたいほ状が出てます』と言われたときは天と地が逆さになりました。」
「SPA!はまだ見てないんですよ。自分ののっているざっしやしんぶんも一回も見たことないんです。」
「自分のわがままでこんなことになってしまった」
「一番楽しみたい20代を刑務所で過ごさないといけない。なんかもう気がぬけて
 人生おわったと思っています。本当人生おわりです」
・・・アタマ痛い。
自分の目標と、そこに到る為の手段が全く乖離している。
また、自分が自身の意志で行ったこととそれによって得た結果への評価も乖離している。
アイドルになりたい→だからブログ。までは理解できるのだが、
一般的に考えて刺青や風俗や整形は、例え其れが事実であっても露出すべき情報じゃない。
ましてや、自分でハダカを撮影してブログに載せる、という行為に至っては、
彼女は一体アイドルをどんな仕事として認識していたのかさえ判らなくなってしまう。
もし彼女が獄中で夏川純の年齢詐称の騒ぎを知ったら、どのように受け止めるのだろう?
また、放火にしても同じこと。
仮にこれが自己顕示欲の発露(火事情報をブログに載せる→注目を集める)だったとして、
それがWeb上での訴求力を高めるものではない、という一見当たり前の事実さえ
おそらく彼女は認識できていなかったであろうことも類推される。
最後に、獄中から発したメッセージの中味。
何故、放火という行為の起因点を「わがまま」と表現できるのか。
何故、逮捕状を青天の霹靂のごとく感じてしまうのか。
何故、逮捕されたその直前に撮影された雑誌のグラビア(?)に興味が持てるのか。
そして、何故自身の行為に起因する報いに対して「一番楽しみたい20代」「人生終わり」等と
被害者のような視点で表現できるのか。
人間社会を「自己」・「他者」・「行為」・「結果」という軸で構成される空間と考えた場合、
彼女はその空間識が完全に混乱している。
いや、理解できていないと考えた方が正しいだろうか。
例えば、大教大付属池田小学校で大量殺人を起こした宅間某は、その凶悪性や死刑執行を望む
異常性から常軌を逸した精神性の持ち主であることは間違いないが、
その彼にしたって、自身が社会不適合者であるとの認識があったことが推測できるし、
「自分を不適合としている社会に対する復讐行為」として、最後の凶行に及んでいる。
異常な自己中心性を踏まえても、社会における空間識は持っていたと考えられるのだ。
(もちろんこの場合の空間識は、彼の行為を肯定するものでは一切ない。)
例え行為が犯罪であったとしても、それが人間の行為である以上、
(そこに至る精神性は別として)因果関係は類推できる、と僕は考えていた。
ところが、この21歳のアイドル志望には、その類推が成立しないところに恐怖を感じる。
これは単なる馬鹿なのか、或いは狂気なのか。
そのいずれにも属さないメンタリティなのか。
この事件は、個人と社会の契約(倫理以前のものとしての)が崩壊していることを
示唆するものなのかもしれない。
これって、考えたら物凄く怖いことじゃないのかな。
もうちょっと考えてみたいと思う。

映画「フラガール」を観た。

本日はFM Salusで番組収録。
第2回ということで若干落ち着いて作業できたものの、必要なCDを忘れてしまった・・・。
アホですな。今週中にもう一回スタジオに行かなきゃ。はぁ。
で、たまプラーザのスタジオからの帰り道、昨日に引き続きTSUTAYAへ。
昨日借りられなかった「フラガール」をゲットして観てみました。
常磐ハワイアンセンター(現スパリゾート・ハワイアンズ)の誕生秘話ですな。

フラガールスタンダード・エディション
ハピネット・ピクチャーズ (2007/03/16)
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やっぱアレだね。映画にはカタルシスがなくちゃいけない。この映画は非常に楽しめました。
僕らが生まれるちょっと前に、閉山が現実としてのしかかる東北の街で起こった実話。
昭和40年の東北で、普通の女の子達がフラダンスで身を立てるというのは、技術的な側面より
街の目(特に炭住が彼女達のコミュニティだっただろう)や家族の理解(ヤマの男達・女達)との
戦いこそが最大の難関であったことは想像に難くないし、映画でもそこをしっかり描いている。
ヒロイン・谷川紀美子(蒼井優)をフラダンスの世界に引き込んだ親友・木村早苗(徳永えり)が
ヤマでの仕事を失った父や家族と夕張に去り、フラを諦める辺りは当時はかなりリアリティの
ある現実だっただろう。
また、彼女達を教える為―実態としては「都落ち」そのものだったとしてもーいわきまで来た
ダンサー・平山まどか(松雪泰子)も、SKD(松竹歌劇団)の舞台を踏んでいた華やかな
過去から決別し、この街の・この娘達と生きていく決意を得るまでに、様々な苦難(これも
殆どが「街の目」だったろう)を乗り越える必要があっただろう。
ただその重い現実も、フラダンス(実際にはポリネシアンダンスが目立ったけど)という
舞踏形態が持つ、華やかな印象によって息苦しさを感じさせない。
その上で、最後に彼女達が吹き替えなしで見せるダンスの妙技に、心からの感動を持つことが
できた。いいなぁ、コレ。
映画自体の演出技法としては、「ウオーターボーイズ」や「スイングガールズ」といった
一連のアルタミラ・ピクチャーズのヒット作のそれを踏襲している感は否めないけど、
今の子達のそれではなく、約40年前の炭鉱という貧しさと苦しみの舞台で展開することで、
ラストへの大きなカタルシスを堪能することができる。
また、この逸話が実話ベースであることが更に感動を呼び起こしてくれる。
久々に楽しくて、感動できる映画でした。
これはちょっと観ておいた方がいいよ。松雪泰子と蒼井優も非常に良かったです。
スパリゾート・ハワイアンズ、行ってみたいなぁ。

映画「地下鉄に乗って」レビュー。

当初予定されていた役員合宿が来週に延期になり、ヒマになった週末。
(せっかく筑波の体験走行会諦めて、会社の若いアンちゃんに権利譲ったのに・・・)
仕方がないので、先日読み返した「地下鉄に乗って」の映画版DVDを借りてきて観た。

地下鉄(メトロ)に乗って THXスタンダード・エディション
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もとより「鉄道員(ぽっぽや)」の時に失望していたので、期待はしていなかったが
それにしたって今回の映画も酷すぎた。
原作は3時間もあれば読めてしまう小品だが、浅田次郎一流の巧みなプロットが
随所に配されており、読者はそのプロットが一気に集約されるクライマックスに向かって
ぐいぐい引き込まれるのが特徴。
ところが、映画では主に時間的な制約により、そのプロットを一部省かなければならない。
この制約が、浅田次郎の原作を非常に陳腐な映像にしてしまっている。
これから原作・映画版を観る方もいるだろうから詳細は省くが、これだけは云いたい!
・そもそも、原作において「父を赦す」真次の心境は存在しないし、必要も無い。
・飽くまで大事なのは、みち子の余りに切ない想いに最後に気付くことのなのに・・・。
・東京メトロの特別協力を仰いだからとは云え、昭一の死因を変えてしまったのはあんまり。
・結果、母親の位置付けや重みが一切無くなり、真次の女房も只の端役になっちゃった。
・駅の出口が現在と過去を結ぶゲートウェイなのに、そのポイントが全くボケている。
・圭三はカッコよくちゃダメ。飽くまで「逃げ遅れ」の弱さと優しさが必要。
・大正期の銀座のシーンを省いたことにより、佐吉の地下鉄へのこだわりが全く見えなくなった。
他にも云いたいことは沢山あるが、最も酷かったのは最後のバー・アムールのシーン。
佐吉の「俺は何てことをしてしまったんだ」という台詞は許せない。あれは原作の
「俺が何をしたっていうんだ」という言葉の裏にある、逃れえぬ悔悟をしっかり見せて欲しかった。
あと、何で銀座のPXでカメラを買うシーンが砂糖を買う話になったんだろうなぁ。
和光やライカなどの具体的な企業名がまずかったのかなぁ。それとも米軍の脱走兵かなぁ。
(今思ったけど、映画撮影中にジェンキンス氏のことがあったのかしらん?)
あそこでお時が真次の「何か」に気付くっていう良いシーンがあるんだがなぁ。
みち子役の岡本綾の好演と、Salyuが歌う主題歌「プラットフォーム」の出来が良いだけに
脚本の拙さが非常に残念。映画化が難しい浅田作品とは言えど、もう少し何とかしようが
あったのじゃないだろうか。
もしプロデューサーが原作を本当に好きであったのならば、こんな作品にはならなかったと思う。
なーんか不真面目なんだよなぁ。。。
【追伸】
今日から、FM Salusで番組が始まりました。
家で聴いたんだけど、凄いヘンな気分でした…。

ハワイ病が重篤になって参りました。

毎年暖かくなってくると、ハワイ病の症状が酷くなってくる。
毎日通勤時にハワイっぽい曲(ハワイアンじゃなくても可。フィーリングの問題。)ばかり
聴くようになったり、仕事中や家でPCに向かっている時にホノルルのHawaiian105FM・KINE
オンライン放送をずーっと流していたり、ハッ!と気付くとエイビーロードでツアーを探してたり。
しかも今日は、向こうで朝飯の時に飲んでたHawaiian Sunのグァバネクターを買っちゃった。ケースで…。
ま、普段毎朝愛飲しているリポビタンDよりは健康的だろうということで。

(冷やすと大変美味しゅうございます。購入ご希望の方は画像をクリック。)
こうなると、少なくとも実際にハワイ行きの予約が完了するまで、ずっと微熱のように
ハワイに行きたい気分が続いてしまう。んで、時々発作が起きる。
Duke’sでコーヒー飲みたい!とか、ターキーのサンドイッチ食べながら朝の海を見たい!とか。
あと、ABCストアでマット型の浮き輪買って、ひたすら海に浮いていたい!とか。
あ、あとあとJack In The Boxでデカいだけでちっとも美味しくないハンバーガー食べたい!
(考えたらこれはハワイじゃなくてもいいのか。)
何と言っても、コナ・ウインドに吹かれてダラダラ散歩したい。それだけで幸せ。
あの風には、人の心と体を浄化する作用があると僕は思っている(本気)。
あれだけ太陽が元気で、風が爽やかで、海が綺麗で、且つ都市生活の利便性を持った街は
他にないよねぇ。あー行きたい行きたい行きたい行きたい。
ちなみにゴールデンウイークのツアー料金調べたら、殺人的に高かったです。ちきしょー!
結局、7月位まではこの微熱に浮かされそうです・・・。
因みに、僕は渚のオールスターズの”Be My Venus”を聴くと、ハワイ病が発症します。
古い曲だけど、ハッピーになれるよ!

本日の雑感。

<久しぶりに小説を読む。>
子供の頃はあんなに小説(或いは物語)が好きだったのに、社会人になって読まなくなった。
フィクションが面白いと思えなくなったのは何でだろう?
一応自分では、小説より自分の人生の方が面白いと感じてるのでは、と分析してるのだけれど。
だけど、浅田次郎の一連の著作にはどハマリ。特に「地下鉄に乗って」は最高。
もう何回目か判らないけど、またぞろ再読し始めた。

地下鉄(メトロ)に乗って
地下鉄(メトロ)に乗って

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浅田 次郎
講談社 (1999/12)
売り上げランキング: 10123

初めてこれを読んだ時、ラストシーンを通勤途上の半蔵門線の車中で読んでいた。
そして、全てのプロットが交差するクライマックスに達したのが・・・永田町駅。
そう、物語のプロローグの舞台になった場所。
物凄く混雑する車中で、ぼろぼろ涙が出た。浅田次郎は人を泣かせる天才だと思う。
ちなみに、椿山課長の七日間も超オススメ。
但し電車の中で読むのは止めておいた方がいい。
<突然消えるスター。>
今日会社で、隣に座っている副社長が沢田研二のベスト盤を聴いていた。
それを聴きながら思ったんだけど、沢田研二ってあれ程一世を風靡したのに、ある日突然
見なくなった、聴かなくなった気がしませんか?
当時の沢田研二の社会的影響力やディスコグラフィ、年齢やキャリアを考えたら、
大ヒットは飛ばせなくても安定した活動が出来ただろうに。
で、今日通勤中に元RATTのギタリスト・ウォーレン・デ・マルティーニ
ソロファーストシングル「Surf’s Up!」を聴いていたんだけど、このRATTやウォーレンも
沢田研二同様、突然失速しちゃったクチ。
80年代中期のヘヴィ・メタルが市民権を得た環境下で、ある意味ボン・ジョヴィよりも
一般受けする可能性があったのがこのRATTだったし、そのリードギタリストである
ウォーレンも物凄い知名度を持っていたのに、気付いたら全く見かけなくなってしまった。
実際、僕が聴いていた「Surf’s Up!」も95年の作品なのに廃盤。Amazonはおろか、検索しても
殆ど記事が出てこない。
沢田研二とRATTじゃ、消え去った理由は違うだろうけど(本人の意思も含めて)、
げに恐ろしきは世の流行りなり。忘れ去られるのってなんかイヤだね。
明日は経営会議。ちょっと重い案件があるので、気乗りしないな。頑張ろう!

昨日のいろいろ。

<入学式に行ってきた>
昨日は早起きして、今年2回目のネクタイを締めて渋谷のduoへ。
大事なパートナーであるESPグループの音楽専門学校・MI JAPANの入学式に
来賓で招かれ、新入学生の皆さんに能書きを垂れてきました。
これから、MI JAPANで240名がミュージシャンを目指して頑張ります。
彼らにもチャンスを提供することが出来るように。音楽を生業とすることの楽しみと苦しみを共に
アドバイスすることができるように、僕も頑張らなきゃと思います。
ただ、学校で学んでミュージシャンになる、というスキームは
僕らの時代にはあんまり無かったですよね。時代は変わるもんだ…。
<ちょいとセレブな飲み>
んで、夜はONPOOの佐藤社長と、日テレのKさんというTFMの先輩&いずれも転職組で食事。
それぞれ仲良しなものの、この組み合わせで飲むのは初めてでした。ちょっと意外。
我がエアフレイムから150メートルくらしか離れていない、Legatoに集合。
初めて行ったのですが、こんなにセレブなお店がこんなに近所にあるなんて…。
対比したらなんだか悲しくなっちゃうじゃんかー!ヽ(`Д´)ノ
ビルの最上階(15階)から眺める東京の夜景も美しく、エレガントに個室で食事。
メニューには「Welcome to Mr.K」(Kさんがお店を予約したの。)と刷り込まれ、メニューには必ず
「北海道産~」・「駿河湾産?」・「シチリア産?」なんて具合に産地が入っており、非常に美味。
なんだか世界征服したような気分になれますな(笑)
佐藤社長・Kさん、共にTFMを出て、新しい領域で頑張っていらっしゃるのですが、とても年上とは
思えない溌剌さ、パワフルさが印象的でした。
にも拘らず、年長者ならではのありがたいお教えも沢山頂いて、感激・感心することしきり。
1年後・2年後に、僕もお二人のようになれるのかなぁ、と思いつつ
いや、ならねばならんのだ!と思いなしました。頑張るぞ!
2軒目は僕がよく行くAmebarへ。
ここは渋谷では珍しく、いつもお客が少ない&静かに飲めるBar。
終電なんて完全に忘れて、延々と飲み・話しました。たのしかったー!
仕事の話も、思い出話も、馬鹿話も全部楽しい飲み会は大好きです。
佐藤社長・Kさん、また一緒にご飯行きましょうね。
<本日のお買いもの>
んで、タクシーで帰宅したら、Amazonからメール便。
先日イキオイで買っちゃった、C-C-Bのベスト盤が届いていました。

プライムセレクション C-C-B
C-C-B 松本隆 船山基紀 大谷和夫 関口誠人
ユニバーサルJ (2006/01/18)
売り上げランキング: 31577

いやね、決して懐古趣味だけで買ったんじゃないんですよ。
たまたまYoutubeで80年代の懐かしいアーティスト達を見ていて、C-C-Bだけが
懐かしいっていうよりも、新鮮でポップな感じがしたんですよ。今に通用するポップネス。
このアルバム、確かに今聴くと辛い曲があったり、ミックスが異常にチープだったりするんだけど、
「不自然な君が好き」のイントロとか、凄いモダンな感じがするんですよね。
ちょっとお勧めです。こういうのを温故知新っていうのかな?(たぶん違う。)